2019年12月 5日 (木)

奈良の答え合わせ

さて、昨日の答え合わせです。
 
なんて、自分にもあなたにも決まった答えなんてないんだけどね。
感じたことがすべて。
それが正解。
 
 
ただ、この日は何かふと 「これまで見えてなかったものを見る」 ということを少しだけ意識してみたいな、という気分で散策を始めました。
 
 
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この日は何だかくつろぎモードの鹿が多かった気がするなぁ…
気候的にも程良かったのかもね。
 
そして、期せずして抜群の紅葉シーズンでした。
 
 
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東大寺の鹿さんもまったりムード。
 
 
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おなじみ、「石段の途中」 も見事な色彩。
季節ごとに様々な色で迎えてくれるのは嬉しいね。
 
 
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石段を登った先には…
鹿さんがお出迎えしてくれてました。
法華堂 (三月堂)
 
 
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三昧堂 (四月堂)
東大寺境内においては比較的新しいお堂で平安時代の建立。
もちろん数えきれないほど訪れているけれど、堂内を拝観させてもらったのは実は今回が初めて。
(なんで今まで入らなかったんだろう… 散歩のコースとして日常的すぎたか…)
 
元々は脚が短く独特の姿の千手観音菩薩立像がご本尊だったそうだが、東大寺ミュージアムに移されたため、現在は二月堂から十一面観音像が招き置かれている。
 
…って、あの白洲正子のエッセイで読んで一度拝見させていただきたいと思っていた、かつて二月堂の秘仏だった十一面観音様!?
 
そして、こちらもかつて本尊として祀られていたとされる普賢菩薩像など、本当に見事な仏像が、決して大きくない堂宇に多数安置されている。
 
拝観は無料。
拝見しない手はない。
 
 
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そして、おなじみの東大寺二月堂。
こちらに登る前に今日は…
 
 
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二月堂に登る石段の横にあるのが、龍王之瀧
 
 
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その落つる水をずっと見守り続けるかのような、不動明王様。
 
 
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法華堂 (三月堂) の側面の幾何学的な美しさに一瞬心を奪われる。
 
 
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二月堂のさらに奥にある、東大寺不動堂へ。
 
 
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こちらのお地蔵様たちがひときわキュートで惹かれるのだ。
 
 
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その不動堂のすぐ横におられる石造りの十一面観世音菩薩像がこれまた美しいお顔をされている。
 
 
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このあたりは石仏群が並んでいるのだが、ほんの少し山手の段を導かれるままに登ってみると…
 
 
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おぉ… こんなところに庚申さん。
 
 
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もうそのあたりを振り返ると、二月堂のすぐ裏手にある飯道神社
そこから二月堂越しに見る奈良盆地の景色は… 筆舌に尽くしがたい美しさでした……


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二月堂の石段の最後のところで…
石切の阪本さん
またお会いしましたね。

 
 
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二月堂の舞台と逆の裏手の方にも仏様はおられます。
 
 
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ここはいつも特別な気持ちで歩を進められる場所。
 
 
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おなじみ、二月堂の舞台から望める我が奈良の景色。
 
 
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参拝客の休憩所である二月堂茶所も見事な色彩に包まれている。
 
 
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そのすぐ横の石段を更に登れば…
 
 
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山手観音堂
銀杏に彩られた手水舎の甍が見事。
 
 
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振り返れば、二月堂の屋根を上から見下ろすことができる。
何とも言えぬ、贅沢感。
そして、本当に美しい日本的な美を感じる。
 
 
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二月堂脇の登廊を下ると…
 
 
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下りきったこちらにいらっしゃったのは毘沙門天様でしたか。
すいません、いつも素通りして。
 
 
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この毘沙門天堂の反対側にまわると、こちらにおられるのは鬼子母神様。
 
 
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二月堂の正面、良弁杉のお隣の興成神社
 
 
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法華堂 (三月堂) の向こう、手向山八幡宮に手前に祀られている龍神様。
 
 
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この感じ… 弁財天様のような… って思ってたら、やっぱりそういう説もあるみたいね。
 
 
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そして、手向山八幡宮ではもう… 言葉にできないほど紅葉が美しく見事でした。
 
 
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手向山八幡宮さんのデザインセンスは尋常ではない。
 
 
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菅公こと、菅原道真が腰掛けたという石。
学問の神様であり、また天神としてその祟りを怖れられ日本各地に天満宮を建たせるに至った存在。
そんな人物が実在して、ここに座っていたという事実があるならば、それ以上の興奮を見出せるだろうか。
いや、ない。
 
 
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こちらの神楽所の深い歴史による色合いの美しさにはいつも本当に言葉を失う。
表から見ても裏から見てもたまらない。
もうたまらない。
 
 
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古木の根もたまらない。
これに興奮しない人とは一緒に奈良を散策してもきっとたぶんわかり合えないから、他のアトラクションに致しましょう。
 
 
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ただひたすらに美しい…
 
 
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すぐ横の、若草山の麓の鹿たちはとても愛情深くコミュニケートしておりました。
 
しかし、山麓って文字はホント素敵よね。
山の横の林の下に、鹿がいるんだから。
 
 
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若草山麓から春日大社に抜ける道の先の階段はもう凄まじいほどの “赤” に司られておりました。
 
 
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そのすぐ先、春日大社の神域に入る所にある水谷茶屋はもう言葉にできないほど美しい紅葉。
写真撮影をしてるおそらく中韓あたりの仲睦まじいカップルの女性もとても美しかったことはお知らせしておこうと思います。
 
 
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My Cutest friend.
 
 
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春日大社境内のあちらこちらも、それはもうどこを見ても美しい色彩に満ちていました。
 
 
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そして、飛火野の景色はいつも自分の心に何かを与えてくれる。
 
 
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参道途中にある御旅所も何やら準備が始まっている。
 
 
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奈良で最も大切なお祭り (神事) であり、900年近く続いている 春日若宮おん祭り を目前に控え、御旅所や参道ではその準備が始まっている。
そもそも “お祭り” の語源はこの “おん祭り” 、つまり “御祭り” だとか。
昔から一度も途切れることなく開催されている。
 
若宮をお迎えする 「遷幸の儀」 は12月17日午前零時に始まり、翌日の午前零時になる前にお帰りになる 「還幸の儀」 までの24時間。
今でも一切の照明および写真・動画の撮影は禁止されている神聖な儀式。
古から変わらず受け継がれている独特の気高い神事。
 
その前後の行事としては15日にもちいどの商店街内にある大宿所で催される大宿所祭から、さきほどの御旅所で17日午後2時半頃から夜遅くまで行われる、神楽 (かぐら),東遊 (あずまあそび) ,田楽 (でんがく) ,細男 (せいのお) ,神楽式 (かぐらしき) ,和舞 (やまとまい) ,舞楽 (ぶがく) などの、若宮に芸能を奉納するおん祭の中心となる神事がとり行われる。
 
まさに、奈良が特別な場所であることを最も感じられる日々なのかもしれない。
 
 
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参道脇の浅茅ヶ原の木々から漏れる光が、あまりにも美しくて言葉を失ってしまった。
 
 
 
ここ最近も何となしにここで言葉を残してきたが、何か大切なものに自分が気付けそうな、そんな気はしている。
 
もう少し裸になれたらな、と。
 
 
イチ音楽家として、どう見られたいとか、どう感じて欲しいとか
もっとわかりやすく言うならば、ミュージシャンとしての評価を求めるなんて、どうでも良いことなんじゃないか、とごくごく自然に思えてきている。
 
そう、どこかで自分は、自分のやっていることを常に見て欲しかった、理解して欲しかった、つまり評価して欲しかった、のではないか、と。
 
良かれ、悪しかれ。
 
 
そんなことは何も大切なことじゃないことは、ずっと前からわかってたことだ。
 
 
ホントはきっと最初からわかってたことだ。
 
 
 
ふと、最近そのことが
 
 
改めて実感として
 
 
骨身に沁みたんだ。

 
 

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2019
        モロビ と コゾリテ
 
■12月21日(土) 大阪 雲州堂
 デ・オッシ ワンマン
  クリスマス・スペシャル
 『ディンドン・デ・オッシ』
 開場18:00 開演19:00
 終演21:30予定
 前売2500円 当日3000円(1Drink別)
 
  ご予約はコチラにて
 
※ 残席が少なくなってきております。
  ご予約は是非どうぞお早めに。
 


2020年
■1月15日(水) umeda TRAD
 デ・オッシ presents

  フィエスタ・デ・縁日 [壱]
 開場18:00 開演19:00
 前売2500円 当日3000円(Drink別)

【ライブ】
デ・オッシ
城領明子
The Alan Smithy Band

【Food】
タルタルクラブ(京都)

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2019年12月 4日 (水)

奈良からの問いかけ

奈良にいるとまた遠い町を訪れたくなる。
遠い町に行くとまた奈良が恋しくなる。
そんな循環をただひたすらにしているような気がする。
 
ツアー終わりのとある日、久々にゆっくりと奈良を散策してみようかと思っていたのだが
 
 
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こんなキャッチコピーが目に飛び込んできた。
 
何だかわかりやすすぎて、正しすぎて、何か恥ずかしさを感じてしまうのだが、なるほど観光地のコピーにとってわかりやすさは重要だ。
 
だがこれはたしかに真実で、自分もそういうことはこれまでもここに書いてきた。
奈良はただ観光地として見るだけでは本当に味わうことはできないんじゃないだろうかと思っている。
 
ふと、何かの匂いをかいで、あっ… と思うような
そんな時間がひとときでも作れたなら、また心に残るものも違うのではないかと。
それはきっとどこの町でもそうなんだろう。
 
そんな中で、奈良はどう味わえるんだろう。
 
 
というわけで、今日は言葉なくして、ただただ一緒に散策しているような形で味わってもらうことだけにしておきたいと思います。
 
答え合わせは後日にしましょう。
 
 
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お付き合いありがとう。
 
 
また明日ね。

 
 

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さて、今年はもうあと一本。
恒例のクリスマス・スペシャル・ワンマンを残すのみ。
 
いつも幸福ムードに包まれる楽しいワンマン。
デ・オッシアレンジによる特別なクリスマスソングもたっぷり。
 
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2019年12月 3日 (火)

2019年最後のおとぎばなしの夜

思えばここしばらくもずっと、どう生きていくべきか思案していたような気がする。
気がするとはこれまた実に他人事のようで奇妙に聞こえるかもしれないが、懸命に考えている、というほどのことでもないのだ。
 
迷いがあるわけではない。
かと言って、ないわけでもない。
 
 
音楽の道を離れるか。
 
 
などという選択肢はもはや自分にはないので、その中での話なのだが、その道筋にも選ぶべきものはきっとあるのだろう。
何を思案しているかというと、おそらく自分はすべてを選ぼうとしているのだが、それがどうなのかというところなのだ。
選んで得れるものなら何も問題ないのだが、それはあくまで欲しているもの、つまりは掴みたいもの、いまだ掴めていないものばかりである。
 
何に重きをおくべきか。
音楽家として、技術を追い求めるべきか、知識を追い求めるべきか、あるいはもっと感性だけを、創作だけを考えるべきなのか。
歌に三味線にギター… すべての側面においてたったひとつのものを追求する方がより凝縮された濃密なものを高みに持っていけるのではないか。
 
などという期待にも似た気持ちは、もしかしたら迷いなのかもしれない。
 
 
結論から言うと、現在のところはどれも欠かすことなく求めたい気持ちに変わりはない。
そういった想いが自分を形成しているのなら、もう少しどうなるか自分自身が見届けてみたい。
もっともっと何かに特化して秀でていれば、そこから順を追って選択していけたのかもしれないが、最初からずっと欲張り続けていたことが仇となっている。
そして、それはまた救いにもなっていることも確かだ。
 
「自分はそういう人間だから」 というもっともらしいロマンティックな言葉で自己陶酔するのは吐き気がするほど嫌なので、そういうまとめ方はしたくはないが、しかしそういった理想像を捨てるのもまた悲しいことだ。
いずれ悟りが開ける日までは自分の音楽家の端くれとしての欲望を少しずつ満たしていきたいとは思っている。
 
 
デ・オッシとしての音楽活動に関しても当然ながら思案を繰り返している。
四六時中そんなことを考えているわけにはいかないのだが、四六時中ずっと心のどこかで何かがひしめきあっていることはたしかだ。
 
もっともっとやれることはあるだろう。
それこそ無数にあるだろう。
音楽家、演奏家としての側面を一旦捨てて、ある意味もっとパフォーマーとして活動すれば状況もまた変わるのかもしれない。
それはつまり重きを置くのはどちらか、ということなのだが、このふたつはミュージシャンとして本来どちらも必要なことでもあるにもかかわらず、それを両方成立させることは非常に困難なことなのだ。
 
 
そんな中、気にかけてくださる方の一言に背中を押されることもある。
今日もそれで随分と長文のメッセージをお返しした。
いやそれはもう、嫌がらせかというくらいの長文だったが、そういうお気持ちには何かしっかりと応えたいのだ。
 
結局、自分たちは自身が求めるものを追い続けるしかないのだが、誰かが時々でも、たとえささやかでも、こんな存在に必要性を感じてくれるからこそ精進しようと思うし、迷い悩めるのだ。
自分の欲だけなら、とっくの昔に逃げ出しているかもしれない。
 
 
さて。
 
 
昨日の続きを書こうとしただけだ。
 
 
なのに、何故だ。
軽い前置きのはずが、すっかり長く、しかもちょいとばかしディープな感じになっているではないか。
 
 
ということで、強引に話を遠征の続きに持っていきたいと思う。
 
 
名古屋 Bar Strega での幸福なワンマンを終えて、向かったのは静岡
 
 
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いつも書いているが、静岡は本当に気持ちがいい。
何がそう思わせるのかわからないが、いつもとても清々しくて、何か好意的に迎え入れてもらえているような錯覚をおぼえてしまうくらいに心地が良いのだ。
 
 
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おなじみ、UHUの近くのこの青葉シンボルロードは夜になるとまたムーディに様変わりする。
 
 
この日は我々が大切にしている 丸山研二郎&原口朋丈 との 「おとぎばなしの夜」。
もはやどこかライフワークのひとつのようにもなりつつある。
 
 
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丸山研二郎と我々で始めたこの 「おとぎばなし」シリーズも今回で第十三夜を数えることとなった。
途中から原口君というこれまた自然発生的に登場した素晴らしき仲間も加わり、その喜びはどんどん増していっている。
 
 
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本当にありがたいことに、満員御礼。
丸山研二郎&原口朋丈が地元静岡で活躍し支持されていることはもちろん、ここで共に培ってきたものの価値も感じるし、またこの日も遠路はるばる足を運んでくれた方々が多数おられたことにも心から感謝。
 
愛する静岡で、敬愛する仲間たちと、こうして大切にしている時間を全うできることは言葉に言い尽くせない喜びがある。
 
 
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最後のセッションはそれぞれの音を、息吹をじっくり感じながら、気持ちを込めて演奏することができた。
この四人ならではの安心感、信頼、そしてそこから新たに生み出したくなるスリリング感。
 
 
まだまだ完成などには程遠いのだが、こうして回数を重ねてきたことである種のまとまりのようなものが見えてきてはいた。
もちろんそれがないと話にならないのだが、そうなると今度は予定調和な感じが仇となってくる。
この夜はとても素晴らしい時間を共にさせていただけた。
しかし、このまま冷凍保存して安易に次を迎えるようなことがあったら、きっとその味は間違いなく落ちていることだろう。
 
 
そんなことを言葉を交わす前にお互い感じ合えていることこそが、この四人でやっていることの価値であり、魅力であるのだ。
そして敬愛し続けられる大きな要因なのである。
 
 
第十四夜があるならば、きっと楽しんでもらえるだろう。
変わらず良かった、と思ってもらえたならそれは我々が大きく進化・成長できていた証しにもなるだろう。
単純に現状維持することは劣化を意味することだということは十二分に味わってきている。
 
そういう志を言葉なくして感じ合える仲間がいるということは本当にありがたいことだ。
 
 
おとぎばなしの夜」 は特別なものである。
その気持ちに偽りなく、また責任感を持って大切にしていきたいと思っている。
 
 
次回はまだ決まっていないけれど、その日を楽しみにしていてもらえると嬉しいです。
 
 
最後になりましたが、お集まりいただいた皆さん
UHUボス、リキ君
そして、まるけん君に原口君
本当にありがとう。
 
また逢う日まで。
 
 
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打ち上げは、これまた静岡の味わい深いミュージシャン、ナカムラタツキ の店 めしと酒「猫の手」
どの料理も本当に美味しくて、ひたすらに楽しめるお店。
静岡の皆さん、是非とも行った方がいい。
お酒も楽しみすぎました。
ごちそうさま!
 
そして来年の新たな展望も語り合えた深い時間となりました。
 

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さて、今年はもうあと一本。
恒例のクリスマス・スペシャル・ワンマンを残すのみ。
 
いつも幸福ムードに包まれる楽しいワンマン。
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2019年12月 2日 (月)

2019年最後の名古屋入り

ようやく寒くなってきたな、と思いだしたのはもう11月も終わりの頃だった。
ほんの一週間ほど前でもまだ日中は暑さを感じるときもあり、ジャケットやコートは不要な日が続いていた。
 
「この暖かさはちょっとおかしいよな」 なんて言っていたのは9日前の静岡での打ち上げ後のことである。
 
 
名古屋 Bar Strega での デ・オッシ ワンマン定点観測』。
静岡 UHU での デ・オッシ×丸山研二郎&原口朋丈おとぎばなしの夜
 
今年最後となるその遠征からもう一週間以上たってしまったが、少しだけ記しておこうと思う。
 
 
まずは、6月以来となる名古屋。
この日に名古屋でG20外相会合があるということを知ったのは出発の前々日のことだった。
教えてもらってチェックしてみたら…
 
名古屋でG20、知ってた? 22日開幕、大規模な交通規制 ━━ 中日新聞
 
「うそ、聞いてない」 名古屋G20、ロッカー使えず困惑 ━━ 朝日新聞
 
などというタイトルが並んでいるあたり、やはり実際に情報が世の中に行き届いていなかったのではないだろうか。
県警が十月に愛知県内のドライバー二千百人を調査したところ、会合開催を知っている人は43%にとどまった、とのことだった。
首脳会議(サミット)と違い、外相会合は少々地味な扱いにはなるだろうということだったが、主会場は名古屋駅と繁華街・栄の間のど真ん中。
絶対にその近辺は通らなければならないし、過去最大規模の警備態勢で臨むとあるし、市中心部の一般道や一部の高速道路では通行止めや検問が実施されるが、その交通規制の時間帯は直前まで知ることができない。
 
ということで、万が一の事態に備え、当初の予定より早めに出発することとなった。
 
 
名古屋手前までは極めて快調。
デヴィッド・グリスマンジェリー・ガルシアによるアメリカ南東部の子供向けの曲をアレンジしたアルバムも山越えにはぴったりな心地良さだった。
それが三周目に入ったあたりで通行止めに遭遇。
名古屋駅手前で高速をおろされ、一般道を大きく迂回させられることに。
名古屋はこれまでにも何度も訪れてはいるが、基本的には目的地の近くまで都市高速道路を使うため、実は土地勘を養えてはいない。
町の構造がいくらかわかるのは、今池と池下の界隈。
あるいはそこから北方面の春日井市、また東の名古屋インターまでの道筋だけである。
 
なので非常に面倒ではあるのだが…
しかし、こうして知らない道を行かされることは実は嫌いではない。
自分の意志で見知らぬ通りにわざわざ彷徨い込む性癖がある自分にとっては、こうして思いも寄らず予定外の方面へ行かされることもまた興奮を禁じ得ないものなのである。
 
つい数ヶ月前の遠征時にも、とある高速の分岐を見誤ってしまい、一度高速をおりて見知らぬ田舎町の一般道を進まねばならぬことがあったのだが、実はその道中も密かに興奮していた。
 
大昔にインドの地に初めて降りたときも、そうだった。
予定を大幅に遅れて夜中に到着したことと、ガイドブックと目の前の現実がまったく違うことで、成す術もなく独り空港の前に佇んでしまったあのとき。
ええい、もうどうなっても良いわ、と見知らぬインド人たちに言われるがままに乗り込んだ真っ暗なバス。
あのときも怖さより、好奇心の方が勝っていたのは事実である。
 
 
名古屋駅付近は少し離れた界隈でも夥しい数の警察官であふれていた。
黄金の跨線橋を越え、大須通りをひたすら東へ。
どのあたりで北上すれば良いのか、いまいち把握できてはいないが、とりあえず鶴舞公園あたりまで行き着けばそのあとは何とでもなるだろう、という算段だった。
見知らぬ通りの見知らぬ店の佇まいや、商店街の入り口にある大門、あるいは町名や交差点名からその歴史を想像するのも悪くはない。
デヴィッド・グリスマンとジェリー・ガルシアのアルバムはおそらく五周目に入っていただろう。
いいかげん飽きてはいたが、替えるのも面倒だったのでそのまま惰性で流し続けていた。
 
 
時折パラパラと降り始めていた雨は、目的地である池下に到着した頃に本降りとなり、パーキングに停めた車からしばらく出ることができなかった。
あと数十分もすれば会場入りしなければならないのだが、距離はさほどないとはいえ、大雨の中を楽器類をいろいろと担いでいくのは非常に厄介である。
これは参ったな、と思っていると隣に鎮座ましましておられた とるこ様が 「大丈夫。6時にはやませるから。」 と。
 
 
“6時にやむ” ではなく “やませる” なのである。
 
 
車を出て運び出さなければいけない、その6時手前。
 
 
え、うそうそ。まじ?
 
という感じで、結構な雨だったのが急にポツリポツリと小康状態になり、そのまま見事にあがってしまった。
 
 
これがまた、10月の東京のときもまったく同様のことがあったのである。
ううむ… にわかには信じがたいが、ヤツは何かの力を手に入れたのかもしれない…
 
 
それ以上に驚きなのは、まだ会場入りもしていない段階でこれだけの文字数を費やしてしまっていることである。
 
 
どうする?
 
今回はもう 「名古屋入り編」 で一度締めておくか?
 
いやいや、せめてその日のワンマンのところまでは書いておくべきか?
 
 
おっと、また余計な文字数を増やしてしまっている。
 
 
よし、いってしまおう。
 
 
 
というわけで、無事に到着した Bar Strega
いつもと変わらず優しい笑顔で迎えてくれる乾ご夫妻。
11/22、いい夫婦の日、ということでペアルックでカウンターに立っているのがこれまたニクイ。
 
ワンマンなのでゆったり準備をさせてもらい
落ち着いたところで、恒例の…
 
 
Img_1036
 
“定点観測”
 
 
そして、開場。
名古屋の皆さん、そして大阪からも思いがけず多数お越しいただき感謝感激。
 
ほどよくアットホームで密なムードでライブがスタート。
 
 
Img_1038_20191202151001
 
Img_1039
 
自分の奏でる音に気持ち良く集中しながらも、この場の雰囲気を心から楽しめた二時間強。
 
 
Img_1040_20191202151801
 
最後はアンコールをいただき、理由あってバタやんスタイルで最速の 「ナマスナマステ」。
更に最速の 「狼変化」 で締めさせてもらいました。
 
いやはや… ここではいつも楽しい思い出しかないけれど、この夜も本当に楽しかった。
ご来場くださった皆さん、マスター乾さん・奈々さん、幸せな時間を共に作っていただきありがとうございました。
 
次回のストレガ、および名古屋でのライブは今のところまだ決まってはおりませんが、また何か新たな展開でお伺いできるようにしたいと思っております。
 
 
それでは、翌日の静岡編はまた後日ということで…
このストレガでのワンマンのセットリストを書き記しておこうと思います。
 
 
2019.11.22 ワンマン「定点観測」 at Bar Strega
 
【第一部】
 
1. 浅き夢
2. 永遠の妄想
3. 眠りの町
4. 馬酔木の花
5. 狐狸の葬列
6. ゆきずり
7. 万華鏡
8. 出口のない町、あるいは終わりのない回廊
9. ソラの世界
 
【第二部】
 
10. 草原列車
11. 星の林 月の舟
12. 惜別の歌
13. 西を目指して
14. 白い月
15. 満月の逃避行
16. 枯葉のしわざ
17. 決めた
18. 輪廻の郷
 
encore
19. ナマスナマステ
20. 狼変化
 
おまけ
21. 夜明け前の譚詩曲
 
 
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・
 
さて、今年はもうあと一本。
恒例のクリスマス・スペシャル・ワンマンを残すのみ。
 
いつも幸福ムードに包まれる楽しいワンマン。
デ・オッシアレンジによる特別なクリスマスソングもたっぷり。
 
2019
        モロビ と コゾリテ
 
■12月21日(土) 大阪 雲州堂
 デ・オッシ ワンマン
  クリスマス・スペシャル
 『ディンドン・デ・オッシ』
 開場18:00 開演19:00
 終演21:30予定
 前売2500円 当日3000円(1Drink別)
 
  ご予約はコチラにて
 
※ 残席が少なくなってきております。
  ご予約は是非どうぞお早めに。
 


2020年
■1月15日(水) umeda TRAD
 デ・オッシ presents

  フィエスタ・デ・縁日 [壱]
 開場18:00 開演19:00
 前売2500円 当日3000円(Drink別)

【ライブ】
デ・オッシ
城領明子
The Alan Smithy Band

【Food】
タルタルクラブ(京都)

【Shop】
idea of a joke(奈良)
 
 ご予約はコチラにて

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国内外の配信サイトにてストリーミングサービス開始!
 
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また、音楽聴き放題のストリーミング・サービス(サブスクリプション)開始しました!
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2019年11月18日 (月)

過去と未来の記憶が交錯する11月

11月は表立ってのライブは5本、とここしばらくでは比較的ライブの多い月間なのだが、なぜか幾らか心穏やかな日々を過ごしている気がする。
もちろん気が抜けるライブなどというものは存在しないのだが、自分たちの精神状態やペースなどを鑑みるに、きっとほど良い流れが生まれてきているのではないか、と想像している。
 
そう、結局のところ、自分たち自身のことなのに、それこそがなかなかわかり得ないのだ。
この人生に… いや、どんな人生にも安定などというものは存在しないのであろう。
思えば、基本的に切羽詰まった想いを抱きながら日々を過ごしているのがもはやデフォルトになっている。
 
切羽詰まった、というと聞こえは悪いが、それはつまり、常に変化を求め、刺激と創造性を求めている故、としておきたいところだ。
 
 
そんな個人のささやかな浪漫はさておき、この11月の前半を軽く振り返っておきたいと思う。
 
 
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とはいえ、月初のふれでりっひ書院との雲州堂でのツーマンはコチラに記したので、その翌週からのことを。
 
 
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11月9日はお初の会場、梅田ALWAYS での 「秋の弦大乱舞会」 Vol.3
 
15年ほど前から幾度も対バンもし、個人的な音楽活動でも日頃から顔を合わせている、松本ハルキに声をかけてもらっての出演となった。
かつては、まほろば楽座時代。
彼は、アルコリズムというバンドのギタリストだった。
当時のバナナホール (現 umeda TRAD)、また難波ROCKETSなどで対バンをした覚えがある。
 
そして我々がマホロバガクザと表記を変えた頃に、神戸VARIT.や心斎橋Club Jungleでの主催に招いたときは シュトウ君率いる Cock a doodles というバンドのギタリストだった。
その後もバンド業界以外でもよく顔を合わすことになるのだが、とにかく上手くカッコいいギタリストだった。
 
そんな彼に招いてもらったイベント。
“弦楽器” というものをフィーチャーしたものではあったが、むしろもっと様々な楽器がひしめき合う稀有なイベントとなった。
 
 
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ALWAYSは縦に長く広いライブハウスということもあって、各所に大型モニターが設置されている。
後方のサイドに四つ、ステージのバックにひとつ、だったのではないだろうか。
 
なんだか、とても大きなスタジアムでやっているようだ。
 
 
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曲想に合わせていろいろと映像を出してくれるのもニクイ。
 
 
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最後は主演者全員でのセッション。
あらゆる楽器がひしめき合う濃厚な時間となった。
 
松本ハルキの他にも、二胡奏者の木村ハルヨさん、打楽器奏者の田中良太さんなど久々な方ともお会いできる昼下がりでした。
ご来場くださった皆さん
そして、ALWAYSの岡田さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました!
 
Photo by Murasaki-san Thanks!
 
 
 
そして、またその一週間後。
 
 
石切劔箭神社 (いしきりつるぎやじんじゃ) で開催された 「参拝日和2019」 に参加させてもらいました。
 
 
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ありがたいことに、まさに “参拝日和”。
 
 
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絵馬殿のすぐ横のパフォーマンスステージにて全6曲。
  
大阪から、奈良から、京都から、また遠方からも、思いがけずたくさんの方に来ていただき、本当に感謝…
 
 
このイベントに声をかけてくれた 民やん とはもう20年近いお付き合い。
元々は、まほろば楽座の黎明期からライブに足しげく通ってくれるイチ音楽ファンだったのだが、当時関西を席巻していたCHABAのスタッフとなり、その後も音楽業界で活躍し…
いまや 「見放題」 というビッグイベントを大阪・東京で主催するまでになっている。
その他にも TOKYO CALLINGHIROSHIMA MUSIC STADIUM -ハルバン-JOKA FES -福山城下音楽祭- まで運営し、いつの間にか名うてのイベンターとなっているのだ。
でも、我々にとっては、音楽をアツく愛する少年のようなイメージのまま。
そんな彼と、駆け出しの頃の話をするのはとても感慨深かった。
20年近く経って、こうしてまた現場で再会できることの奥深さよ。
 
初心を思い出しつつ、ここからもっと気合入れていきたいね、とケツを叩かれる気分である。
 
 
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井上ヤスオバーガーとも久々の再会。
彼ともホントに愛しい思い出が多い。
 
 
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そんな三人での… って…
このスリーショットは初めてだな(笑)!
 
 
否が応にも様々な懐かしい記憶が蘇る時間だったけれど、感傷に浸るよりもどちらかというと、むしろ未来に意識が向いてしまう昼下がりだった。
 
 
過去がこうして記憶に残っているのと同じように、これからの未来はそれもまたいつか過去の記憶となっていくのだ。
これまでの過去は思えば悪いものではなかった。
満足など到底いかないものだったとしても、辛いことも楽しいこともすべて今となっては実に愛おしい記憶である。
また新たな過去を作っていくことが未来だというならば、それはより楽しく明るく意義あるものにしていきたい。
 
 
あの日、あの場所で見届けてくれた方々に感謝。
こんな素敵な催しを企画した方、携わっている方々に感謝。
そして、声を掛けてくれた民やん、ありがとね。
 
 
 
さて、今週末は ワンマン@名古屋!
そして おとぎばなしの夜@静岡!
 
 
悩み抜いたセットリストも定まってきて、気分が高揚してきているところです。
乞うご期待。
  

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11月22日(金) 名古屋 Bar Strega
デ・オッシの定点観測 ~ワンマン~
 ≫ 詳細・予約

11月23日(土) 静岡 UHU
デ・オッシ × 丸山研二郎&原口朋丈
おとぎばなしの夜 第十三夜
 ≫ 詳細・予約

12月21日(土) 大阪 雲州堂
ワンマン・クリスマスSpecial
『ディンドン・デ・オッシ』
 ≫ 詳細・予約
 
 
2020年 1月15日(水) umeda TRAD
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詳しくは Website にて
 

 

 

2019年11月13日 (水)

石切で昭和から神代までタイムスリップ

今週末にライブがある東大阪の石切劔箭神社 (いしきりつるぎやじんじゃ)
奇しくも前回に続いて話題が神社になってしまうのだが、先だってお詣りに行ってきました。
 
奈良から近鉄電車に乗って、大阪との県境を成している生駒山をくぐればすぐ。

その生駒山の反対側の麓に、石切さんこと石切劔箭神社はある。

 
 
電車でも車でも日頃から近くを通過してはいるのだが、こうして降り立つのは本当に久しぶりのことだ。
ちなみに大阪の難波からなら急行で20分弱で着くのに、奈良からでも結局同じくらいかかる。
 
 
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近鉄 「石切」 駅の大阪側の改札口を出ればすぐにこの鳥居がお出迎えしてくれる。
しかし、神社まではここから坂道を10分強かけて下って行かなければならない。 
 
 
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そう、ここはまだ生駒山の中腹。
先を見渡せば、大阪中心部の摩天楼を望むことができる。
 
 
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少し歩くと石切参道商店街の入り口を示す門が現れる。
まだこのあたりはポツポツと店があるくらいだ。
 
 
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しかし、すぐさま実に気になるお寺を発見。
役行者弘法大師在原業平に、と様々な人物に深い所縁あるお寺さんとな…
これは帰りにでも立ち寄らせていただかねばならないだろう。
 
 
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そのまま進むと次に現れるのは、石切大仏
その敷地内には 「蝮塚」 などの解説碑などもあり、どうやら阪本さんという方が建立した大仏さんらしい。
 
このあと徐々に紐解かれていくのだが…
なるほど、あの精力ドリンク 「赤まむし」 などを製造・販売する阪本漢方製薬の創業地がこの石切なんだね。
その四代目の阪本昌胤氏が建立したのだそう。
 
 
ここから道が幾つか分かれるので、一瞬どの道を行くべきかわからなくなるのだが…
 
 
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石切大仏さんのすぐ横、この 「まめや」 さんの筋を更に降りていこう。
 
 
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この筋に入ればだんだんと門前町らしい風情に満ちてくる。
 
 
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関西以外の方はこの 「ひろうす」 って何のことかわかるかな?
 
実は 「がんもどき」 のことなのだが、我が家はやはり 「ひろうす」 だったので (祖母は “ひろす” って言ってたけどね) 逆にがんもどきが何のことかわからなかった。
 
 
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ちなみにここは 「占い商店街」 という異名を持つほど占い店が軒を連ねている。
独自の神社や大国さんの巨像なども構えている老舗も多く、実に面白い通りなのだ。
 
 
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そんな中、瞬時に心を奪われるのがこの石切不動明王さん。
いわゆる水掛不動さんである。
小さなところなんだけど、本当に心惹かれてしまった。
 
自分は御朱印などを頼んだことはないのだが、こちらでお願いされた方は 「ここまで一筆一筆を丁寧に御朱印を書いて下さる方は見たことがない」 と皆さん一様に喜んでおられる模様。
 
 
このあたりからもうどんどん参道商店街の魅力は加速していく。
 
 
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さるのこしかけ、いいね。
 
 
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馬油はいいとして、サザエさんが何なのか実に気になる…
 
 
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もうたまらん!
 
 
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Img_0899
 
気分は一気に昭和に戻るよね。
 
 
で、なんかすごく “よもぎ” 推しな気がする。
よもぎうどんというのがいろんな食堂で出されてるんだけど、細目で茶そばのように見える。
一度どんなものなのか食べてみたいな。
 
 
そして、参道商店街の最後の二店がこちら。
 
 
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石切名物、紅梅焼
焼きたてが実に美味しそうだったが、このあと予定があるので断念。
 
 
そして、トリを務めるのは…
 
 
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きた…
 
やはり、阪本さん。
 
 
その先はもう
 
 
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右を向けば、三之鳥居と本殿。
 
この商店街はちょうど、絵馬殿と本殿の間に抜けるわけだ。
 
なので、せっかくだし、ここは一旦左に折れて、大鳥居からもう一度入らせていただくことにしよう。
 
 
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というわけで、大鳥居。
先に見えるのが絵馬殿。
 
 
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絵馬殿。
実に立派な楼門である。
 
 
Img_0906
 
絵馬殿内部。
 
 
11月17日(日) はこの絵馬殿のエリアに パフォーマンスステージ が設けられる模様。
とにかく絵馬殿を目指してね。
 
 
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絵馬殿をくぐり、あらためて本殿へお詣りに。
 
 
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至る所に阪本さん。
 
 
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石切さんはとにかくこの百度石の間を行き来する “お百度参り” が全国的に有名。
 
あと近年の刀剣ブームで、春秋に期間限定で公開される宝物館に全国から数多くの刀剣ファンが訪れるらしい。
お目当ては名刀 「石切丸」 (銘 有成)、そして 「小狐丸」 (銘 三条宗近)。
共に平安時代の刀工によって作られているが、特に石切丸は日本の重要美術品に認定されている。
 
 
こちらの祭祀は代々、木積 (こづみ) 氏が務めているそうだが、この木積の姓は物部氏の最有力氏族 「穂積」 から転じたものらしい。
 
おぉ… 物部氏。
前回の石上神宮にも繋がりましたな。
 
 
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本殿脇の御神木がこれまた見事。
 
 
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Img_0913
 
そしてこういう渡り廊下に弱いんだよな…
たまらなく惹かれてしまう。
しかも太鼓橋。
 
 
そんなこんなで各所、余すところなくお詣りを済ませ、再び参道商店街を通って帰ることに。
同じところを通ってもまだ楽しい…
 
 
そして、行きの途中で気になっていたお寺さんへ。
 
 
Img_0931
 
参道に入ると何とも良い風情。
これはたまらん。
 
 
こちらは 千手寺 さん。
 
約1300年前に笠置山の千手窟で修行していた 役行者 が、不思議な神炎に導かれ当地に来て、岩上に草を敷いて禅定にふけっていると千手観音が出現し、ここに一宇を創建し、恵日山千手寺と名付けたのが由緒とのこと。
 
その後、平安時代の初めに 弘法大師 空海 がこの寺に止宿した際、この寺の守護の善女竜王が夢に現れ、補陀落山の香木を与えたとのこと。
そして大師はその木で千手観音像を刻し本尊としたらしい。
 
更にその後、維喬親王 (これたかしんのう) の乱で、堂宇は灰に帰してしまったのだが、本尊の千手観音は深野池 (現大東市鴻池新田あたり) に自ら飛入り、夜ごとに光を放っていたそうな。
 
 
それを見て救いだしたのが…
 
 
 
在原業平
 
 
 
あらま、また前回に繋がっちゃった。
 
 
 
彼がそれを本尊としてこの寺を再建したと伝えられてるそうだ。
 
そりゃ、自ら池に飛び込んでずっと光を放ってる仏さんを目の当たりにしたら俺も絶対そうするわ。
業平くらいの財があればの話だけど。
 
 
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とにかく何とも風情がある境内。
 
誰もいないが、その落ち着きと憂いすら感じる美がたまらない素敵なお寺さんだ。
 
 
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右が千手観音が安置されている本堂で、手前の左が護摩堂
 
護摩堂は元は開山堂と称し役行者を祀っていたそうだ。
その前身は在原業平の廟所であったと考えられているらしい。
 
業平の墓所とされるのは、滋賀にひとつ、京都にふたつ、そして奈良は吉野の天川村にもありそこも訪れたことがあるが、ここにも廟所があったか。
 
 
なんだか知らず知らずのうちに在原業平の所縁の地に引き寄せられてるなぁ…
 
 
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そしてこちらの社で祭神として祀られているのが 在原業平 と 菅原道真。
 
 
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どこにも何の表記もないが… 池の中のお社…
もしかして、市杵嶋姫命様かな。
弁財天として祀られているかもしれないけど。
 
 
後に調べてみて知ったのだが、こちらの本堂裏には弁天塚古墳という遺構があるそうだ。
六世紀後半の横穴式円墳で、神並古墳群のひとつらしい。
写真で見るに、実に興味深いものなのでまたの機会に是非拝見してみたい。
 
 
そんなこんなでほんの一時間半ほどのことだったが随分と満喫させてもらえた。
いや、めっちゃ楽しかった…
 
 
石切、なんとも魅力的な場所。
 
 
今週末 11月17日(日) は是非、石切へお越しください。
そして、お時間許すなら散策してみてくださいね。
きっと面白い出会いがあると思います。
 
 


・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・
 
2019a4
 
■11月17日(日) 東大阪 石切劔箭神社(石切さん)
「参拝日和2019 -生駒の麓の文化祭-」
 
出演:デ・オッシ,井上ヤスオバーガー,もりきこ,陽月メグミ,市村順平
(デ・オッシは12:40~13:10の予定。)
 
イベントは10:00~16:00。
入場無料。
 

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・
 
11月22日(金) 名古屋 Bar Strega
デ・オッシの定点観測 ~ワンマン~

11月23日(土) 静岡 UHU
デ・オッシ × 丸山研二郎&原口朋丈
おとぎばなしの夜 第十三夜

12月21日(土) 大阪 雲州堂
ワンマン・クリスマスSpecial
『ディンドン・デ・オッシ』
 
 
2020年 1月15日(水) umeda TRAD
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2019年11月12日 (火)

奈良の中の異国と日本最古の神社・その二

というわけで、昨日の続き
日本最古の神社のひとつ 石上神宮 (いそのかみじんぐう) がある天理市の話だけで終わってしまったので、いざ突き進んで参詣したいと思う。
 
 
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天理教の荘厳な教会や信者詰所(母屋)が立ち並ぶエリアを抜けると何とものどかな風景。
 
 
7
 
この静かな場所は布留山 (ふるやま) の麓、北方には布留川が流れている、布留と呼ばれる地。
十種神宝 (とくさのかんだから) を振り動かしながら 「布留部 由良由良止 布留部ふるべ ゆらゆらと ふるべ」 と唱える 「ひふみの祓詞」 には死人さえ生き返るほどの呪力があるとされているが、その “布留” にもやはりつながりがあるのだろうか。
そしてここあたりから南は凄まじいほどの古墳密集地帯で、まさしく神の時代の土地なのである。
 
 
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大鳥居をくぐると
 
 
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我が奈良の大先輩歌人、柿本人麻呂の歌碑。
 
「未通女 (おとめ) らが 袖振山 (そでふるやま) の 瑞垣 (みづがき) の 久しき時ゆ 思ひき吾 (われ) は」
の 袖振山 は 布留山 のことである。
 
 
そして、境内に入りまず目につくのは…
 
 
 
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鶏、鶏、鶏…
 
 
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鶏、鶏、鶏、鶏、鶏…
 
 
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こんなところにも
 
 
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こんなところにも
 
 
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そして、とても美しい。
 
 
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天然記念物でもある 東天紅 (とうてんこう)
 
天の岩戸伝説でも常世の長鳴き鳥を鳴かせて闇を払い天の岩戸を開いた伝説があるそうだが、その長鳴き鳥の一種。
 
 
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同じく天然記念物の 烏骨鶏 (うこっけい)
 
 
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桑実冠 (あるいは、クルミ冠) が見事な烏骨鶏
 
 
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レグホン。
 
 
ニワトリは 『古事記』 や 『日本書紀』 にも既に登場していて、暁に時を告げる鳥として神聖視され、神様のお使いとされてきたため、こちらで40羽ほど飼われている。
 
鳥居 の語源は前述の天の岩戸開きの折に長鳴き鳥を止めた 「鳥の止り木」 → 「鳥の居る木」 → 「鳥居」 となったという説があるらしい。
 
 
さて、鶏の話ばかりになってしまったが、こちらは建造物が見事である。
 
 
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まずはこの素晴らしい楼門
 
かつては鐘楼門として上層に鐘を吊るしていたそうだが、明治の 「神仏分離令」 により取り外され売却されてしまったらしい。
正面に掲げてある木額の 「萬古猶新」 の字は、山縣有朋の筆によるもの。
 
 
拝殿の撮影は控えたが、現存する最古の拝殿であり国宝に指定されている。
 
 
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廻廊には南北朝時代の鎧櫃などが置かれている。
 
 
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拝殿でお詣りをして先ほどの楼門をくぐって出て…
 
 
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こちらの石段を登ると…
 
 
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摂社の出雲建雄神社 拝殿 (国宝)。
 
 
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その前には、出雲建雄神社、猿田彦神社、天神社、七座社が並んでいる。
 
そして振り返ると…
 
 
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おぉ… 上から見てもやはり見事な楼門。
 
 
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境内から山の辺の道へ抜ける林道も何か神聖な雰囲気が漂っている。
 
 
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鏡池では差し込む木漏れ日が虹色に輝いていた。
 
 
 
こちらは軍鶏さんだろうか。
 
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迫ってくる姿もどこか威風堂々としている。
 
 
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すごい肉体美でボス的なオーラをまとっている。
 
 
そんな御神鶏さんたちや見事な社殿や悠久の歴史を味わい楽しみ、神聖なる空気に触れられる静かなる聖地。
機会があれば是非参詣してみてはいかがでしょう。
 
 
 
その足でもう一ヶ所だけ寄りたいところを思い出したので行くことに。
 
石上神宮から北へ少し、名阪国道の天理インター近くの、とある場所へ。
いつも車で通り過ぎるだけでずっと気になっていたところ。
 
  
静かな住宅地を抜けると…
 
 
54
 
在原寺 の文字が。
 
そう、以前にもこちらで書いた日本史上屈指の美男子、在原業平 の生誕の地とされている場所。
 
元々は光明皇后がここより少し東の石上領 (おぉっ) に観音院 本光明寺を建立したのが縁起とされている。
業平の父の阿保親王がそちらの御本尊の十一面観音を信心して業平が生まれたとして、この地に移し、本光明山補陀落院 在原寺 とした。
 
 
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『伊勢物語』 の 「筒井筒」 のゆかりの地として、幼少期に妻と遊んだとされる井戸も残っている。
 
また、業平が高安に住む女性のもとへ通った際に通ったとされる業平道はここから西に出ていたらしい。
 
そんな歴史的価値の高い場所だが、古い住宅街の中にひっそりと隠されていて、何なら見事に蜘蛛の巣にからまったりして、ほぼ誰もお参りしている気配がない。
 
明治維新ごろまでは本堂、庫裡、楼門などがあり、在原千軒と称せられたほど人家が建ち並んでいたそうな。
その後、在原寺は廃寺となり、本堂は明治初年に大和郡山市の西融寺に移され、今は阿保親王と在原業平を祀る在原神社となっている。
 
  
55
 
こんな歴史的価値の高い場所がまるでただの空き地みたいになっているのも、何か奈良らしくて意外に悪い気はしない。
 
すごい歴史がそのへんの道端に転がっている。
それがまた魅力なのかもしれない。
 
 
Img_0765
 
だが、こうしておそらく地域の方が手作りで案内を掲示してくれていて、何だか心温まる。
 
 
何気なく置かれた缶の箱の中に…
 
 
57
 
パウチ(笑)
 
ドットの粗さがまた手作りの魅力にあふれてて素敵。
ありがたく一枚いただいて帰りました。
 
 
神代から奈良時代を経て平安の初期、そして近世から現代に至る歴史をこの天理という地で一気に味わってみましたが…
 
いやはや… 到底尽きることなどなさそうだな。
 

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2019a4
 
■11月17日(日) 東大阪 石切劔箭神社(石切さん)
「参拝日和2019 -生駒の麓の文化祭-」
 
出演:デ・オッシ,井上ヤスオバーガー,もりきこ,陽月メグミ,市村順平
(デ・オッシは12:40~13:10の予定。)
 
イベントは10:00~16:00。
入場無料。
 

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・
 
11月22日(金) 名古屋 Bar Strega
デ・オッシの定点観測 ~ワンマン~

11月23日(土) 静岡 UHU
デ・オッシ × 丸山研二郎&原口朋丈
おとぎばなしの夜 第十三夜

12月21日(土) 大阪 雲州堂
ワンマン・クリスマスSpecial
『ディンドン・デ・オッシ』
 
 
2020年 1月15日(水) umeda TRAD
 ご予約はコチラ

Photo_20191112013901
 
詳しくは Website にて
 

2019年11月11日 (月)

奈良の中の異国と日本最古の神社・その一

奈良は天理市に布留 (ふる) という場所があり、そこに とある神社 がある。
日頃は決して参拝者や観光客で賑わうような神社ではないのだが、実は日本最古の神社のひとつである。
 
それだけでも凄いのだが、この神社にはたくさんの惹かれる面があり驚くべき光景が見られるのだ。
 
 
27  
 
石上神宮 (いそのかみじんぐう)
 
『日本書紀』 に 「神宮」 と記されているのは 伊勢神宮 とこの 石上神宮 のみであり、その記述によると日本最古設立の神宮であるらしい。
3世紀から始まる古墳時代、古代の軍事氏族である物部氏が祭祀し、ヤマト政権の武器庫としての役割もあったというのが興味深い。
 
そして、観光客で賑ってはいないが、とあるもので境内は “いつも賑わっている”
お詣りにいくといつも楽しい神社なのだ。
 
 

そんな石上神宮がある天理市は地図でいえば、奈良市の右半分の下に隣接している。

春日大社からまっすぐ南に10km少々下れば石上神宮に辿り着く。
 
 
天理という町のことはご存知だろうか?
あらためて触れてみると実に興味深いので、そこから話を始めてみたいと思う。
 
高校野球や柔道などスポーツが好きな人なら天理高校、天理大学の名をよく知っているかもしれない。
しかりやはり一番有名なのは天理教だろう。
 
他県の人の中には新興宗教か何かと思って訝しがる方もいるが、奈良の人間にとって天理教はとても馴染みのあるものなのだ。
あちらこちらに教会があり、信者の方がおつとめで町を歩きながら歌を歌っている様子は幼い頃からの日常の風景だ。
そして、またその歌がとても郷愁を誘う感じで実は好きなのである。
 
そもそも天理教は江戸時代末期に浄土宗の熱心な信者だった中山みきが立教したもの。
何もそんな新しい宗教でもないのだ。
我が家は天理教の信徒でもないし何の関係もないが、物心ついた頃から 「おやさま」 という絵本が家にあって読んでいたことは覚えている。
天理教では、「教祖」 と書いて 「おやさま」 と呼称する。
 
そのそも天理市という名称は天理教があってからつけられたもの。
“日本では唯一” 宗教名が地方自治体名になっている宗教都市なのである。
 
 
高校くらいになると天理に住む友人も増えてくるわけだが、そうそう天理教信者はいなかったと思う。
しかし、宗教都市である 「天理」 の中心部はまるで異国に迷い込んだような感覚を味わえる。
 
 
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天理駅から中心部へ続く、懐かしい風情のアーケード街。
ちなみに雅楽器・和楽器などを扱う 「たなかや」 さんがこの中にあるので南都楽所で雅楽を学んでいた頃は何度かお世話になった。
そして実は天理教内でも雅楽は昔から盛んである。
 
 
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そして、天理市の中心部、それは広範囲に渡るのだが、こういった趣きの建造物が立ち並んでいる。
 
 
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まさに宗教の一大都市。
 
 
4
 
昔、配送バイトをしていた頃に天理教教会本部にも何度か入ったことはあるが、それはもう荘厳で立派で趣もあり、圧倒された記憶がある。
 
 
6
 
よろず病院 (天理よろづ相談所病院『憩の家』)
実は、まほろば楽座が始まって間もない頃にここに入院した。
町医者にかかったところ、即日入院となりこちらを紹介されたのだが、こんな古めかしい建物ながら当時は奈良で一番の最新機器や技術をもつ病院ということを自分も既に耳にしていた。
体重も一気に54kgまで落ち、ここに入院してから鏡で見た自分の病人然とした姿を今でもよく覚えている。
古めかしさで何か一昔前の映画の中に入り込んだような不思議な感覚もあったが、入院生活は他の一般的な病院と何ら変わるものではなかった。
 
しかし、ひとつだけインパクトが強かったことがある。
 
入院して何日目だっただろう… 五日目か、一週間くらいはたった頃だろうか。
たしか紫色だったと思うが、装束に烏帽子をかぶったおそらく齢60くらいの方が、自分が寝ている病床にやってきたのだ。
内容はもう忘れてしまったが、入院患者の心のケアのためにお話をしてくださる、そんな感じだったと思う。
キリスト教系の病院なら神父さんが来られるようなものだろうか。
何にしても、特に宗教色を出されるわけでもなく (見た目には相当出ていたが) 何だかホッとする感じでありがたかった想いだけが記憶に残っている。
 
 
個人的にはそんな思い出もある天理。
 
 
そこにある日本最古の神社の話をしたかっただけなのに、なかなか辿り着かない…!
 
 
歴史的に凄まじい由緒があることは言うまでもないが、参詣者以外で賑わっている実におもしろい神社。
 
すぐにでも紹介したい!!
 
 
が。
 
 
前置きの天理市のことですっかり長くなってしまったので、続きは明日以降にしたいと思います。
 

 

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2019a4
 
■11月17日(日) 東大阪 石切劔箭神社(石切さん)
「参拝日和2019 -生駒の麓の文化祭-」
 
出演:デ・オッシ,井上ヤスオバーガー,もりきこ,陽月メグミ,市村順平
(デ・オッシは12:40~13:10の予定。)
 
イベントは10:00~16:00。
入場無料。
 

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11月22日(金) 名古屋 Bar Strega
デ・オッシの定点観測 ~ワンマン~

11月23日(土) 静岡 UHU
デ・オッシ × 丸山研二郎&原口朋丈
おとぎばなしの夜 第十三夜

12月21日(土) 大阪 雲州堂
ワンマン・クリスマスSpecial
『ディンドン・デ・オッシ』
 
 
2020年 1月15日(水) umeda TRAD
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2019年11月 8日 (金)

世にも恐ろしい “わけあり” ギター

先日気まぐれに立ち寄った店でエレキギターを買ったことを書いた。
実は少し前から密かにエレキ渇望症を発症していた。
ただ、唯一残しているエレキギターは Gretsch '64 Double Anniversary のみ。
もちろん最高なギターなのだが、ちょっとデカいし、ハコもので気も遣うし、部屋で爪弾くにはいささか億劫に思えてしまうのだ。
 
ストラトかテレキャスか… あるいは、レスポールも悪くないな… と夜な夜なギターショップのサイトを覗く日が続く。
そりゃあ可能なら6,70年代のモノ、あるいは現行でも良いものを手に入れるに越したことはないが、まぁ今はステージで使う予定があるわけではないし… 10万前後の国産でも今の自分にはもったいないしなぁ… と悩まなくても良いことを悩む日々。
かといって、5,6万のものが良いはずはないだろうし、そこの選択肢はなかったのだが、中古ならその価格帯でもアリかもという可能性には期待していた。
 
そんな中で出会ったのが先述のBacchus (バッカス) のテレキャスターだったのだ。
いろいろなものを扱う中古品店。
その中の楽器コーナーの裏手あたりにある、いわゆるジャンク品コーナー。
3000円くらいのボロボロのクラシックギターと共に並べられていたのが、そのテレキャスだった。
 
「わけあり」 「音、出ました」 と書かれているのだが、どうにも見た目的に問題がなさそうだ。
一弦が切れていること以外、むしろ新品並みに綺麗な状態である。
店員さんにどういう “わけあり” なのか聞いてみても、その人はわからないのかどうにも要領を得ない。
ならば弾かせてもらおう、と試奏させてもらったのだが…
 
あれ? 普通に音いいよね。
むしろ、すごくいいよね。
 
これたぶん、バッカスの中でもエントリーシリーズのめっちゃ安いやつよね?
 
バッカス… すごいな。
 
と、問題を見つけられるどころか、どんどん惹かれるばかり。
オクターブピッチもほぼ完璧。
仮に後々に何らかの問題が発覚しても、全然OKな価格。
福沢諭吉を一枚だして、野口英世がまだ数枚返ってくるんだもの。
 
 
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帰って早速磨いて、10年以上熟成させたアーニーボールの弦に張り替える。
なんだか高校生に戻ったような気分だ。
 
VOXの小さなアンプに突っ込んで、久々にエレキギターを爪弾く。
あぁ、これだよ… 望んでいた快楽は。
 
テレキャスターで良かった。
やはり気軽に抱えやすい。
 
しかし一体全体、何が訳ありなんだろう。
もう本当に 「訳あり物件」 的な理由くらいしか思い浮かばない。
でもこんな楽しい気分にさせてくれるんだから、霊が憑いててもきっとギターの精霊よね。
ずっと仲良くできそう。
 
 
 
そう、ずっと… 仲良く… でき……
 
 
 
あれから、数日。
 
 
おそらく、ほぼ毎日このバッカスのテレキャスを弾いている。
アレもしなきゃ、コレもしなきゃ、と思う中
とりあえず最初にテレキャスを爪弾いてしまう。
 
 
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フラメンコギターや三味線と違って、アンプを通さなければ夜中でも弾けるのがソリッドギターの強みだ。
 
 
明日は早いしな、しかも10時間ほぼ休みなく三味線を弾き続ける日だし、さすがにもう寝ないといけないな…
なんて思っていても、寝る前にちょっとだけ弾いてみようかな、なんて手にとってしまって気がつけば一時間。
 
義務や責任を一切問われずに楽器に携われるこの純然たる喜びよ。
 
 
気がつけば今日も寝不足。
 
 
誰……
私にこのギターを弾かせようとするのは…
 
 
 
それにしても、バッカスのクオリティ、というか、コストパフォーマンスの高さは本当にすごい。
 
ワンランク上のシリーズでも驚くほどリーズナブルなのだが、もう興味津々。
最上級ランクでもさほど高いものではない。
 
 
どんな音がするのか、確かめてみたいなぁ…
 
 
もういっそ、バッカスのテレキャスターを全ランク揃えて、毎日弾き比べてとかしてみようかしら。
 
 
な~~んてね、ハハハッ
 
 
いやいや、趣味で爪弾くだけなんだから、この一本でもう十分でしょう!
 
 
 
えっ……
 
 
 
だ、誰……!?
 
 
 
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えっ! 怖い怖い…!
 
 
 
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なんで、なんで、なんで?
 
 
なに、なに??
 
仲間呼ぶ系!?
 
 
怖い、怖い!
わけありギター、怖い!
 
 
 

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・
 
いよいよ明日! 大阪にてスペシャルな企画に出演します。
 

Vol3
 
■11月9日(土) 梅田 ALWAYS
 「秋の弦大乱舞会」 Vol.3
 開場11:45 開演12:30
 前売4000円 当日4500円
 高校生以下2000円(1drink別)
【出演】
JUGEN,Tabula Rasa,木村ハルヨ(蛇道),デ・オッシ
 
“弦” をフィーチャーした企画の第三弾。
ギター、フィドル、二胡、三味線…
もちろん弦楽器だけではなく、多種多彩な楽器でのアンサンブルを楽しんでもらえる強力な出演陣!
 
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2019a4
 
■11月17日(日) 東大阪 石切劔箭神社(石切さん)
「参拝日和2019 -生駒の麓の文化祭-」
 
出演:デ・オッシ,井上ヤスオバーガー,もりきこ,陽月メグミ,市村順平
(デ・オッシは12:40~13:10の予定。)
 
イベントは10:00~16:00。
入場無料。
 

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11月9日(土) 梅田 ALWAYS
『秋の弦大乱舞会Vol.3』
 
11月17日(日) 東大阪 石切劔箭神社
「参拝日和2019 -生駒の麓の文化祭-」
入場無料

11月22日(金) 名古屋 Bar Strega
デ・オッシの定点観測 ~ワンマン~

11月23日(土) 静岡 UHU
デ・オッシ × 丸山研二郎&原口朋丈
おとぎばなしの夜 第十三夜

12月21日(土) 大阪 雲州堂
ワンマン・クリスマスSpecial
『ディンドン・デ・オッシ』
 
 
2020年 1月15日(水) umeda TRAD
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2019年11月 6日 (水)

ふれでりっひ書院と過ごした大阪の夜

先日の雲州堂での デ・オッシ × ふれでりっひ書院 『音楽会は雲の上(仮)』 大阪編 にご来場くださった皆さん、ありがとうございました。
 
タイトルは (仮) のまま当日を迎えた 東京編&大阪編。
これもすべて折り込み済みなのである。
 
さて、10日ほど前に 東京編 があって、ふれでりっひ書院の初遠征を最大限のウェルカムモードで迎えたいという気持ちで挑んだ大阪編。
実はそんな東西でのたった二日のことだったんだけど、そういう気持ちの中の10日間だったから何だかずっと一緒に旅をしてきたような気分になっている。
実際にその間もメンバーとはやりとりを続けていたしね。
 
場所はここ数年、我がホームとなっている雲州堂。
きっと、見栄え的にもふれ書に合うだろうなぁ… という確信は元よりあったが…
 
 
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リハの時点でもうハマりすぎてて、もうこの夜の最高な雰囲気は約束されたようなものだった。
 
 

ライブはふれでりっひ書院からスタート。

メンバーそれぞれは各地に遠征にも出ているが、ふれでりっひ書院としては初の遠征、初の大阪。

 
こうして様々な町にツアーに行っていると、各地にそれぞれ地域性というか、反応の違いなどがあることをいつも実感している。
当然ながらやはり大阪には大阪ならではの空気というものがある。
もちろん、自分たちはここを拠点にやってきているので、何か特別な親密性のようなものもいただいてはいるが、大阪という町はミュージシャンが鍛えられる町だ、なんてことは昔からずっと言われているのだ。
それこそ、自分がバンドを始める前の、そう、ラウドネスやアースシェイカーなど日本のハードロックが世界を席巻していた時代からよく言われていた。
大阪だからノリがいいでしょう!? なんて言う人も実際に多い。
おそらくお笑いの聖地的なイメージや、TVで切り取られる大阪人のノリの雰囲気で思われるのではないかと思うけれど、だからこそ、そう、だからこそ、厳しいのだ。
ノリだけで終わったり、それだけで判断するような地域性ではないし、あるいは愛想や同情心で場をやり過ごしてくれるような甘さもあまりない気がする。
そして実はすごくシャイで真面目な人が多いのだ。
 
そして、ここ雲州堂に集う人たち、特にここにデ・オッシを観に来てくれる人たちもそうなのだが、本当に音楽を心から愛し、ステージから放たれるものを余すところなくしっかり受け止めようという気持ちがいつも充満しているように感じる。
時には客席からすごい “圧” を感じるくらいだ。
もうそんなときは、実際に何度か 「ちょっと待って」 と演奏前に言ったことがある(笑)。
こんなに音楽人としてありがたいことはないし、嬉しいことはないし、そしてこんなに鍛えられることはない。
 
しかし、初めてだと、ちょっと戸惑うくらいものがあったかもしれないな(笑)。
 
 
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しかし、そこは百戦錬磨のツワモノたちの集まり、ふれでりっひ書院
その音楽のクオリティに一切影響することなどない。
ちょっと戸惑ってる風な様子を口にしていても、自分の知っている大好きなふれでりっひ書院と何ら変わらない佇まいであったのが彼らのもつ独特なムードの強みだ。
そして曲を追うごとに磁場を強めていっているのが目に見えるようにわかった。
 
 
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もうとにかくどの曲も名曲なのだ。
各メンバーそれぞれに豊かな音楽性や造詣の深さがありつつも、ひとつの範疇に自分たちを何とか収めて、あくまでポップでキャッチーであろうとする、その凄さ。
どんな奇妙な物語を奇妙なムードで演出しても、最終的にすべての曲が本当にポップでキャッチーなのだ。
自分はそこを最大級にリスペクトしている。
どの曲もひたすらに大好きなのだ。
 
 
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そして、最後の大曲 「ぬるぬる名探偵」 の頃には完全に雲州堂の場を掌握していたようにさえ感じた。
最後はもう諸手を挙げて喝采よ、喝采。
パントマイムで。
 
 
 
さて、じゃあ、続く デ・オッシ さんはどうしましょうか、ということになるのだが…
 
 
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逆に自分たちはいつもと趣向を変えて、珍しくノリ良く楽しい雰囲気で和やかに始めつつも、トップスピードで駆け抜けてみようか、と。
 
「西を目指して」
「狐狸の葬列」
「万華鏡」
 
と、あまりないセットリストで始めてみた今回のステージ。
 
 
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後半にはふれでりっひ書院のドラマー、中島聖悟君にも参加してもらい、5曲。
東京以外では初めてのセッションだし、いつも通り入念なリハーサルなどを経ることもなく本番に至ったわけだが…
これまでの三度の交わりの信頼もあって、常にほど良い緊張感を味わいながら、終始ワクワクしながら演奏を心から楽しめる、本当に気持ち良い時間だった。
 
 
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聖悟君の懐の深さ、そのポテンシャルの高さには本当に敬服する。
自分たちの音楽に加わってもらう上で、定石のドラム然としたスタイルではなかなか相まみえない関係に終わってしまうことが多いのだが、彼は随所において常識にとらわれず鋭敏な感性で対応してくれているのがわかる。
本当に最高なドラマーだ。
 
 
そして、最後は デ・オッシ+ふれでりっひ書院 の6人でセッション。
 
 
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Live Photo by Murasaki-san  Thanks!
 
 
STAX FREDでは謎のサーカス団みたいだったけど、こうして雲州堂のステージ写真を見るとハコの中のカラクリ人形のようだな。
そんなおもちゃ箱をひっくり返したような楽しさが、最終的に雲州堂のそこかしこに充満していたような気がする。
ただただ、ひたすらに音楽を楽しみ、この場を楽しみ、この瞬間にしかない融合を味わい尽くせた夜だった。
 
これもご来場いただいた皆さんの期待と愛情にあふれた眼差しや拍手のおかげ。
あらためて、ありがとうございました。
 
 

これまで三年に渡り、東京で三度ツーマンをしてきているふれでりっひ書院の面々だが、夜が更けるまで語り合えたのは初めてのこと。

とはいえ、三度もステージを共にしていれば表面的なものではない “人となり” がそれなりには感じられるようになってくるものだ。
もちろん、それだけではわからないこともあるし、あるいは勝手に勘違いしていることもあるかもしれない。
でも、この一癖も二癖もありそうなメンツ…
(いや、あれだけの世界を醸し出す面々なのだから、クセも強い存在でいてくれないとなんだか面白みもないんだけど)
逢瀬を重ねる毎に、それ以上にあたたかい人間味や優しさ、愛情や可愛げ、そして誠実さ、それに伴う繊細さをひしひしと感じていた。
そして、今回ゆっくりと話をできる時間を持てて、それが間違いではなかったことを肌身で感じることができた。
 
なんと魅力的なやつらだろう。
なんて愛情にあふれて、且つ繊細な人間が寄り集まっているんだろう、と。
 
彼らはまさにファミリーのようだった。
自分を省みると恥ずかしくなるくらいメンバーそれぞれへの慈愛に満ちていた。
もっと彼らとこんな時間を過ごしたいな、と思える幸福なひとときだった。
 
 
次にふれでりっひ書院に会える機会はまだ決まっていないけれど、その時はきっとこれまで以上の何かが生まれるような気がしているので、どうぞその日を楽しみにしていてもらえると嬉しいです。
 
 

ふれでりっひ書院にはずっとそのまま音楽的に真摯でいて欲しい。

音楽は単なるファッションのようになってしまっている存在もいるが (それはそれで良いのだが)、彼らのように音楽的な魅力にあふれる人たちには音楽家然としていて欲しい。
佇まいや存在感の魅力は勝手に滲み出てしまっているし、どれだけ真面目にやってもユーモアとペーソスはほど良く漂ってしまっている。

何かに迎合する必要もないし、愛想を振りまく必要も、ネタに走る必要もない。

音楽的に真摯になればなるほど、それはそれらをすべて含有した上で凌駕していくのだと思う。

自分たちもそうでありたいと願う。 
素晴らしい仲間であり、ライバルがいることを、誠に勝手な想いだが、とても嬉しく思っている。
  
そんな、ふれでりっひ書院にスタンディングオベーション。
パントマイムで。
 
 
 
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・
 
さて、今週はまた大阪にてスペシャルな企画に出演します。
 

 

Vol3
 
■11月9日(土) 梅田 ALWAYS
 「秋の弦大乱舞会」 Vol.3
 開場11:45 開演12:30
 前売4000円 当日4500円
 高校生以下2000円(1drink別)
【出演】
JUGEN,Tabula Rasa,木村ハルヨ(蛇道),デ・オッシ
 
“弦” をフィーチャーした企画の第三弾。
ギター、フィドル、二胡、三味線…
もちろん弦楽器だけではなく、多種多彩な楽器でのアンサンブルを楽しんでもらえる強力な出演陣!
 
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2019a4
 
■11月17日(日) 東大阪 石切劔箭神社(石切さん)
「参拝日和2019 -生駒の麓の文化祭-」
 
出演:デ・オッシ,井上ヤスオバーガー,もりきこ,陽月メグミ,市村順平
(デ・オッシは12:40~13:10の予定。)
 
イベントは10:00~16:00。
入場無料。
 

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・
 
 
11月9日(土) 梅田 ALWAYS
『秋の弦大乱舞会Vol.3』
 
11月17日(日) 東大阪 石切劔箭神社
「参拝日和2019 -生駒の麓の文化祭-」
入場無料

11月22日(金) 名古屋 Bar Strega
デ・オッシの定点観測 ~ワンマン~

11月23日(土) 静岡 UHU
デ・オッシ × 丸山研二郎&原口朋丈
おとぎばなしの夜 第十三夜

12月21日(土) 大阪 雲州堂
ワンマン・クリスマスSpecial
『ディンドン・デ・オッシ』
 
 
2020年 1月15日(水) umeda TRAD
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«胸を焦がすような“東京”と奇跡の町“浜松”

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