2017年10月22日 (日)

光の速さで過ぎゆく日々の中で -前編-

というわけで無駄にご心配をおかけしてしまったままになっていた八日間の回想録。
濃厚な日々を少し振り返ってみたいと思います。

 

まずは初日、おなじみ名古屋は池下のBar Stregaへ。
9月は一度お休みすることになったが、今年4月からマンスリーで続けてきた デ・オッシの『定点観測』 の6回目。

 

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というわけで、こちらはもう15回目くらいになる “定点観測”

 

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そして、『定点観測』でももう二度目。
ここストレガではもう何度もご一緒させてもらってる All and Sundry と。
二人と出会ったのもストレガ、それから早四年。
出会った当時はオリジナル曲は数少なかったけど素敵な曲ばかりでそれに惹かれたんだよなぁ… と少し感慨深くなりながら見ていた。
今は全面オリジナルでどの曲もかっこ良く魅力的でバラエティにも富んでる。

 

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そして、我々 NolenNiu-de-Ossi

ここは極めて密な空間。
演奏者もお客さんも同じ音を共有できるのが魅力なのだ。

またここで来月も再来月もライブができるのが嬉しい。
11月9日(木)は楽しみにしている ゆうくた工房さんと。
そして、12月11日(月)はワンマン!

 
 

例の突き指も何ら演奏に影響なく (ふと思いだして気になってしまう瞬間はあったが)、演奏中に痛みは感じなかった。
いやむしろ、ステージ上だからだろうな。
どれだけ高熱が出てフラフラでもステージに立ってるときだけはしんどくなくなるのだから、やはりミュージシャンにとってあの場は結界のようなものなのだろう。

というわけで、湿布をして固定して、次は東京へ。

 

この日の四日後にはNew Yorkから来訪する友人ミュージシャンを迎え、大阪でのイベントが待っているわけだが、そのJamesとhusbandであるRyanがちょうど東京に来ているということでリハーサル前に会うことに。
2015年冬のNY以来、二年半ぶりに熱い抱擁を交わす。
そこへ、昨今は世界中を飛び回っているNew York在住のピアニスト西川悟平さんのマネージャーさんも合流し、謎めいた会が北青山の喫茶店で繰り広げられる昼下がり。
四日後の再会を楽しみにしつつ散開し、バタバタとHEAVEN青山へ。

東京マンスリーも早、七回目。
今月のゲストは噂の ふれでりっく書院
アコーディオンのくらきょんちゃん以外は実は初対面。
音楽的なところはもう既にチェック済みで十分に惹きつけられていたのだが、いろいろと他にも興味深い噂を聞くので(それだけ話題性があるってことね)、実は人となりも楽しみにしていた。

 

そして初対面から始まったリハーサル。

 

ドラムの中島聖悟君、ベースの福沢ユウ君は何とも気持ちの良い好青年で、音楽的な貪欲さや意識の高さがすぐに垣間見れた。
もちろんプレイも素晴らしい。
好青年の目の奥に潜む獣の眼光は見逃せないところだ。

そして、フロントマンである山田庵巳氏。
これは惹きつけられるな、という不思議な空気を醸しつつも、すごくジェントルでキュート。
自分には到底持ち得ない魅力的な佇まいや感性が彼の歩く後に滴り落ち続けている。

 

でも、その男共をしっかりまとめて、このバンドを支えているのは明らかにアコーディオンのくらきょんだな、というのは感じた。
実情はもちろん知り得ないのだが、自分の目には彼女がこのバンドに最も欠かせない存在に思える。
いやぁ、いい感じで大変そうだなぁ(笑)
そういうバンドは概して魅力的なものになるんだ。
ある種の危うさも十分に孕んでいるからね。

 

というわけでリハーサル風景。

 

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こんな感じで、初合わせながら結構和やかにやってたんだな(笑)。

ふれでりっく書院の曲、NolenNiu-de-Ossiの曲、それぞれ一曲ずつセッションしたのだが
皆さんそれぞれにいろいろと練ってきてくれていてとても嬉しかった。

 

そして 『まさかの扉』#7 開演。
まずは、ふれでりっく書院のシュールレアリスムに満ちたシアトリカルな世界を堪能。
スリリングな曲展開の中に散りばめられたとてつもなくポップな要素がたまらない。

 

そして我々、NolenNiu-de-Ossi

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最後は、デ・オッシ×ふれ書による、ふれでりっく書院の『彼のDV』

 

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これがまた、ひどいタイトルとは裏腹にその実はイイとこ尽いてる歌なんだ。

 

そして、我々の 『狐狸の葬列』 もご一緒に。

 

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Photos of the show by Pome_tag さん Thanks!!

 

とても楽しい夜でした。

そして、“まさかの扉” がここでひとつ開くことに…

 

終演後に談笑している中で、来月の『まさかの扉』#8 の話になり
あれよあれよという間に…

 

ふれでりっく書院のドラマーである、中島聖悟君の参加が決定!

 

11月11日(土) デ・オッシの『まさかの扉』#8
NolenNiu-de-Ossiワンマン はスペシャルなスリーピースでもたっぷりやる予定。

乞うご期待!  ⇒詳細はコチラ

 
 

そして、翌日は浜松へ。
一年と四ヶ月ぶりの浜松。
はじめましての Shot Bar 201
もちろん、さわやか経由で。

 

これまで幾度も浜松には来させてもらっているけれど、大人な繁華街である千歳町は初めて。
なかなか魅力的な路地…
そんな中にある201はこんな素敵なバー。

 

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音響/DJで大変お世話になったHimitsuSyounennさんと、イベントを仕切って下さっているポテティ中村さん。
そして、菅原真代さん、goats family (Cozyさん親子Duo) という 『Tな201』 というイベントタイトルに偽りなしの、トラッドな音楽を奏でる魅力的な方々との楽しい夜。

 

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マスターをはじめ、お店の方も本当にあたたかい素敵な方ばかりで、本当に幸せな時間となりました。
そして… 浜松人の熱いソウルは健在…!!

 
 

まずは前半の東への遠征。
道中もいろいろあったし、まだまだ続く怒涛の日々を前に目まぐるしい三日間でしたが、皆さんのおかげでまた思い出深い日々になりました。

各地にお越しいただいた皆さん、関係者の皆さん、このたびもまたありがとうございました。  

次回は関西編へと移ります。
自分たちの中ではこれまたとても濃密で思い出深く、また光の速さで過ぎた日々でした。
次回またお話させていただきたいと思います。

 

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とりあえず、無事に八日間のスケジュールを終え
本日、とる子は入院することになりました。
 
これまでもしばらくは検査などで時間を取られることも多かったようですが
あらゆるライブと重ならず、奇跡的なタイミングでの入院。
退院直後には岡山への弾丸ツアーがありますが、本人は絶対に参加するとのことなので、そこで娑婆への復帰の祝杯を共に上げれると嬉しいです。

 

そして何といっても、本夛マキちゃんとのツアー。
四年ぶりのMO:GLAでの共演。
楽しくならないわけがない。
皆さん、是非楽しみに来て下さいね。
 
 
マキちゃんのダジャレは封印しておいてもらわないといけないなぁ…

 

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■10月26日(木) 岡山 MO:GLA
 本夛マキ&NolenNiu-deOssi ツアー
 『シカし、MO:GLAシカない!』

 開場19:00 開演19:30
 前売2500円 当日3000円 (Drink別)
 出演:NolenNiu-de-Ossi/本夛マキ/
    PESMI&PICCI/松下トオル

チケット予約はコチラにて
 

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 NolenNiu-de-Ossi スケジュール
 

■10月26日(木) 岡山 MO:GLA
 本夛マキ&NolenNiu-deOssi
■11月4日(土) 奈良 ブルーノートならまち
 NolenNiu-de-Ossi ワンマン
■11月9日(木) 名古屋 Bar Strega
 デ・オッシの 『定点観測』 #7
 w/ ゆうくた工房
■11月10日(金) 静岡 UHU
 NolenNiu-de-Ossi&丸山研二郎
 『おとぎ話の夜』
■11月11日(土) 東京 HEAVEN青山
 デ・オッシの『まさかの扉』#8
 NolenNiu-de-Ossi ワンマン
■11月19日(日) 京都 Room335
 w/ Emi Tem Happy Drawbar
   The-Asobi-gokoro
12月10日(日) 東京 HEAVEN青山
 
デ・オッシの 『まさかの扉』 #9
 Guest: 小林未郁
12月11日(木) 名古屋 Bar Strega
 デ・オッシの 『定点観測』 #8
 NolenNiu-de-Ossi ワンマン
■12月24日(日) 大阪 雲州堂
 詳細未定
 

詳しくは ≫ Website ≪ にて

   

2017年10月20日 (金)

画期的な養成ギブスから始まった濃厚すぎる八日間

怒涛のような八日間が終わった。
息をつく暇もない、というと随分大袈裟な気はしてしまうが、とにかく目まぐるしく濃厚な日々だった。

 

名古屋・東京・浜松、そして大阪で個人的なものを含めれば四つ。

様々な人たちと出会い過ごしてきたが、またこれが… 濃いんだ、全員(笑)。

 

そんな八日間はちょっとしたアクシデントから始まった。

 

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これまた少々大袈裟なものに見えてしまうが、単なる突き指だ。

しかし、右手の親指
バチを持つ際の軸になり、ギターでも最も活用する部位である。

ツアー出発前夜の最後の自主リハ。
最後にもう一曲だけ頑張ろう、とイントロを弾く際に…

疲れてたんだろうか、ギターに触れるほんのわずかな差異で親指に違和感。
痛い、というほどではないが、ヤバイとは思った。
絶妙に良くない角度で当たってしまったようだ。

 

お… だんだん痛くなってきた。

 

即、氷水で冷やす。

まったく強打などもしていないのに… 痛い。
親指を曲げれない…
これはヤバイ。
明日から八日間、休みなしで弾き続ける日々だ。

 

いや、しかし待てよ。

 

バチはこうだ。

 

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親指はこう添えてるから、内側へ曲げることはない。

 

ギターもこうだ。

 

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曲によっては曲げることもあるが、基本的にはこのように付け根部分は伸ばすスタイルだ。

 

どちらも親指を多用するが… 奇跡的にこの角度だけ痛くない!!

とはいえ、力んで強く弾くと痛い。

 

ということは、だ。

 

力まずに、且つ、完全に正しいフォームで弾かないと、親指に激痛が走るというわけだ。

 

何という画期的な修練のシステム!!

何とありがたい!

神よ!

仏よ!

未熟な我に、何とありがたい試練を与えたもうたのか!

大リーグボール養成ギブスかよ! (古い)

 
 

それが今回のツアーの始まりであった。
そこからの八日間がいかに濃密であったか…

次回から改めて振り返ってみたいと思います。

 
 
 

ひとまず

各地にお越しいただいた皆さん、お世話になった関係者の皆さん
本当にありがとうございました。

 

昨夜は雲州堂での『局地的サアカス』。
これが早くも今年最後の大阪になるかもしれなかったのですが、ライブ前後にポポンと話が進み…
年内にもう一本イベントが入りそうな気配が濃厚になって参りました。

 

12月24日(日) クリスマスイヴ
素敵な夜を我々と過ごしませんか?

 

ということで、決定すれば最高に楽しいクリスマスライブを企画しようと思います。
どうぞお楽しみに。

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さて、一週間後の10/26(木)本夛マキちゃんと岡山へ!
待ちに待ったMO:GLAでの四年ぶりの共演です。

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■10月26日(木) 岡山 MO:GLA
 本夛マキ&NolenNiu-deOssi ツアー
 『シカし、MO:GLAシカない!』

 開場19:00 開演19:30
 前売2500円 当日3000円 (Drink別)
 出演:NolenNiu-de-Ossi/本夛マキ/
    PESMI&PICCI/松下トオル

チケット予約はコチラにて

絶対に楽しくなるヤツ。
間違いない。

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そして、今年の東西での大トピックス!

地元・奈良 と 東京 でのワンマン!!

こればかりはもうどうしても観ていただきたい。

 

奈良はもうここでしか味わえない特別な空気、特別な時間があると思います。

そして、東京でのワンマンにはスペシャルなサポートメンバーの参加が決定!!

 

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■11月4日(土) 奈良 ブルーノートならまち
 ● NolenNiu-de-Ossi ワンマン ●

 開場15:00 開演16:00
 前売2000円 (Drink別)

チケット予約はコチラにて

 
 

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先日の『まさかの扉』#7 で素晴らしいステージを見せてくれた、ふれでりっく書院
そこから、ドラムの中島聖悟君がワンマンに参加してくれることに決定!

『まさかの扉』 ワンマンはスペシャルなスリーピース!
 

■11月11日(土) 東京 HEAVEN青山
 デ・オッシの『まさかの扉』#8
  ~音楽のその向こうへ~
 ● NolenNiu-de-Ossi ワンマン ●

 開場18:30 開演19:00
 前売3000円 当日3300円 (1Drink別)

チケット予約はコチラにて

 
 

その間にも 名古屋・静岡・京都 で素敵なイベントが決定しています。
追って是非お知らせさせてもらいたい素晴らしい面々との再会・共演ばかり。
どうぞ併せて楽しみにしていてもらえると嬉しいです。

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■10月26日(木) 岡山 MO:GLA
 本夛マキ&NolenNiu-deOssi
■11月4日(土) 奈良 ブルーノートならまち
 NolenNiu-de-Ossi ワンマン
■11月9日(木) 名古屋 Bar Strega
 デ・オッシの 『定点観測』 #7
 w/ ゆうくた工房
■11月10日(金) 静岡 UHU
 NolenNiu-de-Ossi&丸山研二郎
 『おとぎ話の夜』
■11月11日(土) 東京 HEAVEN青山
 デ・オッシの『まさかの扉』#8
 NolenNiu-de-Ossi ワンマン
■11月19日(日) 京都 Room335
 w/ Emi Tem Happy Drawbar
   The-Asobi-gokoro

詳しくは ≫ Website ≪ にて

 

2017年10月19日 (木)

『まさかの扉』 ワンマンはスペシャルなスリーピース!

【東京マンスリー】 デ・オッシの『まさかの扉』
 

次回、11/11(土) はいよいよ ワンマン
 

スペシャルなサポートメンバーを迎えてお届けします!

 
先日の『まさかの扉』#7で素晴らしいステージを見せてくれた、ふれでりっく書院
そこから、ドラムの中島聖悟君がワンマンに参加してくれることに決定!

 

プレイが魅力的だからなのはもちろんですが
“あの” クセが強い面々を屋台骨としてしっかり支え、そして静かに包み込むような姿を見てお願いすることにしました。

そして何より、NolenNiu-de-Ossiの音楽に深い興味を持ってくれて、是非やりたいと言ってくれているのが嬉しいです。

 

『まさかの扉』 開きました。

 

当日はデ・オッシ二人のみでやる曲もあるし、このスペシャルなスリーピースでやる曲もあります。
東京では初となる曲もたくさんあるでしょう。

何と言っても、東京での初ワンマン

 

今年の春から続けてきた東京マンスリー。
その集大成です。
どうぞ楽しみにしていてください。

 

■11月11日(土) 東京 HEAVEN青山
 
 デ・オッシの『まさかの扉』#8
  ~音楽のその向こうへ~
 ●NolenNiu-de-Ossiワンマン●
 開場18:30 開演19:00
 前売3000円 当日3300円 (Drink別)
 
ご予約はコチラまで
 
 
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●特設サイト
PC
スマホ


 
●HEAVEN青山
東京都港区北青山2丁目7-29 B2F
03-6447-0558
Website

 

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よければ是非シェアお願いします!
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そして本日はコチラ!
開場時間にご注意ください。
NolenNiu-de-Ossiから始めます。

最後に熾烈なセッションあり。‬
入場無料・投げ銭制なのでどうぞ是非お気軽に気を引き締めてお越しくださいませ。

 
 
■10月19日(木) 大阪 雲州堂

 『局地的サアカス2017 大阪変』


 開場18:45 開演19:30
 【入場無料・投げ銭制】
 出演:NolenNiu-de-Ossi/
    蜂鳥あみ太=4号with坂下文野(pf)


*入場無料なので是非お気軽にお越し下さい。
*雲州堂の美味しい料理、ドリンクを楽しんで下さい。(要注文)
*ライブを楽しんでもらえたらチップをお願いします。

 
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その他のライブ詳細は ≫ Website ≪ にて

 

2017年10月15日 (日)

献奏

名古屋・東京・浜松のライブにお越しいただいた皆さん、お世話になった関係者の皆さん、ありがとうございました。
昨夜の浜松ライブ後はそのまま夜走りで奈良に帰って参りました。
 
ステージ以外でも濃密な三日間で、後に少し振り返ってみたいですが…
 
本日は三味線を担いで大阪は池田の五月山へ。
 
三味線を通じて16年ほどのお付き合いをさせていただいた方への献奏に行って参りました。
 
 
長年、毎週というほどお会いする方でした。
 
年に2,3度の長期休暇は必ず旅行。
本当に世界中を旅されてました。
 
穏やかだけど、何ごとにも動じることなく物怖じしない女性で、少々危険な国やガイドブックなどにも載っていない僻地へも一人で行かれるという、物静かな見かけによらず行動派。
 
 
そんな彼女の最後の地となったのは、南米チリのサンペドロ・デ・アタカマ。
世界で一番星空が綺麗な場所として有名な町。
 
 
こんな素晴らしいところで最期を迎えられたことは彼女らしいのかもしれない、とご家族も仰ってられましたが、本当にそう思えてしまいます。
 
とはいえ、あまりに突然の訃報に自分自身、ショックを禁じ得なかったのだから、ご家族がそのように心を納めようと思われるまでには時間がかかったと思います。
 
 
二ヶ月かかってようやく、荼毘に付されたお姿で帰国。
 
お聞きしてからもう一ヶ月以上。
ショックで深い悲しみには当然あったけれど、おそらく実感がまったくなかったんだと思います。
 
献奏の前に少しご挨拶をと思った瞬間、堰を切ったように涙が溢れ出し、ほとんど言葉にならず、みっともない姿をお見せしてしまいました。
 
 
あとはもう気持ちを込めて三味線を演奏するのみ。
 
 
ご家族、そして様々な深い関係がある方々の前で献奏するということは
普段の演奏とはもちろん大きく異なる気持ちになります。
 
しかし、終わった後に皆さんに声をかけていただき
ささやかながら、自分にも大切な役割があり、それをさせてもらえたことに改めてありがたさを感じました。
 
 
遠い地で天に召された後も、様々なサプライズをくれている彼女。
今日ここに導いて下さったことも先々にまた何か大きな意味を持つような気がしています。
 
 
どうか安らかに。
ご冥福をお祈りしております。
 
そして、いつかまた今回の旅の話を聞かせて下さいね。
 
 

 

2017年10月 9日 (月)

生活の中にちょっと贅沢で豊かな時間を作る方法

皆さんはどんなときに音楽を聴いているだろう。
寝る前のひととき? 通学・通勤時? 休日の午前中?

 

「音楽を聴こう」 とあえてその為の時間を割いて味わうというのは、忙しい日々の中ではなかなか難しいことかもしれない。

故にそれは “贅沢なひととき” になり得るというわけだ。

 

実は自分自身、なかなかゆっくり音楽に浸るというのは難しい。
自由な時間があれば楽器を弾いたり、集中してスタジオワークに没頭しているからだ。
移動時は常に音楽を聴いてはいるが、今覚えなければいけない曲や挑戦している曲を細部まで聴き込む、というある種の作業になってしまうことがどうしても多くなる。
もちろん、それはそれで、深くその曲の中に入っていけることで、更に感動を得れることがほどんどなので何も悪いことではない。

 

しかし、“純粋に楽しむ” という時間は自分にとってもとても贅沢なものである。

 

そんな生活の中、音楽に浸る為のとても良い時間に出会った。

 

最近は様々な機器のクオリティが上がっているもので、とある人に聞かせてもらったBluetoothスピーカーが思いのほか音が良くて、勢いで買ってしまったのがこの夏のこと。
その際に少し調べていたら、風呂で使えるBluetooth防水スピーカーなどもあるではないか。
iPhone等から飛ばして入浴時に音楽を楽しめるというわけだ。

 
 

文明の利器、発見。

 
 

なんという豊かな時間…

 

湯船に浸かりながら、リラックスして音楽に浸る。
ドビュッシーの涙を誘うほどの美しい旋律、あるいはピアソラの胸の奥を掴まれるような展開、またエラ・フィッツジェラルドとジョー・パス先生の小粋なブルーズナンバーなどをただただ聴きながら…
大理石に当たるワイングラスの音色に酔いしれる。
ジャグジーの音さえも決してその音楽の魅力を損なわない。

 

まぁ、途中から妄想が入ったが、このように新たな楽しみを日々の生活の中に見出してる。

 

そんな最近の愛聴盤は…

 

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Bill Evans 『From Left To Right』

ビル・エヴァンスがピアノだけでなく、Rhodes (E.Piano)も弾いてるってことで興味津々で入手。
1969,70年に録音され1971年にリリースされた作品。
ボサノバやジャズサンバ的な要素もあり、幾らか異色な感じもするが、ビル・エヴァンスならではのたまらなく美しい旋律は何も変わらない。
ジャズサンバ黎明期のテノーリオ・ジュニオールから近年のGuingaあたりまで通ずるようなブラジル音楽の心地良さと独自性が散りばめられていて素晴らしい。

相変わらず、ジム・ホールとの名盤『UNDERCURRENT』や『Intermodulation』もよく聴いている。
たぶん、今最も耳にしているピアニストかもしれない。
かつて、とる子から強く薦められたときはあんまり良さがわからなかったんだけど… 何故わからなかったのかが今はわからない(笑)。

 

George Russell 『The Jazz Workshop』
            『New York, NY』

こちらはミーワムーラのムラさんにお薦めいただいて購入。
実はジョージ・ラッセルの名前さえ知らなかったのだが、マイルスやギル・エヴァンスなどと親交が深く、ありとあらゆる伝説のプレイヤーに影響を与えた「リディアン・クロマティック・コンセプト」の考案者なんだな。
そもそも、ムラさんのギタープレイについて質問した際に教えていただいたのだが、ホントまだまだ知らない筋が広がっていくなぁ…

で、何の因果か、両アルバム共にビル・エヴァンスが全面的に参加している。
たぶんもうビル・エヴァンスのピアノしか聴いてない。最近。
前者が1956年、後者が1958,59年の録音なので、前者はビル・エヴァンスがまだ世にその名を轟かす前の名演というわけだ。

 

ファリャ 『三角帽子』 『恋は魔術師』

スペインを代表する作曲家マヌエル・デ・ファリャの代表作のバレエ音楽2作品。
いわゆるクラシック界において、当時民俗的なもの、民族的背景が強い独自性がある作品が多数世に出ていた時代で、ファリャは出遅れていることに悩んでいた…
とか、たしか何かそんな話を聞いたことがある。
そこで本人が行きついたのが自国スペインの偉大なる音楽、フラメンコ。
しかもファリャはアンダルシアはカディスの出身、とまさにフラメンコの聖地の生まれでルーツと向き合ったというわけだ。

そもそもはもう10年以上前にこの『恋は魔術師』の中の「火祭りの踊り」を何度か演奏したのをきっかけに好きになったのだが(しかも三味線で参加)
その他の曲も物語自体も非常に面白いことを知り、今更ながらに入手。

あ、とる子さんにバルトークの素晴らしさを教えてもらって、民族主義作品の魅力に再びハマったってのがそもそものきっかけかな。
そこから、元々大好きなルーマニアのタラフ・ドゥ・ハイドゥークス経由でファリャと再会できたんだった。

世界は広い。
あたりまえだけど、本当にまだまだ広い。

 

SERGIO & ODAIR ASSAD 『PLAY PIAZZOLLA』

ブラジルのアサド兄弟によるピアソラ作品。
とりあえず、昨年くらいからアルゼンチン・タンゴ、とりわけやはりアストル・ピアソラ作品にどっぷりハマってしまっているのだが、それを変態/天才アサド兄弟が編曲・演奏してるってことでこれは聞かねばならないだろう、と。
もう兎にも角にも素晴らしい。
「アルゼンチンの四季」が特に好きで様々な演奏家の作品を聴いている。

 
 

そんな感じで楽しんでいるわけだが、先日ふと滑り込みでブルーノートならまちに駆け込んだ。

 

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閉店まで小一時間、という頃合いだったが何人かのお客さんがマスターとキョウコさんと共に音楽に浸っていた。

そう、酒を手に、最高な音で良質の音楽に浸っているのだ。
時折、会話もあるが、別になくても問題はない。

 

自分もバーボンをロックで頼み、少し近況報告をしつつも、あとはただその場を楽しむ。

あぁ… 何と贅沢で豊かな時間だろう。
これに費やす時間や金銭は何も惜しくない。

 

ふと壁際に目をやると、伝説のジャズメンたちの写真の上に

 

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弥勒菩薩様。

 

何の違和感もない。

違和感なさすぎて、今の今まで気が付かなかった!

 

そんな素敵なブルーノートでのワンマンはもう一ヶ月後。(切ってる)

 

ここでのライブは楽器が持つ本来の魅力をできる限りそのまま最大限に伝えるものにしたいと思っている。
なのでギターは普段ライブでは使わない ドミンゴ・エステソ 1927年にする予定だ。
とる子さんもアコーディオンはエクセルシャーでいくだろう。

そして何といっても、奈良でのワンマンだ。
特別なものにならないはずがない。

是非、どうぞ秋の奈良の風情も楽しみつつ、ワンマンにお越しください。

 

■11月4日(土) 奈良 ブルーノートならまち
 NolenNiu-de-Ossi ワンマン

 開場15:00 開演16:00
 前売2000円 (Drink別)
 出演: NolenNiu-de-Ossi

ご予約はコチラにて

 
 

 

奈良 といえば

 

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こちらもたまらなく魅力的なお店、にこちゃん堂
10月1日、その11周年記念パーティにお邪魔して参りました。

素敵な写真をいただいたので少しご紹介。

 

リハ風景から

 

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Photo by Tani Yuka chan Thanks!!

とても楽しい時間でした!
ここでもしライブをすることになったら、それはまた超特別なものになると思います。
その時は是非。

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さて、今週からは 名古屋・東京・浜松 へ。

 

名古屋は一ヶ月空けてのマンスリー復活。
大好きな All and Sundry と再び!
ストレガでのライブは他にないヴォルテーヂの上がり方があるので、一度体験しに来て下さいね。

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そして、今月の東京マンスリーは楽しみにしていた ふれでりっく書院 をゲストに迎えてのフライデーナイト。
ちょっぴり不思議で稀有な時間。
こんな組み合わせ、絶対おもしろい夜になるでしょう。

是非、誰かに教えてあげて欲しい! なんて自分で言ってしまいたいくらい (言ってる)
どうぞ紹介・拡散、よろしくお願いします。

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そして、浜松は実に一年と四ヶ月ぶり。
お初のShot Bar 201さんにお邪魔します。
お洒落なお店でとても良い雰囲気の時間をお届けできそうです。

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■10月12日(木) 名古屋 Bar Strega
 デ・オッシの『定点観測』#6

 開場19:00 開演20:00
 前売2500円(Drink別)
 出演:NolenNiu-de-Ossi
    All and Sundry

ご予約はコチラにて
 
■10月13日(金) 東京 HEAVEN青山
 デ・オッシの 『まさかの扉』 #7
  ~音楽のその向こうへ~

 開場18:30 開演19:30
 前売3000円 当日3300円(Drink別)
 Host:NolenNiu-de-Ossi
 Guest:ふれでりっく書院

ご予約はコチラにて
 
■10月14日(土) 浜松 Shot Bar 201
 『Tな201』

 開場19:30 開演20:00
 2000円 (1Drink別)
 出演:NolenNiu-de-Ossi/
    goats family/菅原昌代
 DJ&音響: HimitsuSyounenn

ご予約はコチラにて

 
 

そして、帰ってきたらすぐに大阪2連発

前回までのコラムでたっぷりアツく語らせてもらった奇跡の仲間たちとのイベント

Brooklyn

 

そして、昨年も大好評だった蜂鳥あみ太君との、これまた絶対楽しくなる夜。

20171019

  

もうどちらもお見逃しなきよう、どうぞどうぞよろしくお願いします!

 

■10月17日(火) 大阪 umeda TRAD
            (ex. AKASO)
 NolenNiu-de-Ossi Presents
 『Letter from Brooklyn』
 ~ブルックリンからの便り~

 開場19:00 開演19:30
 前売2000円 当日2500円(Drink別)
 出演:NolenNiu-de-Ossi
    James Wilson (From Brooklyn, NY)
    阿部一成(元・鼓童 篠笛奏者)

ご予約はコチラにて
 
■10月19日(木) 大阪 雲州堂
 『局地的サアカス2017 大阪変』

 開場18:45 開演19:30
 【入場無料・投げ銭制】
 出演:NolenNiu-de-Ossi/
    蜂鳥あみ太=4号with坂下文野(pf)

*入場無料なので是非お気軽にお越し下さい。
*雲州堂の美味しい料理、ドリンクを楽しんで下さい。(要注文)
*ライブを楽しんでもらえたらチップをお願いします。

ご予約はコチラにて 

 

その他のライブ詳細は ≫ Website ≪ にて

 

2017年10月 7日 (土)

運命を変えたニューヨークからの使者 -あとがき-

三度に分けてコラムに綴った
『運命を変えたニューヨークからの使者』
に補足、というかあとがきを。
 
 
あらためて、Jamesという男は不思議な存在だなと思う。
 
-前編- でも触れたように、様々な人を自然に集めてしまったり、縁を作ってしまったり…
Jamesのためなら、と人々が集まってくる様子を新居浜でもNYでもあちらこちらで目にして来た。
 
 
自分たちもそうだ。
厳しい状況でもJamesのためなら何かしたい、何とか調整したい、と思う。
もちろんそれだけの感謝の気持ちが溢れているのは間違いないが、そんなギヴ&テイクの問題だけではない。
 
 
阿部一成は実際、ライブ当日の10/17前後は公演でドイツ滞在中なのだが、Jamesが日本に来るなら、と2時間半ほどのライブのために一時帰国して翌日にはドイツにまたすぐ戻るという形に調整してくれた。
 
すごい話よね、それ。
 
 
きっと彼は何か縁あって出会えた人に幸福を与える力を持っているのかもしれない。
いや、運良く彼に辿り着けた人がその恩恵に預かれているのかも。
 
 
『Letter from Brooklyn』@umeda TRAD
ライブ当日は自分たちにも楽しみがたくさんある。
 
NolenNiu-de-Ossiのライブはもちろん
先月の一成との『四国あんギャ!』ツアーで新たに三人で培って育てた素敵な曲たちを大阪でも披露できる。
 
 
久々にJames+阿部一成のユニット、SORA OCEANも味わえる。
 
 
阿部一成が奏でる笛の悠久の響きと息づかいの絶妙な間に絡み合うアメリカ人であるJames。
逆にいかにもアメリカ的な広さのあるJamesの曲に優しく寄り添う一成の笛の音。
 
 
そして今回は全員でやる曲もいくつか取り揃える予定だ。
 
 
我々の縁はたしかに我々のものでしかないかもしれない。
しかし、その関係性を音楽というものを通して皆さんにお見せするというのは、多幸感を共有できることではないだろうかと思っているのだ。
 
 
そしてこれまで我々に訪れてくれたように、誰かにとっての縁の始まりになるかもしれない。
 
 
Img_7828
 
 
今、自分がこうやって振り返って
不思議なもんだなぁ…
と感慨深くなっているように。
 
 

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●●● 前売予約特典 ●●●
『Letter from Brooklyn』にご予約の上、ご来場いただいた方に
NY以来の再集結を記念して
 
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二度目のNYツアー時(2011年)のフライヤーの【復刻版ミニステッカー】をプレゼント!
無くなり次第終了の先着順なのでお早めのご予約をお願いします。


 

■10月17日(火) 大阪 umeda TRAD (ex. AKASO)
 NolenNiu-de-Ossi Presents
 『Letter from Brooklyn』
  ~ブルックリンからの便り~

 開場19:00 開演19:30
 前売2000円 当日2500円 (1Drink別)
 ≪出演≫
 NolenNiu-de-Ossi
 James Wilson (From Brooklyn, NY)
 阿部一成(元・鼓童 篠笛奏者)
 
ご予約はコチラにて

 

心よりお待ちしております。

 

Jamesの “Where Do I Start” にのせて


 

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 NolenNiu-de-Ossi スケジュール
 

■10月12日(木) 名古屋 Bar Strega

 デ・オッシの『定点観測』#6
   
ご予約・詳細
■10月13日(金) 東京 HEAVEN青山
 デ・オッシの『まさかの扉』#7
 
Guest:ふれでりっく書院
   
ご予約・詳細
■10月14日(土) 浜松 Shot Bar 201
   
ご予約・詳細
■10月17日(火) 大阪 umeda TRAD

           (ex. AKASO)
 NolenNiu-de-Ossi Presents
 『Letter from Brooklyn』
 ~ブルックリンからの便り~
 
with/ 阿部一成 (元・鼓童 篠笛奏者)
   
James Wilson (From Brooklyn, NY)
   
ご予約・詳細
■10月19日(木) 大阪 雲州堂
 NolenNiu-de-Ossi×蜂鳥あみ太
 『局地的サアカス2017 大阪変』
   
ご予約・詳細
■10月26日(木) 岡山 MO:GLA
 本夛マキ&NolenNiu-deOssi ツアー
 『シカし、MO:GLAシカない!』
   
ご予約・詳細
■11月4日(土) 奈良 ブルーノートならまち
 NolenNiu-de-Ossiワンマン
   
ご予約・詳細
■11月11日(土) 東京 HEAVEN青山
 デ・オッシの『まさかの扉』#8
 NolenNiu-de-Ossiワンマン
   
ご予約・詳細
■11月19日(日) 京都 Room335
 『Happy Poppy Party!!』vol.2
   
ご予約・詳細
■12月10日(日) 東京 HEAVEN青山
 デ・オッシの『まさかの扉』#9
 
Guest: 小林未郁
   
ご予約・詳細 
 
≫≫ NolenNiu-de-Ossi ウェブサイト
 
 


2017年10月 5日 (木)

運命を変えたニューヨークからの使者 -後編-

というわけで、 前編中編 と時系列で書き並べてきた運命的な出会いだが、今回で締めようと思う。

2010年、2011年に続き、2012年は4月に渡米することになった。
当初は、Jamesとのイベントも相談しつつ、これまでNew Yorkで出会った関係者やお店に直接アプローチする計画でいたのだが、Jamesから 「一緒にツアーに出ないか?」 というお誘いがあったのだ。

 

願ってもない。

 

あのいわゆる 「ロードに出る」 てやつだよな??

 

車一台に楽器を積み込んで、一面農場の何もない景色の中をひたすらに走り、次の町を目指す… っていう。

 

って、まさかそれは映画だけの世界だわな。

と、思いながら始まったわけだが

 
 
 

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P1010480
 

本当だった…

 

最初は 「おおおおおーー! 映画で見た景色!」 と興奮もするが、三日目もすれば数十時間それを眺めているわけで、さすがに…

 

アメリカの広大さを実感…

 

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ミシシッピー川

 

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Img_2898

広大なコーンフィールドの中に突然現れたわずか数ブロックの小さな町。
まるで西部劇の世界。

 

東海岸のニューヨークから、オハイオ州クリーブランドを経由して、ミシガン州シカゴで2本のライブ、中西部のアイオワ州デモインで1本、ミネソタ州ミネアポリスで1本、セントポールでレコーディングをして、ウィスコンシン州ラクロスで1本、ペンシルバニア州ピッツバーグフィラデルフィアで2本、そしてニューヨークに帰ってきて3本
と、7都市10公演のライブ+αツアー。

総走行距離は北海道から鹿児島を往復するほどになった。
二週間くらいのロード生活を共にしたわけだ。

もちろん数多くの体験をさせてもらった。

 

シカゴではオープンマイクイベントでWinnerに選ばれ、ラジオ番組収録もあり

Dscn0377

 

デモインの会場が歴史あるお店で素敵だったり

P1010503  

ミネアポリスでのライブでは大喝采を浴び (↓の動画で是非)

2,3日、素敵なお宅でゆっくりさせてもらい

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セントポールではjamesの素敵なカントリーソング “Where Do I Start” をレコーディング。 (後ほど紹介します)

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ラクロスではあちらこちらで宣伝してもらっていることに感動し

P1010493

 

ライブ後に築100年以上の洋館に泊らせてもらったり (ちょっと怖かった…)

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Img_3050

わけがわからないまま、市の観光PRの撮影に参加することになってたり…

 

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ロードのあらゆるところで様々な忘れられない思い出がある。

 

Img_3104

そして、アメリカのサスペンス/ホラー映画で事件が起こる定番スポット、安モーテルにも念願叶って宿泊。

 

そして、NYに帰って来てから3本のライブ。
もう馴染んできたマンハッタンのUncle Charlie's

The Sidewalk Cafe

P1010586

この2本はJamesと共に。

そしてラストは、中編でも書いたが、前年に興奮の夜を過ごしたBrooklynのGoodbye Blue Mondayへ。

あの日、会場へ向かう道すがら見たマンハッタンの夕景は今も目に焼き付いている。

 

Usa23

 

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P1010618

ライブ後はスーパームーンがBrooklynを更に明るく照らしていた。

P1010621

 
  

もちろん、NYではベーグルは必須。

P1010436

 

そんな2012年の忘れられないU.S.A.ツアー

更に詳細な紀行文はコチラに書き記しているので、ご興味持ってもらえた方は
⇒ 『USAツアー2012 回想録
 

そして、Movieはコチラにて

 
 

それから数年はなかなかアメリカへ行く機会を得れなかった。
もちろん行こうと思えば計画できたのだが、もっとやるべきことがあった、というわけだ。

次にチャンスが巡ってきたのは三年後の2015年の二月。
初めての冬だった。

 

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P1020281

真っ白なNew York。
ニューヨーカーも驚くほどの寒波が襲った時期だった。
髪の毛が凍り、道路はアイスバーンとなる状況。 

 

今回は自分たちで主に自分たちでスケジュールを組んでライブツアーを決めていった。

Img_7340

とはいえ、もちろん観に来てくれるよね。
Jamesもこれまで仲良くなった仲間たちも。

  
 

そして、この年のトピックスは

 

Img_7343

途中から阿部一成が合流!

 

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素敵な部屋を借りて、しばらく共同生活。

 

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ライブももちろん最高。

Img_7345

阿部一成+James

 

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NolenNiu-de-Ossi

 

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Img_7360

 
 

素敵なパーティでの演奏もあった。

 

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最後のライブは記録的な寒さの夜だった。

 

Img_7582

 

その模様はコチラにて…

 
 

三回に渡って長いお付き合いをいただいたこの物語。
少しばかり共に歩んだ気持ちになってもらえただろうか?

こんな数々の想い出を共有してきた仲間が一堂に会すのが 10月17日umeda TRAD

 

是非とも観に来ていただきたい夜なのです。

 

■10月17日(火) 大阪 umeda TRAD (ex. AKASO)
 NolenNiu-de-Ossi Presents
 『Letter from Brooklyn』
  ~ブルックリンからの便り~

 開場19:00 開演19:30
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 James Wilson (From Brooklyn, NY)
 阿部一成(元・鼓童 篠笛奏者)
 
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■10月12日(木) 名古屋 Bar Strega

 デ・オッシの『定点観測』#6
   
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■10月17日(火) 大阪 umeda TRAD

           (ex. AKASO)
 NolenNiu-de-Ossi Presents
 『Letter from Brooklyn』
 ~ブルックリンからの便り~
 
with/ 阿部一成 (元・鼓童 篠笛奏者)
   
James Wilson (From Brooklyn, NY)
   
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■10月19日(木) 大阪 雲州堂
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 『局地的サアカス2017 大阪変』
   
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■10月26日(木) 岡山 MO:GLA
 本夛マキ&NolenNiu-deOssi ツアー
 『シカし、MO:GLAシカない!』
   
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Guest: 小林未郁
   
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2017年10月 4日 (水)

運命を変えたニューヨークからの使者 -中編-

さて、その後の運命を変えるものになったと言っても良いほど、自分たちにとってはトピックスとなった出会い。 前編

そこから、2010年,2011年,2012年と毎年New York、あるいはアメリカの様々な都市でライブをすることになる。
どちらにしてもいずれは行くつもりではあったけれど、その後に繋がる様々なきっかけをもらえたのはJamesのおかげであることは間違いない。

 

さて、ここからは主に写真でご紹介していこうと思う。
Jamesと我々が深めてきた親交の歴史と、USAでの活動の記録を。

 

------- 2010年 -------

 

1

初めてNew Yorkに降り立ったのはもう夕暮れすぎだった。
早速、Brooklynのバーに連れていってもらい、ブルックリンラガースライダーズ(サイズの小さいハンバーガー)で乾杯。

 

2

この二つには劇的にハマってしまい、その後毎年まずそれを求めるようになる。

 

3

4

二日目はまずストリートライブへ。
翌日のライブに向けての宣伝も兼ねて。

 

5

デリには毎朝お世話になった。
ここで珈琲とパンの香りを嗅ぐとNYに来た実感がわく。
たまらなく恋しい…

 

6

とにかく、NYのベーグルは格別。
本当に日本でこの美味しさと食感を味わえたことがない。

 

P1000263

マンハッタンの中心部の公園にあるハンバーガーショップ 『SHAKE SHACK』
五年後の2015年には東京の外苑前 (ちなみに、東京マンスリー: デ・オッシの『まさかの扉』 の会場近くね にも日本一号店ができたが、この頃はNYでも行列だった。

自分は普段、話題の店とかには相当疎いので “猫に小判” なのだが、SHAKE SHACKやサラベスなど知らないうちに味わえているものがいろいろある。
もちろん、SHAKE SHACKのバーガーは美味しかったが、その他のバーもカフェも(ファーストフードではなく)アメリカのバーガーはどこも美味しいので… 最高だったかどうかは定かではない。

そう考えると、奈良のさくらバーガーは相当クオリティ高いよな…

 

と、ずっと食べてばかりいるわけではない。

 

P1000309

NYでの初ライブはマンハッタンの CRASH MANSION
なかなかのデカいハコだった。

 

P1000311_2

移り変わりが激しく、経営などにおいても常に激戦のNY。
ここCRASH MANSIONも残念ながらもう今はない。

ライブはおかげさまで好反応で、イベント主催者にも評価をもらい、翌年のイベントにも出演させてもらうことになった。
そう、この日が始まりだったんだな。

このとき共演したATHENA REICH はその後、アメリカではちょっとばかし有名になってるみたい。
Jamesは “Frightened Seller” 名義で出演。

 

また食の話題で恐縮だが

 

アメリカ人と生活をしていて、何もリクエストしないと
朝:ベーグル 昼:ピッツァ 夜:バーガー
なんて日が平気で続いたりする。

 

NY生活三日目で気付いた。

 

思っている以上に

 

俺には米が必要なんだと。

いや、日本人には、かもしれない。

 

何だか、体がカラカラになってきているような気さえしてきた。

 

そんなわけで、懇願して向かったのは

 
 

P1000361

マンハッタンのチャイナタウン。

 

P1000367

白米はなかったが、もう中華ちまきだけでも嬉しかった。

 

そんなわけで、初NYということでいろいろと観光などにも連れていってもらった。

 

P1000443

P1000535

リンカーンセンターやセントラルパーク、メトロポリタン美術館、そしてジョン・レノンが住んでいてあの痛ましい事件が起こったダコタ・ハウスなど。

 

P1000412

もちろん、ライブもちゃんとやってる(笑)。
こちらはマンハッタンの The Sidewalk Cafe

 

P1000619

でも最後はやっぱり名残惜しくて、出発の日の朝はスライダーズ。

 

これが一年目だった。
本当にまだ序の口だったんだな、と今振り返ってみると思う。
しかし、思い出深い日々だった。

 
 

------- 2011年 -------

 

昨年は7月中旬の訪米だったが、この年は6月。
二年目はライブ日数7日間、全9公演というほぼ毎日ライブなツアーだった。

 

1

まずはやっぱり、ブルックリンラガーで乾杯。
本場の味は格別。

 

2_2

朝はもちろんデリのベーグル。

 

3_2

夜はもちろんスライダーズね。

 

4

そして毎日ブルックリンラガーを飲める幸せ…

 

って、メインはもちろん演奏することである。

 

5_2

初年度も訪れた、マンハッタン随一のピアノバー (アメリカでピアノバーというのは特別な意味がある) Uncle Charlie'sへ。
その後も毎回お世話になる思い出深い店。

 

そしてこの年のトピックスは、ニューヨーク全域で開催される一大フリーコンサート Make Music New York への出演だった。

 

7

6_2

もちろん、Jamesも出演。
同じ会場になったときはこんな風に和気あいあいと。

 

8

9

10

11

12

楽しかったな…

 

13

14

マンハッタン、ブルックリンで計三ヶ所でのライブ。
ちょっと危険な区域もあったけどね…(笑)

 

15

そうそうこの年だった。
ツアー前半で三味線を倒してしまい、棹が割れてヒビが入ってしまうという悲劇があった。

ライブをやりきるには瞬間接着剤などで完全に固定しなければならないが、そうすると修復不可能になってしまう可能性も高く、下手すれば帰国時に三つ折りにできず持って帰れないかもしれない… という状況。

 

でも、そりゃもちろん、ライブを全うできる方を選ぶよね。

 

結果的に三味線かとうさんにご苦労はかけたけど、帰国後に無事修復はしてもらえたし、帰りのJFK空港でもいろいろ大変だったけど、最終的には事なきを得れた。

 

そして、NolenNiu-de-Ossiのライブの中でも実に思い出深く、意義のあるものだったあの日を迎えることになる。

 

16

17

18

BrooklynのGoodbye Blue Mondayでの感動の夜。

それは以前にコチラ↓で書いたので割愛させてもらおう。

音楽って本当に必要ですか?

 

19

そのときたまたま見てくれていたアーティストが書いてくれたデッサン画は今も飾っている。

 

今思い返してみると、この年のNew York公演はとても重要な日々だったと思う。
まだ暗中模索の時代ではあったけれど、その中で自分たち自身が逞しくなれた気がするし、自分たちにしかできないことがあることも何となく感じれたのだと思う。

 

20

21

この年のNY滞在最後の日はゲイパレードへ。
凄まじい規模の一大祭典!

 

NYでの生活中はそのカルチャーのほぼド真ん中にいることが多いのだが、何というか本当に居心地がいい。

 

逆に言うと、日本ではセクシャルマイノリティはまだまだ生きにくい環境だとは思う。
これでも随分マシにはなったと思うけれど…
そこに関心をもってとりあえず理解しようと思う人は増えたとは思うが、旧態依然なごくごく一般的な人 (むしろ情報弱者というべきだろうか) は未だに信じられないような無理解な発言を平気でしてくるので驚かざるを得ない。

日本では ゲイ=ド派手なオネエキャラや濃いキャラ みたいな偏った演出ばかりがメディアに流される。
それはあくまで ”ひとつの芸であり、芸人” である。
逆に言うと、日本ではそうでもしない限り、自己主張をして活躍する場や生きる場を得にくいのかもしれないな。

NYもまだ決して楽園というわけではないが、ただ許容量は違う。
まず、ありとあらゆる文化、人種が混沌としていて、下らない些細なことにケチをつけている場合じゃない。

 

例えば、NYで年齢を聞かれることもほぼない。
日本ならまずそこから始まることが多いだろう。

それ以外にも恋愛対象の性別など、超個人的なプライベートな部分を聞かれるようなことはあまりない。
そこには、“そんなことで人を判断しない” という空気がある。

 

自分は日本に生まれ育ち、奈良という歴史を感じさせる町にいて、どこのどんな国より日本が好きで、ここに生まれたことに誇りを持っている。

しかし、New Yorkのその空気だけは本当に羨ましい。
本当に生きやすい。
特に芸事を生業として生きていくには…

 

逆に言うと、本当に実力だけで判断される恐ろしく厳しい環境というわけだ。

よく 「NYで三味線とか弾いたらウケたでしょう??」 なんて言われるが、ホントそんな狭い世界じゃない。

日本人がただ単に三味線持ってったくらいじゃマジでウケないから。
ありとあらゆる人種・文化のるつぼよ、ここは。
日本の方がよっぽど驚かれるわ、いまだに…


 

そういったこともほんの少しではあるが垣間見れたこと、それは決して小さなものではないことは想像してもらえるのではないだろうか。

 
 

そして、翌年はNew Yorkを離れ、Jamesと7都市10公演のUSAツアーに旅立つことになる。

 

続きは後日。

 
 

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Brooklyn

■10月17日(火) 大阪 umeda TRAD (ex. AKASO)
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2017年10月 1日 (日)

運命を変えたニューヨークからの使者 -前編-

10月17日(火)、大阪のあのステージに久々に立つ。
バナナホールからAKASOを経て、今その名称が umeda TRAD に変わったあのステージだ。

近年はなかなか出演する機会を得れなかったが、自分たちにとっては始まりの場所であり、帰る場所。
まさに “ホーム” だと思っている。

そこへ初めて迎えるはNew YorkBrooklynから来日する友人、James Wilson
彼とはNew Yorkでもう何度もライブをし、2012年にはアメリカの7都市を共に巡る音楽の旅をした。
それは、NolenNiu-de-Ossiが今こうやって活動させてもらえている上でとてつもなく大きな経験であることは間違いない。
何が、と聞かれてもなかなか一言では言い表せないが、現在に至る自分たちを作る大きな要素となっているのだ。

 

そもそも、彼との出会いは前身バンドのマホロバガクザの末期だった。
『ならとろじ』 を発売した頃だろうか。
iTunesも少しずつ日本でも浸透してきてはいるが、まだまだこれからといった時代。
むしろ、ミュージシャンにとってはMy Spaceの方が有効なコミュニケーションツールだった。

海外のミュージシャンとも繋がれる。
実際に当時はよく海外のミュージシャンや音楽ファンからメッセージをもらった。
(逆に現代はあらゆるSNSでも容易く繋がれ過ぎて価値が下がったのかそういった熱量はないよね。)

New York在住のJamesもそんな一人だった。
日本にも関心を持ってくれていて、近い将来には日本にも来たいと言っていた。
当時からお互いの国でライブを一緒にやろうよ、なんて話をしていたのだ。

 

それからしばらくして、マホロバガクザはその活動を止めることになる。
NolenNiu-de-Ossiを始めるまでの五里霧中、暗中模索の一年が始まるわけだ。

 

その間もJamesとは時々連絡はとっていた。
いつの頃からだったか、少しの年月、日本に住むという計画の話も出ていたので、初顔合わせは日本になるかな… とは思っていた。
まだどこに住むかは決まってはいないが 東京 か 大阪 か 新居浜 という三択だという。

 

東京か大阪はまぁわかるけど… に、新居浜??
新居浜って… たしか愛媛だったよな… な、なぜ新居浜??

今でこそ自分たちにとっても郷愁や聖地感さえある大切な町だが、当時は行ったこともないし、あまりよく知らない町だった。

 

どこかと間違えていないかと思い、東京・大阪とは全然違う感じの町で… えぇと… って感じで、失礼ながら余計な説明をした覚えがある。
新居浜の皆さん、ごめんなさい(笑)。

 

果たして、Jamesがやってきたのはそのまさかの新居浜だった。

もちろん彼の繋がりやら何やらがあってそこになったのだと思うが
この彼の決断は、我々にとっても大きく運命を変えるものとなっていく。

 

初めての彼との出会いは我が町、奈良だった。

 

奈良まで遊びに来てくれたのだ。
東大寺などを参詣し、鹿と戯れた。
翌日はディープな大阪を紹介しようと、新世界(動物園前寄り)の老舗の串カツ屋などを案内。

 

その数ヶ月後の2010年4月に大阪と神戸と奈良で一緒にライブをすることになった。
まずは大阪の由苑。
ゲストにJamesと、元ANATAKIKOUの北條君を迎えてのスリーマン。

 

って、今考えるとだいぶおもしろい組み合わせだな(笑)
Jamesと北條君って…

 

そして、翌日は神戸のVARIT.。

 

その時に新居浜から友人ミュージシャンを招いているので彼とデュオで演りたいと言うのだが
そのミュージシャンは元・鼓童の主要メンバーだという。

 

いやいや… Jamesはよく知らないかもしれないけど、鼓童って世界的なグループやで??
その主要メンバーがそんな気軽に来るわけないやん。
KODOって聞こえたけど、何かそういう感じの名前のバンド? え、TAIKO GROUPなん?
え? ほんまに? 騙されてない? イクイク詐欺じゃない?

みたいな感じで俺もとる子も半信半疑だった(笑)。

 

20歳くらいの頃は鼓童のドキュメント番組とか見漁っていたし、本当に来てくれたらそりゃあ嬉しいけど…
めっちゃ屈強な肉体の厳格な表情の漢が 『押忍ッ!』 ってな感じで現れたらどうしようかと思い、こちらも負けないように肩を怒らせて迎えるよう心の準備をしていた。

 
 

果たして、登場したのは実に物腰柔らかで丁寧な男だった。

 
 

それが、阿部一成

 
 

今、こうして我々にとって大切な友人であり、敬愛する音楽家であり、なくてはならない存在となっている一成との出会いであった。

鼓童を脱退し、故郷の新居浜へ戻り、一人で活動していこうとしている、ちょうどそんな頃だったのだ。
それまでの活動の規模は大きく異なるが、それぞれに未知な世界があり、お互いちょうどこれまでと違う環境でイチからやり直そうとしているタイミングだったので、何か妙に惹かれ合うものがあったのかもしれない。

 
 

NolenNiu-de-Ossiと阿部一成とを繋げてくれたのは、和楽器関係でもなく、日本人でもなく、実はNew Yorkからやってきた一人の男だったのだ。

 
 

さらに翌日は大阪は北堀江のインド料理店、最後は奈良で自分も実行委員として関わっていた平城遷都1300年祭のライブサーキットイベントに招いた。

Img_1191

 

その後、しばらくしてJamesはNew Yorkへ帰ることになるになるのだが、その最後のライブにと招いてもらったのが、自分たちにとって初めての新居浜だった。

 

そして、その一ヶ月後…

 
 

今度は我々がNew Yorkへ行くことになる。

 

P1000198

 

この続きは明日にでも…

 
 

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Brooklyn

■10月17日(火) 大阪 umeda TRAD (ex. AKASO)
 NolenNiu-de-Ossi Presents
 『Letter from Brooklyn』
  ~ブルックリンからの便り~

 開場19:00 開演19:30
 前売2000円 当日2500円 (1Drink別)

 ≪出演≫
 NolenNiu-de-Ossi
 James Wilson (From Brooklyn, NY)
 阿部一成(元・鼓童 篠笛奏者)
 
ご予約はコチラにて

 

-------------------------------------
 
 NolenNiu-de-Ossi スケジュール
 

■10月1日(日) 奈良 にこちゃん堂
 にこちゃん堂11周年記念パーティ
■10月12日(木) 名古屋 Bar Strega

 デ・オッシの『定点観測』#6
   
ご予約・詳細
■10月13日(金) 東京 HEAVEN青山
 デ・オッシの『まさかの扉』#7
 
Guest:ふれでりっく書院
   
ご予約・詳細
■10月14日(土) 浜松 Shot Bar 201
   
ご予約・詳細
■10月17日(火) 大阪 umeda TRAD

           (ex. AKASO)
 NolenNiu-de-Ossi Presents
 『Letter from Brooklyn』
 ~ブルックリンからの便り~
 
with/ 阿部一成 (元・鼓童 篠笛奏者)
   
James Wilson (From Brooklyn, NY)
   
ご予約・詳細
■10月19日(木) 大阪 雲州堂
 NolenNiu-de-Ossi×蜂鳥あみ太
 『局地的サアカス2017 大阪変』
   
ご予約・詳細
■10月26日(木) 岡山 MO:GLA
 本夛マキ&NolenNiu-deOssi ツアー
 『シカし、MO:GLAシカない!』
   
ご予約・詳細
■11月4日(土) 奈良 ブルーノートならまち
 NolenNiu-de-Ossiワンマン
   
ご予約・詳細
■11月11日(土) 東京 HEAVEN青山
 デ・オッシの『まさかの扉』#8
 NolenNiu-de-Ossiワンマン
   
ご予約・詳細
■11月19日(日) 京都 Room335
 『Happy Poppy Party!!』vol.2
   
ご予約・詳細
■12月10日(日) 東京 HEAVEN青山
 デ・オッシの『まさかの扉』#9
 
Guest: 小林未郁
   
ご予約・詳細 
 
≫≫ NolenNiu-de-Ossi ウェブサイト
 
 

2017年9月30日 (土)

楽曲解説 『百日草』

『百日草』 という曲がある。
こう言っては何だが、音楽的には特に解説しなければならないところはない。
メロディラインはなかなか良いものではないかとは思うが、自分自身そこにさほど強い音楽的関心がないので何とも言い難い。
(昔から言っているのだが、たった一音棒読みのような歌でも素晴らしいものは素晴らしいと思っているので…)

 

ただ、自分にとってはとても大切な歌であることには間違いない。

 

元々はまほろば楽座時代の曲。
2003年の2ndミニアルバム『哀歌集』に収録。

Jacketaika

 

当時のライブでは長年欠かさず演っていたし、三年近く続いたKiss-FMでの番組のエンディングテーマでもあった。
メンバーが変わって新たな曲が増えてもなかなかレパートリーから外せなかった。

そして、NolenNiu-de-Ossiになってから数年。
しばらくご無沙汰だったこの曲をやることになったのは、レコーディングコンサート 『日常の中の非日常』 だった。

Img_4871

 

久々にみんなに聴いてもらう良い機会だったし、前述の『哀歌集』が完売となってもう久しかったので、何かの形で新たに残しておくのも良いのではないかということになった。

Jacketnichijou_2

 

随分時は流れたし、我々の形態も変わった。
この曲の対する想いもまた何か違うものになっていたので、新たな雰囲気で挑むこととなった。

  

実はかつて、このコラムで『百日草』について言及したことがあった。
現在タイトルに“第二章”とつけているのは、以前にミスで過去のコラムをすべて消失してしまったからなのだが
まぁ、それもそういう運命だったのかなと諦めることにした。

 

それからまた数年…

 

先日の NolenNiu-de-Ossiワンマン ~まほろば楽座Special~ を開催するにあたって、古い曲や資料を探すべく、昔のHDDなども漁っていたのだが
当時のコラムの下書きだか、アーカイブだかの文書がいくつか保存されているのを発見した。

 

奇しくも、楽曲解説などを始めたこのタイミング。
なかなかライブで披露することはないかもしれないが、現在も販売しているアルバムに収録されている曲ではあるし
今一度、この曲のことを書き記しておこうかと思う。

 
 

10年前に書いた文章をそのまま掲載します。 

 
 

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2007年1月11日(木)

『百日草』

俺はかつて“友達”、“親友”という言葉に少し偏見にも似た価値観を持っていた。
他人が安易に口走る“親友”などという発言に対し、言葉にはしないものの心の中では
「本当に親友なのか」 といったような過剰な反応を示してしまっていたのだ。
いわば、顔見知り程度で友達、よく遊ぶから親友、などという定義に違和感を持っていたのである。
今思えば少し異常だ。

 

俺にももちろん友達と呼べるヤツはいたし、確かに親友もいた。
それは今だからそう言えることで、一時期は俺は実のところまったくの孤独ではないのかと悩むことすらあった。
だからこそ、常に誰かを求めていたのだろう。

 

かつて俺には幼い頃からの友人がいた。
家も近所で小学生の頃から学校へ行くのも同じ、サボるのも同じ、悪戯もよくした。
思春期の様々な体験も共有し、一人の少年が大人へと成長していく過程をお互い確認していたように思う。
学校を出てからはそれぞれがそれぞれの進む道へと歩き出し、かつてほど同じ時間を共有することはなくなったが
それでもお互いの状況はだいたい把握していたし、むしろ知らなくても問題はなかった。
会えばいつものあいつがそこにいるからだ。
あいつは俺の音楽に敬意を払ってくれていたし、俺はあいつの文才、絵などの芸術センスに嫉妬したりもした。
お互い進むべき道は違ったけれど、それぞれの将来が楽しみでもあり、俺はいつか大きなステージに立ってあいつの自慢の友達になりたいと密かに思っていた。

 

数年前、東京への遠征ライブから帰ってきた夜、近所の別の友人から一本の電話が入った。
あいつが車で事故にあったという。
明日葬式があるという。
しばらくわけがわからなかった。
どうしていいかもわからなかった。

 

翌日葬式へ行って、あいつの姿を見て、親の顔を見て俺はどうしようもないほど泣いた。
大好きだったあいつにもう会えないという信じられない事実と、目の前にいる親友を親友と口にもできなかった馬鹿な自分が悔しくてひたすら泣いた。

 
 

あいつがこの世を去って数日後、たまたま寄った店に家庭菜園などのコーナーがあった。
袋詰めの花の種が目に入り、たまには花でも育ててみるかと珍しいことを考えながら幾つかを手に取って眺めていた。
袋のひとつひとつに花言葉と日付が明記されていて、俺はふとあいつの誕生日の花を探してみようと思った。

そしてその花を探し出し、花言葉を読んでまた俺は馬鹿みたいに泣いた。

 
 

『百日草』 : 遠く離れた友を想う

 
 

あいつは独りよがりで愚かな俺に身をもって大事なことを教えてくれたんだと信じている。
俺は遠く離れた友のために曲を書いた。

 

数年前、マホロバガクザの曲の中で最も好きな曲を選んでもらうアンケートを実施したことがあるが、その結果、一位は断トツでこの『百日草』だった。
俺はこのときばかりはミュージシャンとしてだけではなく、ひとりの人間としてとても嬉しかったことを記憶している。

 
 

今では俺は独りの時間を非常に大事にしているし、心から楽しんでいる。
俺には大切な仲間や友達がいて、親友と呼べるヤツもいるからだ。
俺の他にもふとしたことで孤独感に苛まれる人もいるだろう。
だけど、きっと驚くほど身近なところにその孤独を癒してくれる存在がいたりするんだと思う。

 
 
 
 
 

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