2019年8月 8日 (木)

バンド人生黎明期

今日はカレー屋マナビアンへ。
以前に旧・奈良ドリームランドの近くにお店があった頃に一度食べに行っているのだが、あれから下手したらもう20年近く経っている気がする…
こちらの店主マナブさんはギタリストで、自分が本格的にバンド活動を始めた頃の大先輩だった。
 
当時大好きだったアメリカの超変態トリオバンド Primus の曲から名前をいただき Tommy The Cat と名乗っていた。
 
Tommy1
 
 
ちょうど20歳前後の頃だったと思う。
当初は寝屋川ヴィンテージ枚方ブロウダウンなど、大阪と京都と奈良をトライアングルで結んだ中心あたりで何故か活動していた。
全員、奈良出身だったのだが。
(今思えば、あの頃のヴィンテージやブロウはかなり危ない香りがしてたな…)
 
それがドラマーが変わったことで奈良の老舗ライブハウス ビバリーヒルズ を中心に活動をすることになる。
そもそもギターは高校の同級生、ベースは小中の同級生だったのだが、新しいドラマーも奈良人。
そして、彼が元々そのビバリーヒルズでバイトをしていたことが出演のきっかけとなった。
 
その頃は奈良でなんて… などという田舎者意識が高かったが、ここビバリーヒルズで学んだことや得たものはとても大きい。
当時の店主ヤマネさんは癖も強いしハッタリも強い方だったが、自分たちはとてもかわいがってもらった。
決して大きなハコではないが、初めてワンマンをやらせてもらったのもビバリーヒルズだった。
 
当時、そのビバリーヒルズが主催する 大仏フェスティバル という一大バンドイベントがあって、ビバリー出演陣を中心に毎年しのぎを削りあうものだった。
たしか最終的に25回ほどあったはずだが、奈良文化会館など大きなホールで毎年開催されていて
自分たちが出演した時も当時、あやめ池遊園地の中にあったOSK歌劇団 (宝塚歌劇団・松竹歌劇団と並ぶ三大少女歌劇のひとつ) の大ホールに1000人が集まる一大イベントだったのだ。
 
 
今、思うと…
なんだったんだろうな… あの時代は…
 
 
そのときのゲストが前年優勝したマナブさん在籍の 神風エルビスハリケーン
優勝はこれまた大先輩の ワビサビ
 
実は自分がその後、バナナホール (現 umeda TRAD) と長く深いお付き合いをさせてもらえることになったのは、後々にこのワビサビのバナナホールでのイベントに呼んでもらったことがきっかけだ。
 
今思うと、ホントに感謝してやまないトピックスだな。
 
 
そして、自分たちの Tommy The Cat は準優勝だった。
 
Tommy2
 
あの時の興奮や、また悔しさみたいなものが… 今思えば、これまで音楽にずっと携わることになる火種になったのかもしれないな…
 
(あれ…?? 三位だったかな? いや、準優勝だったよな… たしか実家にトロフィーとビデオがあるはず…)
 
 
あの頃。
まだまだみんな、てんでダメなミュージシャンだったけれど、あのビバリーヒルズで当時しのぎを削っていた仲間たちはその後、大阪に出て時代を先ゆく音楽を奏でて少し話題になったりしていた。
それはたしかに刺激になり、自分は自分の独自の道を往く、と まほろばまほろば楽座 という、日本を強く意識しつつもワールドワイドかつ無国籍なバンドを作ろうと模索することになる。
 
ビバリーヒルズに出演していたのはほんの二年ほどのことだと思う。
しかし、あの頃の二年は今の十年くらいに匹敵するほどの濃厚さだった。
 
 
久しぶりにマナブさんに会って、青春時代の想い出が一気に蘇ってきた。
早速お誘いいただいたのだが、スケジュールが合わず断念。
 
またいつかご縁があるならば、ご一緒できることもあるかもしれない。
そのときを楽しみに。
 
 
 
さて、もう四日後は 京都RAG での珠玉のイベント。
 
 
こんなメンツだからお得だ、とか
観ないと損だ、とか
そういう言い回しの告知はしたくないんだけど
でもこの日はそんな気持ちを声を大にして言いたいくらいなんだよな。
絶対に楽しいと思う。
 
山田明義の愛と情熱に溢れる4daysの千秋楽。
少し早めの時間から。
 
鴨川と高瀬川で京都の夏の風情を味わいながらRAGへ是非。
 
 

Day4
 

■8月12日(月祝) 京都 LIVE SPOT RAG
TEM ROCK FES 2019〜夏色音彩〜 DAY4
開場16:00 開演17:00
前売2500円 当日3000円 (Drink等別)
【出演】
 酒井ヒロキ
 ステシュラ with 花田えみ
 デ・オッシ
 ユースムースアヴェニュー
【コラボ展示アーティスト】
 ソノムラシノ(イラスト展)
 murajun(彫紙アート展)
 中島久美子(写真展)
 
ご予約はコチラにて

 
※RAGでのチケット購入での整理番号が最優先となります。
 良いお席をご希望の方はRAGでご購入下さい。
 ≫ コチラ
 
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・
 
そして、月末はいよいよ!
デ・オッシ 10周年記念ワンマン です!
 

  
_
 
■8月31日(土) 大阪 雲州堂
デ・オッシ 10周年記念ワンマンショウ
 『ギャーテー・ギャーテー』
開場18:00 開演19:00
前売3000円 当日3500円(Drink別)
【学生割引】(予約時にご明記ください。)
 *小・中学生 1500円引
 *高校・大学生 1000円引
 
ご予約はコチラにて
 

 

2019年7月29日 (月)

写真で綴るMO:GLAワンマン

先週末の岡山MO:GLAでの 「オカシナまやかしノ夜」 デ・オッシ ワンマンSpecial にお越しいただいた皆さん、本当にありがとうございました。
 
67474302_1300786006757483_63055114952245
 
 
初めてMO:GLAに出演した時の打ち上げで 「ワンマンを目指してやろう!」 と社長サンジさんに言っていただいてから七年。
事ある毎にそんな話はしておりましたが、何となく体裁を整えただけのワンマンでは意味がないので、現実的に可能性が見えるまでは… となかなか腹を決めれずにいました。
季節が巡り巡って、昨年の九月。
「ワンマンでじっくりデ・オッシの世界を見たい。俺が見たい。とにかくやろう。」
とサンジさんに言ってもらい、これは腹をくくらねばならないな、と思いました。
 
岡山という町、そしてMO:GLAのキャパ。
そう簡単に、よしいっちょやってやるか、とはいかない。
こちらが一方的に好きでも仕方がない。
何とかここで今一度、この町でアピールできることをやってみよう、と
まだ何も決まっていなかった2019年の唯一のトピックスとしてワンマンを決定し、それまでの計画を考えたのが昨年末。
 
 
Img_0220
 
市内の商業施設エブリイの特設ステージでのプロモーションライブは2回。
計4ステージのライブには各地からたくさんの方にお越しいただきました。
 
 
51351661_10155816646760894_5401364507970
 
二月にはMO:GLAの名物イベント 「3ちゃんを唄う」 に一曲だけ歌いに。
 
 
111
 
更には 「オカシナまやかしノ夜」 ツーマンSpecialとして、岡山のPESMI&PICCIと三度に渡る共演。
 
まだまだやれたことはあるだろうし、他の方法も何かあっただろう、なんてことは後になってみれば幾らでもでてくるだろうけれど、他のスケジュールがどんどん増えていく中で現実的に自分たちがやれることをやってきました。
 
 
そして迎えたワンマン当日。
 
前日に発生した台風が上陸なんてニュースもあり、おいおいおいマジかマジか… と少々心配させられることもありましたが、おかげさまで何とか無事に回避。
その代わりなかなかの酷暑の中での遠征となりました。
 
 
そして開場・開演。
 
 
67371339_1300787403424010_55671644404632
 
 
さすがに満席とまではいきませんでしたが、これまで岡山でご縁をいただいた方々、また遠方からもはるばるこのワンマンを観に多くの方々が駆けつけてくれて、感謝感激。
 
 
そう、ここMO:GLAで、ここのサウンドでの デ・オッシ ワンマン を観てもらいたかった。
信頼するPA雄介君のサウンドに身を委ね、音色に耳を研ぎ澄ませ、呼吸を感じながら、ただひたすらに 「音楽」 を奏で続けた二時間半でした。
 
 
67204026_1300786000090817_60397646586870
 
67954760_1300785986757485_42110849053769
 
67913659_1300786953424055_30449395787177
 
67364025_1300787300090687_81867381289967
 
サンジさんのライティングがこれまた素晴らしい。
 
 
67466056_1300787353424015_23905367792885
 
67139013_1300787153424035_81770800016785
 
67652121_1300786886757395_63682573038119
 
67699550_1300786126757471_87123055031175
 .
Photo By カナふみ いつも素敵な写真をありがとう。
 
 
更には本編終演後、アフターライブパーティとしてフロアで皆さんに囲んでもらっての生音生歌ミニライブも。
 
67438114_1300787656757318_72105075244982

 
本編21曲 + 生音ライブ5曲
計26曲はこれまでで最多曲数だったと思います。
 
それでもまだ泣く泣くセットリストから外したものも多数。
そちらはまた 9/15(日)MO:GLAである 社長サンジさん・店長ヨシキさんのOkayama通天閣 とのツーマン! で聞いてもらえたらと思っております。
 詳細はコチラにて
 
 
2019.7.27 デ・オッシ ワンマン at 岡山MO:GLA
 
1. 眠りの町
2. 秘密
3. 萌ゆる青さ、心に毒を
4. 浅き夢
5. ナマスナマステ
6. 惜別の歌
7. 西を目指して
8. 狐狸の葬列
9. 解夏
 
10. 心中サーカス
11. 永遠の妄想
12. 弾指刹那
13. 万華鏡
14. ゆきずり
15. 出口のない町、あるいは終わりのない回廊
16. こがねむし (PESMI&PICCI)
17. ムクロジ
18. 微塵もない
19. ソラの世界
 
encore
20. 決めた
21. 輪廻の郷
 
アフターライブパーティ
 
1. 草原列車
2. すすきに隠れて
3. 奈良ばやし
4. 白い月
5. 夜明け前の譚詩曲
 
 
今回のMO:GLAでの楽しく深い夜を越え、ますます楽しみになって参りました。
このワンマンをまたひとつの糧とし、これからまた岡山でも頑張っていきたいと思います。
 
 
ご来場いただいた皆さん、改めて本当にありがとうございました。
そして、MO:GLAファミリーの皆さん、いつもありがとう!
 
 
 
さて、夏真っ盛りの8月は… まず京都での最高にアツいイベント。
美味しすぎる素敵面子が一堂に会す日。
祝日の早い時間からなので是非。
 

Day4
 

■8月12日(月祝) 京都 LIVE SPOT RAG
TEM ROCK FES 2019〜夏色音彩〜 DAY4
開場16:00 開演17:00
前売2500円 当日3000円 (Drink等別)
【出演】
 酒井ヒロキ
 ステシュラ with 花田えみ
 デ・オッシ
 ユースムースアヴェニュー
【コラボ展示アーティスト】
 ソノムラシノ(イラスト展)
 murajun(彫紙アート展)
 中島久美子(写真展)
 
ご予約はコチラにて

 
※RAGでのチケット購入での整理番号が最優先となります。
 良いお席をご希望の方はRAGでご購入下さい。
 ≫ コチラ
 
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・
 
そして、月末はいよいよ!
デ・オッシ 10周年記念ワンマン です!
  
_
 
■8月31日(土) 大阪 雲州堂
デ・オッシ 10周年記念ワンマンショウ
 『ギャーテー・ギャーテー』
開場18:00 開演19:00
前売3000円 当日3500円(Drink別)
【学生割引】(予約時にご明記ください。)
 *小・中学生 1500円引
 *高校・大学生 1000円引
 
ご予約はコチラにて
 

2019年7月19日 (金)

選挙へ行こう

人が、企業が、何らかの団体が、お金を使わない、回さない (=使えない、回せない)ようになってるな、ということは自分のような立場においても肌身で感じられる。

時代を経る毎にどんどんそういう方向に進んでいる。

 

自分自身もそうだ。

みんながどこかずっと将来に不安を抱えているこの社会。

景気が良くなっているはずがない。

自分のために、誰かのために、何かのためにお金を使うことが難しい時代はとても不健全だ。

さらに消費が冷え込めば社会はますます不健康になる。

今のこの状況で増税は有り得ない。

税金を取られるのは嫌だ!などという個人の感情ではなくて。

 

そして、まるで国家主導でヘイトを撒き散らし、人々の憎悪を増長させているように感じてしまう現政権。

外交問題においても様々な側面があるとは思うけれど、今は日本国家がトップの人間性のいやらしさが滲み出て世界に発信されているように感じる。

単純にヒトとして敬意を払えない。軽蔑する立ち居振る舞いが目につく。

 

みんな、「何か良くないな、嫌だな、不安だな」 と “なんとなく” 抱いていた感情が、徐々に明確になっていったのだろう。

「日本で生きている限り、まぁゆーても大丈夫だろう」 と思っていた層も、これはどうもちょっとおかしいぞ、とさすがに気付くほど良くない方向に傾き続けているんだと思う。

 

 

選挙へ行こう。

 

 

思考はシンプルで良いと思う。

前向きになれる社会、せめて「将来どうなってるかな」と自分や家族や仲間の未来を楽しみにできる社会であってほしい。

誰かを、また自分自身も応援できる世の中になってほしい。

 

それなら現状を変えなければならない。

現状維持以外を選択しなければ。

 

 

Img_2480

 

2019年7月17日 (水)

“奈良めぐり” という妖しさと悲しさを併せ持つ曲

先日の 『奈良を唄う』 にて、デ・オッシ アレンジでお届けした 「奈良めぐり」 という曲がある。
最後にみんなで唄った 「奈良ばやし」 は歌詞カードを折り込んで紹介したのだが、せっかくなのでコチラも載せておこうと思う。
 
「奈良めぐり」 という曲は明治末頃の流行り唄。
明治25年に国鉄の湊町 (現在のJR難波)~奈良間が全通した頃に歌われていたものらしい。
 
ということで、関西本線の中の (現在でいう) JR大和路線の駅名がまず登場する。
そして、このコラムでもおなじみの奈良の名所が次々と登場するわけだ。
 
上記イベントの時にも少しお話させてもらったが、曲は上方座敷唄 「越後獅子(五段返し)」 の替え歌。
作詞者は不詳。
おそらく正確なものが残っているわけでもなさそうで、他の童歌や流行り唄と同様に伝聞を繰り返すうちに少し変わったり、多少の異なった派生を起こしたりしているようだ。
 
それがまたいい。
 
聴き間違いや覚え間違いにより、辻褄が合わない言葉が並んでいても、それが時代を経て伝わった歴史だと思うと、あえて検証したり訂正したり…
ましてや現代の理屈で改変する必要はないのではないか、と思う。
 
また、替え歌であるのである意味、歌う人が勝手に変えるのもアリということである。
 
 
今回この企画をかつての大寺である大安寺さんで開催させていただくということで、さらにその前身は国家仏教の頂点に立つ寺だったということを偲び、一ヶ所だけ勝手ながら替えさせてもらった。
その他は多少異なる点ある幾つかの歌詞の中から語呂や前後の文章の繋がりの良さで選ぶことにした。
 
 
D_mlysbuyaaf_sc
 
 
『奈良めぐり』 (デ・オッシ@大安寺 Ver.)
 
 
関西 湊町 ちょいと汽車に乗り
今宮過ぐれば天王寺が見える
 
平野 八尾 柏原 王寺 法隆寺 小泉 郡山
奈良に着して人力雇うて春日に参詣す
 
それより左にとりて三笠山
名物 鹿の張り子や菊一文殊
 
そこらあたりから お土産いかがと勧められ
鹿の張り子を二個さげて ござれまいりましょ
 
二月堂に参拝して 坂をたらたら下れば 大仏 鐘の音
 
 
南円堂に 北円堂に 興福寺
猿沢の池のほとりの衣掛け柳や采女の社
 
もみじの錦 手向山
大官大寺を思い出す
 
ぬさもとりあえず 神のまにまに
お辞儀する鹿をばからこうてやり
 
北円堂には 六つと七つの
不思議な鐘つく 三作石子詰め
 
まわりまわりて…
 
 
 
最初は先ほど述べた通り、大阪から奈良までの大和路線の駅が並ぶ。
そして、奈良に着いて人力車で春日大社へ向かうわけだ。
 
そして、三笠山
春日大社の神体山であり、奈良の人間にとってこの山は何か特別な存在で、北隣の若草山と併せずっと眺めてきたものだ。
故郷の心の拠り所としているところはあると思う。
 
自分自身、古くから 「鮮やかなれど色づけば尚」 など幾つかの曲で半ば無意識に登場させてきている山だ。
 
 
阿倍仲麻呂の名歌

「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも」

などの語感や風情は奈良に住む者の心には幼い頃から響いているような気がする。
少なくとも自分はそうだ。
 
 
そして、菊一文殊


 
Img_2572_20190717012601
 
先日、この名前憶えておいてね、と書いてたアレ だ。

鎌倉時代から続く老舗の打刃物類製造販売会社。

ちなみに、とるこさんはこの部分で包丁で切り刻むようなピアノフレーズを入れている(笑)。
 
そのあと、二月堂からたらたら下る坂道はこのコラムではお馴染みではあるが、そこもコード進行的に下っていくようにアレンジしている。
それも、ちょっと冥界に迷い入るような妖しさを少し加味して。
 
 
2_03  
 
このバージョンの門の先のような感じか(笑)。
 
 
猿沢池のほとりにある衣掛け柳采女神社はきっと奈良に訪れてくれた皆さんは見覚えがあるんじゃないかな?
二月堂・三月堂などのエリアにある手向山八幡宮もお詣りしたり通りがかった方もいるだろうし、まさに奈良のこのあたりを巡られた方には実におもしろい曲になるのではないだろうか。
 
 
最後に登場する三作石子詰めはあまりご存知ないかもしれないが、おそらくその前を通っている方は少なくないと思う。
 
ちょっと話はエグくなるが…
石子詰めとは、地面に穴を掘り首から上だけ地上に出るように人を生きたまま入れ、その周囲に多くの小石を入れ圧殺した刑罰、私刑のこと。

春日大社の狛犬を盗んだ山伏を飯合川で石子詰めにしたり、鹿殺しの犯人が石子詰めにされたという記録があるらしい。

 
そして、三作石子詰めとはその鹿殺しの話。
「生類憐みの令」 の徳川五代将軍綱吉の時代。
三作と呼ばれる子どもが誤って文鎮を鹿に当てて死なせてしまい石子詰めにされたという悲劇の伝説。
近松門左衛門の浄瑠璃 「十三鐘」 はこの三作伝説を題材に母親が弔いの鐘を鳴らすエピソードがある物語らしい。
 
 
不思議な鐘つく 三作石子詰め
 
 
という最後のフレーズにもの悲しさや怖さがあるのも、何か不思議な魅力… といってはいささか不謹慎な気もするが…
デ・オッシ アレンジはそれを加味したものと思ってもらえると
「ただ奈良の名所を巡ってるだけなのに、なんでそんな妖しい曲にしてるのwwww」
とはならないで、得心いただけるかと思う。
 
 
ちなみに、興福寺五重塔のすぐ近くに 「伝説三作石子詰之旧跡」 と書かれた木標が立てられている。
猿沢池から興福寺五重塔に至る五十二段を登り、春日大社の一の鳥居に向かう道の右手の土塀沿いにある。
実際に三作が埋められたとされる場所は、その脇にある鹿よけの門を開けて 「十三鐘」 と呼ばれる興福寺菩提院に実際の塚が設けられている。
 
 
こんな風に解説を加えると曲もまた違って聞こえるかもしれない。
 
このデ・オッシ仕様はまず最初に自分が乱雑に、そしてちょっとエキセントリックにアレンジしたものを、とるこが整然と美しく改編し、しかし自分のアイデアも絶妙に活かしつつまとめてくれたもの。
原曲となる越後獅子五段返しの風情も損なわないよう、そしてどこか妖しさや悲しさが漂う雰囲気も逃さず、デ・オッシらしい迷宮を彷徨うような幻想的なものにしてくれた。
 
またどこかでお披露目することはあると思う。
そのときはまた是非一緒に不思議な奈良をめぐりましょう。
どうぞお楽しみに。
 
 

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・
 
Photo_20190716004201
 
■7月27日(土) 岡山 MO:GLA
 「オカシナまやかしノ夜」
 デ・オッシ ワンマンSpecial
 開場18:00 開演19:00
 前売2500円 当日3000円 (1Drink別)
 
ご予約はコチラまで
 
※終演後、アフターライブパーティを開催します
21:30頃~23:30終了予定。
別途 2,000円(1Drink,お料理,“ミニライブ”付)
参加ご希望される方はチケット予約の際に「アフターライブパーティ参加」 の旨をご明記ください。
あるいは、当日でも受付可能です。
 
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・
 
 
Day4
 

■8月12日(月祝) 京都 LIVE SPOT RAG
TEM ROCK FES 2019〜夏色音彩〜 DAY4
開場16:00 開演17:00
前売2500円 当日3000円 (Drink等別)
【出演】
 酒井ヒロキ
 ステシュラ with 花田えみ
 デ・オッシ
 ユースムースアヴェニュー
【コラボ展示アーティスト】
 ソノムラシノ(イラスト展)
 murajun(彫紙アート展)
 中島久美子(写真展)
 
ご予約はコチラにて

 
※RAGでのチケット購入での整理番号が最優先となります。
 良いお席をご希望の方はRAGでご購入下さい。
 ≫ コチラ
 
 
_
 
■8月31日(土) 大阪 雲州堂
デ・オッシ 10周年記念ワンマンショウ
 『ギャーテー・ギャーテー』
開場18:00 開演19:00
前売3000円 当日3500円(Drink別)
【学生割引】(予約時にご明記ください。)
 *小・中学生 1500円引
 *高校・大学生 1000円引
 
ご予約はコチラにて
 

2019年7月16日 (火)

奈良3デイズ回想録

奈良3デイズが終わった。
先月末のブルーノートならまちでのワンマンから二週間も経つのだが、到底そう思えないほどアッという間に時間が過ぎた。
三日間すべてにトピックスがあり、新たな課題や勝手に自分たちで課したものに追われるような日々だったからだろう。
この3デイズが終わったら一息つこう、とそれまでは休まない覚悟でやっていたのだが、終わってみればすべてがまた悦びともなる。
そして、来てくれた皆さんが楽しんでくれてる顔を見ることができたり、何か伝わったことを感じられたらすべてが報われ、かけがえのない幸福感を味わえるのである。
 
 
さて、そんな奈良3デイズの初日は大安寺さんでの企画から。
 
 
数年前から関東方面の関係者からずっと繋げたい、なんて話をしていただいてた野上朝生さんとの初共演。
関東から奈良へ移住してきて、こちらでの活躍もチラホラ目にしていたのだが、なかなかお会いする機会もなく数年。
出会いは必然的なものでご縁があればきっと出会うことになるだろうし、と近年はあまりガツガツしないようになっていたのだ。
それが昨年お互いのライブを観る機会があり、また飲みに行きましょうなんて言いながら結局一年が過ぎる始末。
ようやく酒を酌み交わしながら企画を練れたのが今年の春だった。
 
せっかく奈良の大安寺でやるなら、と以前よりやりたかったことを提案。
POPS/JAZZのアレンジャーとして活躍している野上さん、そしてデ・オッシならではのアレンジで古い奈良の唄を蘇らせようと。
それから三ヶ月ほどの期間だったが、お互いそれまでもスケジュールは詰まっていて、実際に音を合わせるのは当日のみとなってしまった。
 
 
そして迎えた当日。
 
 
Img_2695
 
獅子吼殿のお釈迦様にずっと見守られながらのライブ。
 
デ・オッシは奈良の景色を歌ったオリジナル曲と共に、奈良の古い曲をいくつか。
 
 
Img_2696
 
最後はコラボで四曲+α。
ひたすらに奈良を味わっていただくものになりました。
 
 
Img_2693
 
 
2019.7.13 『奈良を唄う』 at 大安寺
 
1. 狼変化
2. 惜別の歌
3. 奈良めぐり (明治末頃)
4. 解夏
5. 石段の途中
6. 奈良の春日野 (昭和40年)
7. この道
8. 輪廻の郷
 
コラボタイム
9. アーリヤ
10. ナマスナマステ
11. 奈良ばやし (昭和29年)
12. カントリーロード
 
 
あいにくの大雨でご来場の皆さんにはご苦労をかけてしまいました。
音響機材等も持ち込みだったので、搬入搬出も一苦労。
晴れてたら大安寺の境内はいつも清々しくて気持ち良いんだけどね。
でも、雨のお寺はそれはそれで、ならではの風情があるので後々に何か良い思い出として蘇ると嬉しいです。
 
ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました。
片付けまで手伝ってくれた方々まで。感謝。
受付等、ありとあらゆることにお力添えをいただいた三馬先生、奥様
そして、大安寺の河野管主をはじめ皆様、本当にありがとうございました。
 
 
そのまま機材を片付けて、デ・オッシはスタジオへ。
翌日のワンマンの仕込みの仕上げを。
この三日間は日々ボリュームがあるので、なかなか簡単に気持ちを切り替えられず、それまでにまとめてハイ! というわけにはいかなかったのだ。
二日目は限定12名のスペシャルなワンマンだからね、せっかく集まってくれる人にいろいろ楽しんでもらいたいので新たに画策も。
 
 
そして翌日。
いつも飲みにいったり、レコードを買いに行っている、奈良は法蓮町の “喫茶店” Pleased To Meet Me (プリトミ) での初ライブ。
この日も音響機材持ち込みで、まずはセッティング大会から。
しかし、初日を乗り切った勢いで気持ちは軽やか。
 
 
D_bfivbuwaahkzp
 
窓からの日差しが何とも心地良い夕方からのライブ。
 
 
Img_2699
 
なんて楽しいんだ、なんて幸せなんだ、と密かにずっと感じながらの二時間半だった。
この日だけの選曲、仕様、またトークもありで。
 
 
Img_2698
 
最後はダブルアンコールもいただき、幸福感に満ちた中、終了。
デ・オッシに愛情を注ぎ続けてくれている皆さん、そしてこのプリトミの素敵なムードのおかげです。
 
どこか穏やかであまり肩肘張らないでよい空気が漂っていながらも、どこかマニアックで独特のものに包まれているプリトミ。
それがまた密やかで、置いているものも、人も、誰にも強制しない感じが良いんだよな。
逆に表面しか見ないような人には伝わらないこともあるかもしれないが、すでにおもしろい人たちが集まっているし、これからもどんどんおもしろくなっていくのだろうな、なんて思っている。
 
 
2019.7.14 デ・オッシSpecialワンマン
『やすらぎの未知』 at Pleased To Meet Me
 
1. 萌ゆる青さ
2. 心中サーカス
3. すすきに隠れて
4. 西を目指して
5. 弾指刹那
6. 狐狸の葬列
7. 奈良めぐり
8. 金色
9. 奈良ばやし
10. Pot-pourri
 
11. 眠りの町
12. たゆたう夏
13. 楽園の境界線
14. いつか描かれる道
15, 奈良の春日野
16. 輪廻の郷
17. 決めた
18. ソラの世界

encore
19. 白い月
20. 狼変化
 
 
トピックスとしては、アルバムに収録していながらライブでは初披露となった 「Pot-Pourri」、そして数年ぶりの 「いつか描かれる道」 かな。
 
とにかく、ひたすらに楽しく、幸せでした。
最高なひとときをありがとう。
 
 
そして、その夜は早めに切り上げて、翌日早朝から仕込み開始。
 
奈良3デイズの最終日はおなじみ、森の中のピザ屋 642PIZZA でのミニライブ&流し素麺&BBQ。
時間も限られてるので今回は三味線とピアノのセットのみ。(実は642では初めての組み合わせ)
その仕様でのアレンジと、更に642オーナーたちとのスペシャルコラボがこの日の肝。
 
朝から会場入りして、音響機材をセッティングして、コラボリハをして… 11時オープン。
 
この三連休は雨の予報だったけれど、この日だけはさすがに雨だと厳しいなぁ… 奇跡が起こらないかなぁ… なんて思っていたのだが。
 
 
Img_2717
 
奇跡、起きた。
 
 
Img_2724
 
まさかの快晴。
そして、賑わう 642PIZZA。
 
楽しい…
 
 
Img_2708
 
流し素麺もバッチリ。
 
 
Img_2713
 
終始大盛況の流し素麺コーナー。
 
 
デ・オッシのライブは厳選四曲。
 
 
Img_2733
 
昼下がりの清々しい空気の中だったけど、いつも以上にアツかったな(笑)。
キッズたちの食いつき具合がこれまた嬉しかった。
 
そして、オーナーのガッチ、その師匠ら四人の皆さんによる “どじょうすくい”(安来節) をデ・オッシの生演奏でお届け。
なかなかスペシャルなものになったのではないだろうか!
 
 
Img_2730
 
その後もどじょうすくいの出で立ちで頑張るガッチ。
スタッフの皆さんもずっと焼き続けの誘導し続け。ほんとお疲れさまです。
でもおかげさまで大盛況だったね。
 
 
Img_2732
 
そして、この日のデ・オッシは idea of a joke のヨーコちゃん仕様の豪華バージョンで登場。
 
 
Img_2721
 
642の森の中にある idea of a joke アトリエ。
 
 
Img_2719
 
Img_2720
 
もうほんとに素晴らしいんだよな。
彼女のセンスにはいつも脱帽するしかない。
 
そんなヨーコちゃんとは近々、ガッツリとコラボレイトします。
どうぞお楽しみに。
 
 
そして、ライブ後にはまさかのサプライズをいただきました。
 
 
Img_2727
 
感動。
もう本当に長い付き合いをさせてもらってるけど、感謝感謝だな…
 
でもって、めっちゃ美味いし。
 
 
イベントは終始楽しく朗らかで、最後の最後には笑いの神が642PIZZAに舞い降りてきておりました。
奈良3デイズの最高な締めくくり。
 
 
ご来場いただいた皆さん、642PIZZA・関係者各位、本当にありがとう。
初日にご一緒させてもらった野上さんも駆けつけてくれました。
 
 
奈良3デイズ。
毎日演奏だけでなく音響機材の運搬やセッティングもあり大変ではあったけれど、疲れとは反比例に楽しさはうなぎのぼりで、本当に幸福な三日間でした。
 
三連休の貴重な時間をデ・オッシに預けてくれてた皆さん、ありがとうございました。
良き思い出をまた共有できていることを願って。
 
 
さて、次はとうとう岡山での初ワンマン。
アフターライブパーティなどもあり、デ・オッシのすべてを出し尽くす日になると思います。
どうぞ是非楽しみにしていてください。
 

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・
 
Photo_20190716004201  
 
■7月27日(土) 岡山 MO:GLA
 「オカシナまやかしノ夜」
 デ・オッシ ワンマンSpecial
 開場18:00 開演19:00
 前売2500円 当日3000円 (1Drink別)
 
ご予約はコチラまで
 
※終演後、アフターライブパーティを開催します
21:30頃~23:30終了予定。
別途 2,000円(1Drink,お料理,“ミニライブ”付)
参加ご希望される方はチケット予約の際に「アフターライブパーティ参加」 の旨をご明記ください。
あるいは、当日でも受付可能です。
 
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・
 
 
おまけ
 
 
1_01
 
初日の 『奈良を唄う』 の自分のフライヤー第一案。
ちょっと妖しすぎるだろう、ということでボツったけど
デ・オッシアレンジの奈良の唄はわりとこの感じになったかもしれないね(笑)。
 
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・
 
さて、8月もスペシャルなライブは続きます。
 
 
Day4
 

■8月12日(月祝) 京都 LIVE SPOT RAG
TEM ROCK FES 2019〜夏色音彩〜 DAY4
開場16:00 開演17:00
前売2500円 当日3000円 (Drink等別)
【出演】
 酒井ヒロキ
 ステシュラ with 花田えみ
 デ・オッシ
 ユースムースアヴェニュー
【コラボ展示アーティスト】
 ソノムラシノ(イラスト展)
 murajun(彫紙アート展)
 中島久美子(写真展)
 
ご予約はコチラにて

 
※RAGでのチケット購入での整理番号が最優先となります。
 良いお席をご希望の方はRAGでご購入下さい。
 ≫ コチラ
 
 
_
 
■8月31日(土) 大阪 雲州堂
デ・オッシ 10周年記念ワンマンショウ
 『ギャーテー・ギャーテー』
開場18:00 開演19:00
前売3000円 当日3500円(Drink別)
【学生割引】(予約時にご明記ください。)
 *小・中学生 1500円引
 *高校・大学生 1000円引
 
ご予約はコチラにて
 

2019年7月11日 (木)

20余年の想いが胸に去来した深い夜

さぁ、どこから話そうか。
 
話したいことを思いつくままに書き出したら、きっと取り留めのないものになってしまうだろう。
 
 
一昨日は久々に umeda TRAD でのライブだった。
 
 
Img_2660
 
 
1年9ヶ月ぶり。
 
たしかに結構な期間が空いているのだが、決して驚くほどではないだろう。
しかし、自分たちの音楽人生においては相当なブランクを感じさせる時間なのだ。
 
 

この場所に関しては。

 
 
デ・オッシ (NolenNiu-de-Ossi) のデビューライブが 2009年9月9日 umeda AKASO
 
更に遡って、まほろば楽座 のデビューライブは 2000年10月3日 バナナホール

マホロバガクザ と改名して新体制で再スタートした 復活祭 『座興』 第六夜 は 2006年9月21日 バナナホール
 
 
名称は変わっているが、すべて同じこの会場、このステージのことである。
自分個人に至っては、更にその前身の 「まほろば」 という3ピースバンドから数えて、もう20年余のご縁がある場所、そして人々なのである。

まほろば楽座時代には、年間に13,4本のライブをしていたライブハウス。

月一以上である。
しかし、そのほぼすべてのライブがいつも賑わっていた。
たとえ寄せ集められたブッキングイベントでもだ。
 
キャパでいうと着席で150~200人、スタンディングで600人以上の大バコだ。
100人を切ると、とんでもなく寂しく感じたから、常に150~300人くらいはここに集っていたはずだ。
 
あの時代は何だったんだろう。
 
 
そう思ってしまう、今の時代… いや、自分たちの現状は何なんだろうと思ってしまう。
 
 
あの時からクオリティや熱量が劣っているのか。
 
 
それはどうあろうと絶対にない。
誰が何と言おうと、自分たちにとってあり得ないことだ。
その頃からずっと見届けてくれている方々にとってもそうであると信じている。
 
 
若さにまかせた勢い、という魔力があるなら決して否定することはできないが、それは実に不明瞭で実体のないものである。
時代、というのはおそらくあると思う。
しかし、それを言ってしまっては始まらない。
 
 
そんな様々な気持ちが再び胸に去来し、また新たに未来の展望が開けたような… そんな一日だった。
 
 
『the OLD ROOKIES vol.7』
 
 
吉本篤央君主催の年イチ企画。
彼が大切にしているイベントに光栄にも呼んでいただいた。
 
しかし、彼と共演するのは初めて。
 
 
実は先述の時代に彼はバナナホールのドリンクカウンターから、当時のまほろば楽座をずっと観てくれていたのだ。
バナナホールのスタッフとして。
まだ20歳くらいの頃だ。
 
 
そんな彼もミュージシャンとして長年活躍をし、その素晴らしい人柄もあって様々な縁を育み、こんな素敵なイベントを継続してきたわけだ。
そういうご縁もあったからこそ、あらためて想いが募る日になったことは否めない。
 
 
共演のイシワタケイタ君、LEE-BEN君、そして吉本君のサポートギタリスト芦田良平君。
全員がお互いほぼ初めましてだったんだけど、リハが終わった時点で楽屋は既に打ち上げムード。
こんな和気あいあいな状況って初対面ではなかなかないよなって感覚。
 
 
66635045_2225215407593817_26332553540995
 
それはひとえに主催の吉本篤央という人間の人柄によるものであり、彼のきめ細やかな心遣いがあってのことだ。
そしてそれと同時に、誰もわざわざ口にはしないが、みんながそれを感じ取って今夜は良い日にしようと思っていたことは間違いない。
 
 
それぞれが自分の言葉を届け、それぞれの音楽を奏でていた。
人間の気持ちが音楽に乗り広がっていく、そんな時間が繰り広げられていたように思う。
とても素晴らしかった。
 
何だかこの場所でかつてずっと見ていたものに再び出会えた、そんな景色を感じたのだ。
 
 
気負いがあったわけではないが、久々に燃えるところもあった。
最近はワンマンかツーマンしかしていないので、このように四組くらいで凌ぎを削るようなステージが久々だったということは大いにある。
そして楽屋も楽しかったしね。
 
 
66345861_2576099169090076_16848030175235
 
66293656_2141275745999021_62508606391331
 
 
普段は一時間、あるいは二時間越えのステージばかりなので、30分という時間は本当にアッという間ではあったが、決してその深さは他に劣るものではなかったと思う。
あるいは深度はより濃い面もあるかもしれない。
それがこういった数組出演するイベントの魅力だ。
 
 
66354965_454956891753320_294437550075727
 
66389308_2807516075930473_20831311436867
 
Stage Photo By Murasaki-san Thanks!
 
 
ライブ後は、残ったメンツで打ち上げ。
 
 
66774552_2337303276308471_91508730189630
  
店長 青木さん、PA 岩井さんとこうして飲みながら語り合うのも久々…
いや、このメンツで揃って打ち上げをするなんてのは20余年の歴史の中でも初めてのことじゃないか…?
 
 
そういうこともあって、深い夜になったわけだ。
 
 
66459511_2337303372975128_83509864272442
 
このコンビ愛よ…
 
バナナホール時代から、AKASO を経て、現在の TRAD まで。
様々な事情で (?) 名称は変わっても、この場所と主要スタッフは変わらない。
だからこうして自分たちにとっても、故郷のような大切な場所であり続けているのだ。
愛する人たちがここに居るのだから。
 
 
昨夜は密かに嬉しいこともたくさんあった。
 
自分も忘れているほどの想い出を、この二人が本当にたくさん覚えてくれていたこと。
あの時代のまほろば楽座の曲もたくさん覚えてくれていたこと。
好きな曲はアレとかコレとか…
そんなこと初めて聞いたぞ!
 
 
20数年も長い間、ツンデレしやがって!!
 
 
いや、そんなこと言いながら、この二人がそれだけアツい心を持つ人間で、自分たちもそこに惹かれていたのはよくわかっている。
 
あらゆる災難に見舞われ、紆余曲折を経て、今ここにこうしてある TRAD
何故、この二人はずっとここに居るのか。
 
 
それは間違いなくこの場所に存在する力が彼らを導き、引き寄せているのだ。
何だかスピリチュアルな話になってきそうだが、そんな怪しいネタを投入するつもりは毛頭ない。
だが、何気なく彼らがしていることはこの場所に絶え間なく愛情を注ぎ続けていることなのだと、言葉の節々やさりげない会話の中から俺は感じている。
 
 
 
そんな二人に、そしてこの大きなライブハウス、この大きなステージに我々は育てられてきた、と言っても過言ではない。
 
 
ここで初めて主催ライブをし、初めてワンマンをし、その回数を重ねる毎に動員を増やしていった。
 
どうすれば、来てくれた人に楽しんでもらえるか、喜んでもらえるか、満足をしてもらえるか。
いつもそれを考えて、悩んできた。
正直なところ、当時は音楽的な努力よりも、ステージの装飾やショウの展開などへの意識の方が高かったかもしれない。
 
 
当時はバナナホールだ。
 
そのエントランスに着いた瞬間にまず気分が高まる。
扉を開けたら 「おぉ…!」 となる。
ライブがスタートしたら 「おぉぉぉおおお…!」 ってなる。
 
 
そんなことばかり考えていた。
 
 
自分たちのワンマンや主催イベント以外でも、当時自分たちがお世話になっていた大手プロダクションのイベントやその他の名物イベントもいつも大盛り上がりで、客席にサブステージなどがあることもよくあった。
 
 
そんな時代を過ごしてきたから、この場所は自分たちにとってとても価値があり、たくさんの想い出がある場所になっている。
そして、今の時代においては生半可な気持ちや状況で気安く帰ってこれない場所でもあるのだ。
恥を忍んで言ってしまうならば。
 
 
店長の青木さんとも、音響の岩井さんとも20年以上のお付き合いだ。
こんなことをやりたい、と言えば損得抜きで応じてくれると思う。
きっと… 採算など興行的な結果はひとまず置いてでも。
 
こんな大バコだけど、情に厚く常にアツい気持ちを持っている人たちであることは知っている。
会えば 「何かやろうよ」 と言ってくれる。
本当にありがたい。
 
でも、ここは自分たちにとって大切な場所だから、こちらがその言葉にただ甘えて、ただ “努力しました” ということだけで済ましたくはないという気持ちがある。
そうじゃないと、自分たちはスタート地点にも戻れない。
そんな気持ちをずっと持っている。
だから、現状として気軽にはなかなかできないのだ。
 
 
もちろん、大切なことはそれだけではない。
 
 
矛盾するところもあるかもしれないが、過去のことなど実はそんなに重要ではない、ということも理解している。
 
今、こうして大阪や奈良でワンマンや企画をした際に、集まってくれる地元の方々、そして全国から駆けつけてくれる方々との緊密性や、音楽というものを通して分かち合う時間というものは、かつてよりはるかに深いものだ。
それはよく訪れる遠征先の町でも同様である。
 
 
しかし、自分にとって、過去を越えていくことはどうしても必要なのである。
 
 
もっとわかりやすく、何がしたいのかと言うと
 
 
あの楽しかったワクワクした時代のバナナホールの空気を蘇らせて、更に今の時代の新しい楽しみとして皆さんに味わってほしいのだ。
 
 
そう、そうなのだ。
 
 
それが明確になったのだ。
 
 
今年は デ・オッシ10周年 という節目でもあるのだが、来年も実は大きな節目なのである。
 
 
来年はまたここにお世話になる機会も多くなりそうだ。
自分たちがもっともっと進んでいくためにも大切なものを構築していかなければならない。
 
 
そんなことをあらためてじっくり考えさせてくれる機会を与えてくれた吉本篤央君に感謝。
所縁ある彼との再会だったからこそ、得れたものだ。
 
更に、彼を通じて新たに出会えた方々。
共演のイシワタケイタ君、LEE-BEN君、芦田良平君。
楽しい時間をありがとう。
 
そして何より、あの時間を共有してくれたご来場の皆さん。
本当にありがとう。
あの空間での幸福な時間を肌身で蘇らせてくれたことに感謝。
 
 
俄然、気持ちが高ぶってくる。
 
毎年なぜか七月は激動で息つく暇もないのだが、そんな切羽詰まった気持ちを逆に活力に変えてくれる… そんな大きな意味がある一日だった。
 
 
次のライブが楽しみで仕方がない。
 
 

この夏のトピックス。
奈良 3デイズ はもう二日後から!
 
 

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・

デ・オッシはこれまでも奈良の四季折々の風景や日常を歌にしてきましたが、そんなオリジナル曲と共に ━━━
明治から昭和初期、花街を中心に奈良の人々に愛されていた小唄や歌謡曲、それらを当時の風情を大切にしつつ、我々ならではのアレンジで。
 
1_3

■7月13日(土) 奈良 大安寺(獅子吼殿)
 野上朝生×デ・オッシ 『奈良を唄う』
 開場16:30 開演17:00
 終演19:30予定
 予約 2500円
 ご予約はコチラ

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・

Photo_20190701133901
 
■7月14日(日) 奈良 プリトミ(Pleased To Meet Me)
 ━━━ 完売 ━━━
 デ・オッシSpecialワンマン
 『やすらぎの未知』
※イベント中は店内禁煙とさせていただきます。
 
 
642_20190701134001
  
■7月15日(月祝) 奈良学園前 642PIZZA
 『流し素麺と夏の想ひで』
 11:00~14:00
 ミニライブは11:15~
 参加入場料 642円(素麺食べ放題)
 小学生以下 300円
 PIZZA,BBQ,Curryアリ。
 ≫ 642PIZZA

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・
 
更に月末はいよいよ、岡山での初ワンマンです!
 
Img_2287
 
■7月27日(土) 岡山 MO:GLA
 「オカシナまやかしノ夜」
 デ・オッシ ワンマンSpecial
 開場18:00 開演19:00
 前売2500円 当日3000円 (1Drink別)
 
ご予約はコチラまで
 
※終演後、アフターライブパーティを開催します
21:30頃~23:30終了予定。
別途 2,000円(1Drink,お料理,“ミニライブ”付)
参加ご希望される方はチケット予約の際に「アフターライブパーティ参加」 の旨をご明記ください。
あるいは、当日でも受付可能です。
 

2019年7月 1日 (月)

ブルーノートでのワンマン、そして奈良めぐり

デ・オッシ ワンマン at ブルーノートならまち
 
  満員御礼
 
 
Bluenote20196291
 
Photo by M. Moriyama-san Thank you so much!
 
7ヶ月ぶりとなったブルーノート、そして地元・奈良でのワンマン。
たくさんの方にお越しいただき、たまらなく幸福な時間となりました。
 
 
Img_2562
 
当初は大雨の予報だった当日。
それが快晴とは言えないまでも、タイミングよくほぼ雨に苛まれずに済んだのは奇跡的。
そのかわり、盆地特有の酷暑が到来し、ご来場いただいた方々には少なからずご苦労をおかけしたかもしれません。 
その分、ブルーノートのあの洗練された町家空間がオアシスに感じられたのでは…
 
 
その楽器が持つ本来の音を響かせてくれるブルーノート。
また、特に歌が気持ち良くて、その瞬間の心のままに空気を振動させられているような気がしている。
 
故に、とても耳が鋭敏になり、自分自身が繊細な部分まで心を込めざるを得なくなる。
そんな特別なサウンドをもつ空間。
 
 
ライブ会場それぞれに特有のサウンドがあり、それぞれに魅力がある。
そういう点もまた生のライブというものの大きな楽しみのひとつ。
その中でも、ここでしか味わえない特別さが際立っているのがブルーノートだと思う。
 
 
そんな響きを、そしてこのムードを活かすべく、インスト ~ 『眠りの町』 からスタート。
 
 
Dsc_0183_1
 
Photo by Matsu Thank you so much!
 
 
前半は珍しくアップテンポなもの多めで攻めつつも、音に身を委ねるべくクールに…
 
 
と思っていたが… いつの間にやらトークもアップテンポに饒舌に。
 
 
Bluenote20196292
 
Photo by M. Moriyama-san
 
物語の世界に入り込んでもらえるように、と緩急ある流れを大切にしながら…
最後はアンコールもいただき 『狼変化』 で賑々しく終幕。
 
とても心地良い幸福な時間をいただきました。
あらためて、ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました。
 
 
2019. 6. 29 ブルーノートならまち
 
1. inst ~ 眠りの町
2. 茜色
3. 秘密
4. Entry of the Gradiator ~ 浅き夢
5. Csikos Post ~ ナマスナマステ
6. 惜別の歌
7. 西を目指して
8. 狐狸の葬列
9. 解夏
 
10. 草原列車
11. 永遠の妄想
12. 弾指刹那
13. 万華鏡
14. ゆきずり
15. 出口のない町、あるいは終わりのない回廊
16. 輪廻の郷
17. ムクロジ
18. 微塵もない
19. ソラの世界
 
encore
20. 決めた
21. 狼変化
 
 
さて、月が変わって
今月7月奈良で素敵なイベントが待っております。
南都七大寺のひとつ、大安寺 での珠玉の企画 『奈良を唄う』 を含む3デイズ!

是非、チェックしてみて下さい。
デ・オッシ Website
 
 
 
 
ブルーノートでのワンマンの翌日は、午前中から奈良散策へ。
 
今年、岡山MO:GLAにて三度に渡りPESMI&PICCIとツーマンを繰り広げてきたのだが、そのギタリスト PICCI君が デ・オッシのワンマン奈良 を共に満喫するために岡山から駆けつけてくれていたので案内することに。
お互いに時間があるならば連れ回したいところは僻地まで様々あるのだが…
奈良は修学旅行以来だというので、それならばと自分の日常的な散歩コースであり超定番であるルートへ。
 
 
猿沢池で待ち合わせ、東大寺へ向かう。
その途中で我が両目が腫れてくるというアクシデント。
さすがに疲れが残っていたのか若干の違和感があったのだが、少々弱っていたところで何かアレルギー反応が出てしまった模様。
 
というわけで急場しのぎでお土産物屋に駆け込み…
 
 
Img_6373
 
東大寺へ。
 
PICCI君は昨日、なら仏像館で自分とまったく同じ姿の仏像と対面したということで…
 
 
Img_2567
 
たしかに… いらっしゃったような…
 
 
そして、世界最大の鋳造仏を職人目線で満喫する男、PICCI
 
 
その間に雨は本降りに。
しばらく大仏殿内で様子をみるも埒が明かないので、少しマシになったところで二月堂へ。
 
 
Img_6375
 
やすし&PICCIを探せ。
 
 
Img_2569
 
とるこを探せ。
 
 
Img_2571
 
そして、手向山八幡宮に参拝し、若草山の麓へ
 
 
Img_2572
 
菊一文珠さん (菊一文珠四郎包永)
鎌倉時代より刀剣の匠として銘を受け、その秘伝の技を今日に伝える打刃物類製造販売会社。
『奈良めぐり』 の唄にも登場する名店。
 
この名前、憶えておいてね。
 
 
Img_2577
 
生まれて間もない小鹿も愛でつつ
 
 
Img_2579
 
春日大社では何故か鹿に手を無我夢中で舐められる男 PICCI
 
 
そして春日大社参道を通りながら飛火野や浅茅ヶ原、ムクロジ、影向の松などを紹介しながら猿沢池に戻る。
そこから上ツ道 (かみつみち) に入り、奈良町へ。
上ツ道とは大和の古道のひとつであり、奈良時代の藤原京と平城京とを結ぶ幹線道路の一つ。
伊勢街道・奈良町通りとも呼ばれている。
昔は旅籠が軒を連ねて賑わい、そこで作ってもらった弁当をもって旅人が初瀬や伊勢に出かけたとのこと。
 
この猿沢池あたりが出発点で、すぐに昨夜のブルーノートの前を通過。
そのまま南へ進み、ならまち大通りを渡ると現れるのが…
 
 
190110145941yy99_l
 
築250年の元両替商の町家を利用した食事処 「はり新」。
 
 
Img_2586
 
Img_2587
 
武家造りの特徴を残すお座敷にて
 
 
Img_2581
 
Img_2582
 
かみつみち弁当
 
奈良に因んだ食材と調理法で旬の和食をいろいろと楽しめる逸品。
乳をひたすらに長時間煮込んで作る、飛鳥・奈良時代の古代チーズ 「」 も楽しめる。
 
 
Img_2584
 
蘇の説明を満面の笑みで読む男 PICCI
 
奈良の歴史にも深い関心を持ち、そもそもそういった話には造詣も深く感度も高い彼なので、こういうお店の方が楽しんでもらえるのではないかと思ったわけだ。
 
 
美味しい料理と風情と歴史を味わった後には、軽く奈良町散策。
 
 
Img_2596
 
後姿のシルエットだけで説明不要な男 PICCI
 
 
Img_2597
 
 
Img_2599
 
以上、格子の家からお届けしました。
 
 
Img_2600
 
そして、おなじみ 小川又兵衛商店 にて昼呑み開始。
 
 
さらに、ブルーノート近くにオープンしたクラフトビールのお店 Golden Rabbit beer へ。
 
Img_2604
 
 
Img_2605
 
「そらみつ」「あおによし」などの奈良発クラフトビール。
それを生で五種ほど楽しめるタップルームにて乾杯。
 
 
更には、奈良の地酒を250種試飲できる立ち呑み処 「なら泉勇斎」 にて
 
 
Img_26083
 
古代ひしおも投入しつつ、四種ずつ美味い酒を堪能し…
 
このように朝から奈良を引きずり回し、酒も次々とくらわせて、見事に撃沈寸前にしてやりました。
 
俺を。
 
 
ふん… 口ほどにもないわ。
 
俺。
 
 
別れた後にもPICCI君は車窓から見える平城宮朱雀門に惹かれて、途中下車してわざわざ夕暮れ時の平城宮跡を彷徨ったらしい…
 
そして更に一人呑みして岡山へ帰ったらしい…
 
 
手強い…
 
 
そんな、奈良での濃厚な2デイズが終わりましたが
月が変わって今月7月はこれまた濃厚な 奈良3デイズ が待っております。
 

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・

デ・オッシはこれまでも奈良の四季折々の風景や日常を歌にしてきましたが、そんなオリジナル曲と共に ━━━
明治から昭和初期、花街を中心に奈良の人々に愛されていた小唄や歌謡曲、それらを当時の風情を大切にしつつ、我々ならではのアレンジで。
 
1_3

■7月13日(土) 奈良 大安寺(獅子吼殿)
 野上朝生×デ・オッシ 『奈良を唄う』
 開場16:30 開演17:00
 終演19:30予定
 予約 2500円
 ご予約はコチラ

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・

Photo_20190701133901
 
■7月14日(日) 奈良 プリトミ(Pleased To Meet Me)
 ━━━ 完売 ━━━
 デ・オッシSpecialワンマン
 『やすらぎの未知』
※イベント中は店内禁煙とさせていただきます。
 
 
642_20190701134001
  
■7月15日(月祝) 奈良学園前 642PIZZA
 『流し素麺と夏の想ひで』
 11:00~14:00
 ミニライブは11:15~
 参加入場料 642円(素麺食べ放題)
 小学生以下 300円
 PIZZA,BBQ,Curryアリ。
 ≫ 642PIZZA

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・

 
その前に!
 
 
来週は1年9ヶ月ぶりの Umeda TRAD!

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・
 
60520885_383160525624054_585565354544490
 
■7月9日(火) 大阪 umeda TRAD
 the OLD ROOKIES vol.7
 開場18:30 開演19:30
 前売3000円 当日3500円(Drink別)
出演:吉本篤央,デ・オッシ,LEE-BEN,イシワタケイタ
 
 ご予約はコチラにて

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・
 
更に月末はいよいよ、岡山での初ワンマンです!
 
Img_2287
 
■7月27日(土) 岡山 MO:GLA
 「オカシナまやかしノ夜」
 デ・オッシ ワンマンSpecial
 開場18:00 開演19:00
 前売2500円 当日3000円 (1Drink別)
 
ご予約はコチラまで
 
※終演後、アフターライブパーティを開催します
21:30頃~23:30終了予定。
別途 2,000円(1Drink,お料理,“ミニライブ”付)
参加ご希望される方はチケット予約の際に「アフターライブパーティ参加」 の旨をご明記ください。
あるいは、当日でも受付可能です。
 

2019年6月22日 (土)

奈良案内リスト Part2

さて、地元・奈良での久々のワンマンが一週間後となった。
 
こういった奈良での企画に際して
 
「せっかくなら早めに行ってちょっとでも歴史に触れてみたりしたい…」
 
「何ならガッツリ観光も兼ねて行きたい!」
 
と思われる方に是非いろいろと紹介したい、何か参考になれば、とこれまで様々な散策記を残してきた。
まぁ、実際に奈良が好きで、歴史に想いを馳せるのが好きで、単純にそれに伴う町歩きが好きなだけなのだけれど。
 
以前にもそれらをまとめたモノを投稿したが、気付けばそれからまた新たに大量の記事を書いていたようなので…
ここに改めてリストアップしておこうと思う。
 
 
コチラ↓ が以前にまとめた 2016~2017年の記事11件
 
2017年11月1日(水)
『奈良案内リスト』
http://de-ossi.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-b002.html
 
 
 
そして、ここからが 2018~2019年6月現在までの記事。 24件
  ↓   ↓   ↓
 
 
えっっ…… そんなに……?
 
 
自分でもびっくり。
 
 
Img_1941  
 
 
まぁ、決して気合の入った旅などではなく、あくまで町歩きの散策記。
しかし、どれも楽しかった思い出しかないし、そのワクワク感は今も胸の中にある。
 
自分は、何気ない日常に密かに潜む 「歴史の欠片」 を集めるのが好きなのだな、と改めて思う。
しかしそれは紐解いてみると、実はどれも壮大で深淵なものばかり。
そして、それこそが奈良ならではの魅力だと感じているし、そこが愛おしい点だ。
 
もちろん、名高い建造物や美術品、遺構も素晴らしいし魅力的だ。
しかし、逆にそれだけでは何か片手落ちのような気がするのだ。
どちらも味わえてこそ、ようやくわかる奥深い魅力だと思っている。
 
 
それは、世にアピールしやすいものではないかもしれない。
わかりやすい売り文句を求める大衆=マジョリティにはなかなか届かないかもしれない。
 
しかし、それで良いと思っている。
その方が良い、とも思っている。
 
 
わかる人が集まる方が良い。
何かを感じ取れた人だけが、気付いた人だけが集まる方が良い。
 
そんなおもしろい人たちが集まって、そんな自分の感性で楽しめるなんて、ある意味とても理想的ではないか。
勝手な個人的な思いではあるが、そう感じている。
 
 
それは自分たちの音楽にも通じるところでもあると思う。
 
 
Img_1936
 
 
さて、前置きがまた長くなってしまったが…
 
2018~2019年6月現在までの記事 【24件】 をここにリストアップしておきたいと思います。
奈良に来られる方には何かの参考になれば幸い。
その他の方も共に散策してる気分になって楽しんでもらえると嬉しいです。
 
 
 
2018年1月17日 (水)
『知ってるようで知らない町で出会える驚きと絶景』
 奈良きたまちエリア散策
http://de-ossi.cocolog-nifty.com/blog/2018/01/post-5877.html
 
 
2018年1月23日(火)
『何かに触れたような神秘の旅』
 吉野 金峯山寺・吉水神社
http://de-ossi.cocolog-nifty.com/blog/2018/01/post-fca0.html
 
 
2018年4月3日(火)
『三輪山界隈という聖なる地にて邂逅す』
 大神神社・長谷寺
http://de-ossi.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-9c11.html
 
 
2018年5月23日(水)
『丸山研二郎と輪廻の郷を巡る散歩道にて』
 奈良定番ルート
http://de-ossi.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-1dab.html
 
 
2018年5月27日(日)
『決して派手ではないが、それがとてもいい町』
 春日大社から高畑へ
http://de-ossi.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-cd9e.html
 
 
-----------------------------------
 
2018年9月10日(月)
『大和郡山探訪~城下町と遊郭に興奮する町歩き 【前編】』
 郡山城
http://de-ossi.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/post-fc33.html
 
2018年9月11日(火)
『大和郡山探訪~城下町と遊郭に興奮する町歩き 【後編】』
 城下町・洞泉寺遊郭・東岡遊郭
http://de-ossi.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/post-9cfc.html
 
-----------------------------------
 
 
2018年10月16日(火)
『柿食へば鐘がなるなり法隆寺』
 法隆寺・中宮寺・法起寺
http://de-ossi.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-8f5b.html
 
 
2018年10月23日(火)
『ブラヤスシ』
 紀寺跡から東大寺まで
http://de-ossi.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-958c.html
 
 
2018年10月24日(水)
『奈良に酒蔵ホテルが誕生』
http://de-ossi.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-d6ab.html
 
 
------- 法華寺・平城宮跡界隈 -------
 
2019年2月16日(土)
『三毛猫と散策する奈良の古寺』
http://de-ossi.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/post-b051.html
 
2019年2月16日(土)
『奈良三大怨霊と平城宮跡の楽しいオタク施設』
http://de-ossi.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/post-10ef.html
 
-----------------------------------
 
 
------- 一条大路 三部作 -------
 
2019年2月26日(火)
『奈良が生んだ絶世の美男子』
http://de-ossi.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/post-1d29.html
 
2019年2月27日(水)
『静かな町中に潜む伝説や奇妙な寺』
http://de-ossi.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/post-d2e3.html
 
2019年3月2日(土)
『一条大路散策を締める絶景』
http://de-ossi.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-c2f4.html
 
-----------------------------------
 
 
2019年3月3日(日)
『圧巻のひな壇と不思議伝説のお稲荷さん ~大和郡山~』
 郡山界隈
http://de-ossi.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-5edf.html
 
 
-----------------------------------
 
2019年4月5日(金)
『下の禰宜道から高畑へ ~春の奈良散策・前編~』
http://de-ossi.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-436e.html
 
2019年4月5日(金)
『白毫寺から上の禰宜道へ ~春の奈良散策・後編~』
http://de-ossi.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-a070.html
 
-----------------------------------
 
 
2019年5月1日(水)
『100年ほど前の奈良を散策する』
 東大寺界隈から法蓮町
http://de-ossi.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-4c7266.html
 
 
2019年5月9日(木)
『7月の【奈良3デイズ】の詳細を美しい景色と共に』
http://de-ossi.cocolog-nifty.com/blog/2019/05/post-80a144.html
 
 
2019年6月3日(月)
『観光地の喧騒から逃れて大安寺界隈の魅力を満喫』
 大安寺
http://de-ossi.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-158d6a.html
 
 
2019年6月5日(水)
『奈良町ってそもそもどんな町?』
 元興寺・奈良町 ~ 妖怪が住んでたって? ~
http://de-ossi.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-67a264.html
 
 
2019年6月10日(月)
『大和郡山の源九郎はん』
 源九郎稲荷神社・郡山界隈
http://de-ossi.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-006e14.html
 
 
2019年6月21日(金)
『奈良の老舗の蕎麦と未だ知り得なかった絶景』
 水門町界隈・吉城園
http://de-ossi.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-7030bb.html
 
 
 
さて、奈良での 特別なワンマン は一週間後!
さらに、『奈良を唄う』at 大安寺 も三週間後に近付いて参りました。
 
 
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・

Blunote20196

風情ある奈良町にある本当に素晴らしい音空間、ブルーノート
他にはない、地元奈良ならではの特別なワンマン。

■6月29日(土) 奈良 ブルーノートならまち
 デ・オッシ ワンマン

 開場15:00 開演16:00
 予約2000円(Drink等別)

 

 ご予約はコチラにて

※席数に限りがあります。
是非どうぞ早めのご予約をお願いします。

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・
 
60520885_383160525624054_585565354544490
 
■7月9日(火) 大阪 umeda TRAD
 the OLD ROOKIES vol.7
 開場18:30 開演19:30
 前売3000円 当日3500円(Drink別)
出演:吉本篤央,デ・オッシ,LEE-BEN,イシワタケイタ
 
 ご予約はコチラにて
 

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・

 
1_3

■7月13日(土) 奈良 大安寺(獅子吼殿)
 野上朝生×デ・オッシ 『奈良を唄う』
 開場16:30 開演17:00
 終演19:30予定
 予約 2500円
 ご予約はコチラ 
 

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・
 
Img_2287
 
■7月27日(土) 岡山 MO:GLA
 「オカシナまやかしノ夜」
 デ・オッシ ワンマンSpecial
 開場18:00 開演19:00
 前売2500円 当日3000円 (1Drink別)
 
ご予約はコチラまで
 
※終演後、アフターライブパーティを開催します
21:30頃~23:30終了予定。
別途 2,000円(1Drink,お料理,“ミニライブ”付)
参加ご希望される方はチケット予約の際に「アフターライブパーティ参加」 の旨をご明記ください。
あるいは、当日でも受付可能です。
 
 

2019年6月21日 (金)

奈良の老舗の蕎麦と未だ知り得なかった絶景

近鉄奈良駅から東の若草山を望む。
その登大路 (のぼりおおじ) = 大宮通 を若草山・東大寺方面に少し足を踏み入れるとそこはもういわゆる奈良公園。
鹿たちがあなたを早速迎えてくれるだろう。
 
 
D9ekcdbuyaasnmn
  
少し歩くと県庁前に出る。
最近はその隣に奈良公園バスターミナルが完成し、スターバックスやお土産物屋さんが新たにオープンしている。
 
そのまま東の山に向かって進むと、東大寺に至るわけだが、今日はこの 「県庁東」 の交差点を左折したい。
 
 
Img_2347
 
この交差点には地下道があるので、そこを下って左、依水園の方角へ。
 
 
Img_2348
 
北へ向かうわけだが、この道はこのコラムではおなじみの京街道
東大寺の焼門や転害門、あるいは般若寺の方へ向かう道だ。
 
北へほんの少し、100mほど進めば、右に曲がる角がある。
 
 
Img_2350
 
おぉ、若草山が近くに見える。
もうここは東大寺のお隣、といった感じだ。
 
 
すぐ右手にある築地塀の建物は…
 
 
Img_2351
 
実はここは奈良県の知事公舎
大正期の日本建築で、なんと…
 
なんと… “あの” 第二次大戦終結時の サンフランシスコ講和条約日米安全保障条約 の批准書に昭和天皇が署名した場所なのだ!!
当時、昭和天皇は奈良で巡幸中だったためここでサインすることになったそうだ。
 
 
エピソードがすごい。
 
 
Img_2353
 
その突き当りは国の名勝に指定されている 「依水園」
江戸前期の前園と明治期の後園、更には寧楽美術館を擁する日本庭園だ。
 
また、その右隣には 「吉城園」 という日本庭園もある。
 
 

が、まず本日の目的地はこの庭園がある突き当りを左に曲がったところだ。

 
 
Img_2356
 
 
いいねぇ…
 
ここは実は何度かこのコラムでも紹介している場所。
この何でもない通りが… 好きなんだよなぁ…
 
 
Img_2425
 
突き進めば、東大寺の戒壇院戒壇堂。
 
 
俺の大好きな昼と夜の “あそこ” だ。
 
 
Img_0656
 
Img_0706   
 
 

もうここは東大寺大仏殿のすぐ脇なのだが、今日はその手前に用事がある。

 
用事というか、昼ごはんを食べにやってきたのだ。
 
 
Img_2360  
 
ここも何度か夜の姿を紹介している、そば処 喜多原
 

日本なのだから、きっとあらゆる町に蕎麦の名店はあるとは思うが、奈良にもある。

ここも知る人ぞ知る名店。
 
二十歳すぎの頃にバイトの関係でよく訪れていたのだが、たしかその頃の名前は そば処 よし川 だったはず。
いつから 喜多原 に変わったのかはわからないが、何にしても昔からここで蕎麦屋を営んでいる名店ということだ。
 
 
Img_2357
 
11時オープンで11時半に訪れたのだが、平日だというのに既に満席で四人待ち。
さすがだなぁ… と思っていたのだが、どうやらたまたま団体さんが来られていたようだ。
 
 
Img_2365
 
東大寺のすぐお隣の、日本庭園もある風情ある通りで、旅情を味わいながら蕎麦を楽しめる。
なんとも贅沢ではないか。
 
 
Img_2367

 

 
もちろん蕎麦は十割、つなぎは一割。
毎朝そばを石臼で挽いて作るとのこと。
細めのそばで、香り高くてコシがあって歯ごたえ抜群。
 
 
Img_2368
 
今日は 海老天おろしそば をいただく。
 
満喫したところで、せっかくなので少し辺りを散策してみることにした。
 
 
Img_2371
 
すぐ隣には入江泰吉旧居
 
入江泰吉という写真家は奈良では知らぬ人はおらぬ存在だが、全国的にはどうなのだろうか。
 
 
明治38年生まれ、平成4年逝去。
奈良に生まれ、主に大和路の風景、仏像、行事などの写真を撮り続けた。
 

彼の名を知らなくても、氏の写した奈良の景色はおそらく多くの方が目にしていると思う。

往年の奈良の風景・仏像写真と言えば入江泰吉、といっても過言ではないほどである。
 
 
せっかくなので拝見していこうと思う。
なんといっても入館料 200円!!
 
 
Img_2428
 
入江泰吉が亡くなるまで暮らした家であり、志賀直哉・白洲正子をはじめ多くの人と交流を深めた場所。
 
 
Img_2429
 
多くの文人・墨客が訪れた客間。
 
 
Img_2430
 
このモダンな感じが素敵。
 
 
Img_2439
 
大量の写真集なども閲覧できるのだが、この昭和初期の奈良の風景を映した写真集がもうたまらない…
もちろん知らない古い昔の景色も見れるし、自分の幼少期にはまだ残っていた風景も垣間見れる。
 
 
Img_2431
 
昔の日本家屋はとにかく廊下が愛おしいよね。
廊下にずっといたい。
 
 
Img_2434
 
窓の向こうには見事な緑とせせらぎ。
 
 
Img_2440
 
前庭を望むモダンな空間。
 
 
Img_2441  
 
勉強熱心だったという入江の書斎の奥には、多趣味だった彼が趣味に没頭するアトリエ。
なかなかの絶景。
 
 
こんな景色を200円で味わえてラッキー!
 
…と思っていたら、まだ先があった。
 
 
Img_2446
 
一旦、玄関から出たら家屋に沿うように石段が下へ延びている。
 
 
Img_2447
 
Img_2449
 
Img_2450
 
ぐるーっと回って、庭と暗室へ。
 
 
Img_2442
 
おぉぉ…
いつも前を通り過ぎるだけだったのだが、こんなに楽しませてもらえるとは…
 
 
それならばせっかくだし、先述の日本庭園も立ち寄ってみようか。
依水園は何か学校の行事で行ったような記憶があるようなないような、そんな曖昧な感じだが、隣接する吉城園は恥ずかしながら訪れたこともないし存在すら近年まで知らなった。
 
 
Img_2489
 
左の 依水園 は寧楽美術館の入館料も込みで 900円
しかし、右の 吉城園 はこれまたリーズナブルな 250円だ。
 
 
Img_2455
 
それなら今日はチョロッ… とこちらによらせていただこうか、と思って入ったら…
 
 
これがまた 250円 では申し訳ないくらい素晴らしい日本庭園だった。
 
 
受付を済ませて入場するや否や、まず見事な池が目に入る。
 
 
Img_2459
 
すぐ左手に石段があり、少し高台にあずまや (休憩所) があるのでまずはそこに登ってみよう。
 
 
Img_2460
 
これは見事だ。
 
 
Img_2463
 
あずまやから見えた主棟へ。
手打ちの硝子がこれまた見事。
 
 
Img_2465
 
そこからの池の風情、また逆にあずまやを見上げる構図がたまらない。
 
 
Img_2467
 
主棟を囲う手打ちの硝子戸が立派すぎて溜息が出るが、裏手にせり出した川床がこれまた粋ではないか。
 
 
そもそも、この吉城園  (よしきえん)  はどういう庭園なのかというと…
元々はすぐ隣の東大寺、ではなく、興福寺の子院の摩尼珠院 (まにしゅいん) があったところとされている。
明治に民間の所有となり大正8年(1919年)に現在の建物と庭園が作られた。
迎賓施設の時代を経て、昭和の終わりから奈良県が所有し庭園を公開することとなったそうだ。
 
 
Img_2472
 
池に架かる橋を渡ると、これまた見事な茶室
 
 
Img_2475
 
その奥へ回ると、苔の庭
ふと空を仰いでみると何とも気持ちが良い。
 
もみじの新緑が美しい。
秋には絶景を拝ませてもらえるだろうなぁ… これは。
 
 
更に奥の起伏を上がると、茶花の庭と別のあずまや。
 
 
Img_2480
  
そこでも見上げれば、もみじが新緑の美しさを誇っている。
これはもう絶対また秋に訪れないといけないな…
 
 
Img_2482
 
もちろん今も新緑だけでなく、見事な花々を楽しませてもらえる。
 
 
更に…
 
 
Img_2484
 
実は吉城川を挟んで、ちょっとだけお隣の依水園の景色も覗けたりするのよね(笑)。
ラッキー。
 
と、250円では申し訳ないくらい素晴らしい景色を楽しませてもらって、吉城園を後にする。
 
 
出たらすぐに先ほどの知事公邸なのだが、その手前の細い細い路地に入ると…
 
 
Img_2491
 
いいね。
こういう土塀がまたたまらないんだ。
 
ここを抜けて、へ曲がると東大寺南大門のあたり。
に折れると、県庁を経て近鉄奈良駅に戻るわけだ。
 
 
では、戻りましょうか、と角を曲がると…
 
 
Img_2494
 
先ほどの地下道がある 「県庁東」 の交差点手前に末社が。
 
そういえば、生まれてからずっと長らくこの奈良で生活してきてるけど、“この角” を “ここから” 通るのは初めてかもしれない…
こんな末社があるのは知らなかった。
 
よくよく見てみれば、なんと…
 
 
Img_2492
 
春日大社の末社 「拍子神社」
 
日本に三つある雅楽の伝承組織のひとつ、南都楽所の祖で雅楽の達人 狛近真 (こまのちかざね) をお祀りしていて、諸芸発達の神様とのこと。
 
これは手を合わせていかねばならぬだろう。
かつて南都楽所で学び、今も芸事に身を置く者としては。
 
 
これだけ隅々まで歩いているつもりでも、まだ知らない角や辻があるものなのか。
 
う~~ん、まだまだ楽しみがあるものだなぁ…
 
 
1_03
 
 
 
ここからは予定がある昼過ぎまでお礼参り。
 
フライヤーなどを置かせていただいたお店には機会を作って再訪したいと思っている。
 
 
D9ek7cmuyaaqv4g
 
興福寺を抜け
 
 
Img_2503
 
五十二段を下り、猿沢池を愛でながら、奈良町へ。
 
 
Img_2504
 
おなじみ、元興寺前の小川又兵衛商店さんはまだ開いていない。
 
良かった…
もし開いてたら、こんな昼も早い時間から呑んでしまうところだ。
 
 
Img_2510
 
十輪院の脇の、大好きな細い細い路地に入ると、そこにあるのは 香炉里 (こるり)
 
 
Img_2507
 
本日はコーヒーフロートを味わいながら、60's ギブソン J-50を弾かせていただく。
 
 
さぁ、では次の目的地へ、と来た道を戻ると…
 
 
Img_2511
 
 
うむ。
これはもうどうしようもない。
 
開いてしまっている。
 
 
Img_2514
 
しかも、素敵な場所にフライヤーも置いていただいている。
 
 
これはもう仕方がない。
 
やむなく、やむなく、昼呑みである。
 
 
Img_2512
 
ブルックリン ディフェンダー ゴールデンIPA。
ラガーよりちょっと苦みが増した味わいでこれまた美味い。
 
 
Img_2515
 
奈良の地酒専門店&立ち呑み 「なら泉勇斎」 さんも通りがかったが、定休日。
本日はあまりグイグイいってはいけないので、ホッとしたような… 残念なような…
 
しかし、隣のギャラリー勇斎でアート展示会。
 
 
Img_2516
 
以前にアー写やライブ撮影をしていただいていた こだまだいすけ さんも参加していたので入館。
素敵な作品を拝見できてラッキー。
 
 
 
というわけで、正午前後のほんのひとときの散策でしたが、ウン十年ぶりの味に舌鼓を打ったり、初めての訪問だったり、と実に濃厚な時間となりました。
 
 
そんな奈良での 特別なワンマン は もう来週末!
 

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・

Blunote20196

風情ある奈良町にある本当に素晴らしい音空間、ブルーノート
他にはない、地元奈良ならではの特別なワンマン。

■6月29日(土) 奈良 ブルーノートならまち
 デ・オッシ ワンマン

 開場15:00 開演16:00
 予約2000円(Drink等別)

 

 ご予約はコチラにて

※席数に限りがあります。
是非どうぞ早めのご予約をお願いします。

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・
 
60520885_383160525624054_585565354544490
 
■7月9日(火) 大阪 umeda TRAD
 the OLD ROOKIES vol.7
 開場18:30 開演19:30
 前売3000円 当日3500円(Drink別)
出演:吉本篤央,デ・オッシ,LEE-BEN,イシワタケイタ
 
 ご予約はコチラにて
 

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・

 
1_3

■7月13日(土) 奈良 大安寺(獅子吼殿)
 野上朝生×デ・オッシ 『奈良を唄う』
 開場16:30 開演17:00
 終演19:30予定
 予約 2500円
 ご予約はコチラ 
 
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・
 
Img_2287
 
■7月27日(土) 岡山 MO:GLA
 「オカシナまやかしノ夜」
 デ・オッシ ワンマンSpecial
 開場18:00 開演19:00
 前売2500円 当日3000円 (1Drink別)
 
ご予約はコチラまで
 
※終演後、アフターライブパーティを開催します
21:30頃~23:30終了予定。
別途 2,000円(1Drink,お料理,“ミニライブ”付)
参加ご希望される方はチケット予約の際に「アフターライブパーティ参加」 の旨をご明記ください。
あるいは、当日でも受付可能です。
 
 

 

2019年6月16日 (日)

オカシナまやかしノ夜 ツーマンSpecial最終夜

今年1月から岡山で開催してきたツーマンシリーズの第三回目が終わった。
岡山MO:GLAで昨年から思案してきた目論見。
そして昨年秋の時点では本当に何も決まっていなかった2019年という年における唯一の計画だった。
 
岡山のPESMI&PICCIと三度に渡り、音楽的にも切磋琢磨しつつ盛り上げていこうというシリーズだった。
 
 
62678864_1389558117849216_61638355522200

 
共演者とのコラボレイトというのは自分たちにとって定番であり、お馴染みなことでもあるが、それぞれに独特の混ざり具合があり独自性があり、それはもちろんPESMI&PICCIも同様だった。
第一夜では既存曲でのセッションだったが、そこで感じたおもしろさから、第二夜は我々デ・オッシの「ゆきずり」をPESMI&PICCIアレンジで。
そして、最終夜である昨夜はPESMI&PICCIの「こがねむし」をデ・オッシ アレンジでお届けした。
 
この「こがねむし」はPESMI&PICCIらしいユニークな世界観と危ういほど鮮烈なメロディが優しい曲の中にひしめいている。
この曲を理解しまた新たに良い展開に持っていけるのは自分たちしかないだろう、という自負で請け負った。
主なアレンジはとるこ、そして歌とギターのハーモニーはわたくし。
 
ここしばらくはこの曲をじっくり聴き、何度も何度も体に沁み込ませていたのでこれまで以上に好きになった。
…というより、もはや自分たちの曲のように血肉になった節もある。
なのでこの日しかないだろうという時に改めてデ・オッシVer.で味わってもらおうと密かに思っている。
 
 
昨夜のライブ中は何故かふと、この半年の岡山での様々な想いが蘇ってきた。
 

64342704_2789637511078365_52241462975476

 
岡山での、しかもこの広いMO:GLAでの、“ワンマン” という目標を定めてやってきたこと。
ここMO:GLAでのライブ、あるいは何度かプロモーションライブをさせてもらったエブリイでのことも。
 
 
64922284_350500402279519_754917985200006

 
一音一音を味わい、噛みしめるように演奏できた夜だった。
 
 
なんて気持ちよく演奏させてもらえるんだろう。
 
なんて歌うことが幸せに思えているんだろう。
 
 
思えばもうずっとここMO:GLAでは、ライブとしては最高な感覚しか記憶にない。
 
それはこの場所が持つ力であり、そして、PAゆうすけ君のおかげである。
エブリイでも、ゆうすけ君にお世話になりっぱなしだ。
 
もはや、ほとんど注文することなどもない。
岡山においては第三のメンバーとさえ感じているほど全幅の信頼を寄せている。
 
そして、MO:GLAオーナー サンジさんの照明がまた抜群なんだ。
そう、そうなんだよ、世界を彩るってそういうことなんだよ! って思える絶妙さがあるのだ。
 
 
Img_2290
 
そんな最終夜はPESMI&PICCIから。
毎回見事にクオリティを更新してきていた。
この第三夜は音楽的に当然ながら最高なものだった。
 
 
そして続くデ・オッシのステージは、PAゆうすけ君の爆笑から始まった。
 
 
本番前、さぁこれからスタートというステージメイキングの時点で、とるこさんの椅子が崩壊(笑)。
 
MO:GLAではお馴染みの、回るシルバーのハイチェアーを破壊。
 
 
62576088_2024613494512117_26844477178406
 
そんなハプニングもありつつ、ライブはスタート。
 
 
64214054_1020976154766750_69708292496618
 
64392842_361348647918329_488882021772086
 
64638787_628364254334125_611852004376969
 
64737824_313676576208197_545468337444460

 
そして前述のように、MO:GLAにすべてを委ねて自らが音楽の世界にどっぷりと入り込める、最高な時間を味わうことができた。
とても素晴らしい時間だった。
 
 
64479807_1957789550992061_90432159614270
 
64459752_415063686017183_670995457678036
 
62559427_2333352046883435_21147604424956
 
最後の 「ゆきずり」 セッションは最高だった。
 
Stage Photo by Murasaki-san Thanks!!
 

 
正直なところ、興行的には厳しい面も大いにあった。
しかし、とても実のある目論見で、それを本当に意味あるものだったとするのは自分たちのこれからにかかっている。
とてもとてもありがたい時間だったのだから。
 
 
雨が降りしきる中、ご来場いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
 
三度に渡りお付き合いいただき、刺激をくれたPESMI&PICCIに感謝。
 
そして、MO:GLAファミリーには感謝と愛があふれすぎて、言葉で表現することさえままなりませぬ。
もう愛してるとしか言えない。
 
 
更に…
 
MO:GLAファミリーの天使たちが本番前にくれたもの。
 
 
Img_2291
 
デ・オッシの宝物です。
 
 
62520612_414677845786307_379148107030252
 
昨夜のステージでは とるこのイヤリングになりました。
  
ひなた・かなた
ありがとう!
 
 
さて、来月はとうとう デ・オッシのワンマン at MO:GLA!
岡山での初ワンマン!
 
ようやく岡山の地で、このMO:GLAの最高なサウンドの中で、デ・オッシの世界にどっぷり入り込んでいただきます。
 
 
どうか是非とも足を運んでください。
じっくりと味わってもらえることを心から願っております。
 
 
Img_2287
 
■7月27日(土) 岡山 MO:GLA
 「オカシナまやかしノ夜」
 デ・オッシ ワンマンSpecial
 開場18:00 開演19:00
 前売2500円 当日3000円 (1Drink別)
 
ご予約はコチラまで
 
※終演後、アフターライブパーティを開催します
21:30頃~23:30終了予定。
別途 2,000円(1Drink,お料理,“ミニライブ”付)
参加ご希望される方はチケット予約の際に「アフターライブパーティ参加」 の旨をご明記ください。
あるいは、当日でも受付可能です。
 
 
心よりお待ちしております。
 
 
そして、とるこさんが破壊したチェアーがコチラ。
 
 
Img_2296
 
 

さて、二週間後は地元・奈良での特別なワンマン!

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・

Blunote20196

風情ある奈良町にある本当に素晴らしい音空間、ブルーノート
他にはない、地元奈良ならではの特別なワンマン。

■6月29日(土) 奈良 ブルーノートならまち
 デ・オッシ ワンマン

 開場15:00 開演16:00
 予約2000円(Drink等別)

 

 ご予約はコチラにて

※席数に限りがあります。
是非どうぞ早めのご予約をお願いします。

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・
 
60520885_383160525624054_585565354544490
 
■7月9日(火) 大阪 umeda TRAD
 the OLD ROOKIES vol.7
 開場18:30 開演19:30
 前売3000円 当日3500円(Drink別)
出演:吉本篤央,デ・オッシ,LEE-BEN,イシワタケイタ
 
 ご予約はコチラにて
 

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・

 
1_3

■7月13日(土) 奈良 大安寺(獅子吼殿)
 野上朝生×デ・オッシ 『奈良を唄う』
 開場16:30 開演17:00
 終演19:30予定
 予約 2500円
 ご予約はコチラ 
 
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・
 

«大和郡山の源九郎はん

フォト
無料ブログはココログ