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2017年12月12日 (火)

東京マンスリー9ヶ月間を終えて

かつてないほどの強風に車を吹き飛ばされそうになりながらの帰途。

東京マンスリー デ・オッシの『まさかの扉』 全9回
 
名古屋マンスリー デ・オッシの『定点観測』 全8回

共に最終回を終え、奈良に帰って参りました。

 

その他も含め、今年は2月以外の11ヶ月、毎月東名高速を走り続けた一年。

 

富士の美しさにも何度も助けられたな…

 

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『まさかの扉』の計画を立てたのは昨年のちょうどこのくらいの時期、年の瀬も押し迫る頃合い。
幌馬車ツアーなどでもツアーマネージャーをしてくれた まっきいさんに相談しに横浜まで行き、みっちり7,8時間ほどミーティング。

すっかり縁遠くなっていた東京という町。
そこでマンスリー企画を続けるなんて無謀にも近い、ということは頭からわかっていたことだったけれど…

なんでやろうと思ったのかな(笑)?

 

“東京で何とかしたい” などということではなく、たまたま色々なタイミングが重なって東京で始めることになっただけ。
きっかけはほんのひとつの目的だったけれど、それをするためには地道なことを積み重ねていかなければならないと気付き、そこから今この段階で “挑戦する” ということをまたやりたくなった、それが始まりだったように思う。

 

もう少し楽にうまく活動することもできるかもしれない。

もうそれなりに損得勘定を働かせてやることも可能かもしれない。

 

いや、そんな道は実は存在しないのだ。
お得で気楽な道なんて残念ながら先々まで続いてはいないし、きっとどこかでその道から外れて冒険に出たくなってしまうだろう。
そもそも自分たちには安全な道なんてまだなかったからね。

 

とにかく毎月開催するということで、手探りで始めるしかなかったことだけはたしか。
一発大きな打ち上げ花火を上げるわけではないから、いかに地に足をつけて歩んでいくかが大切だった。

 

正直に言うと何度もくじけそうにもなった。
恥ずかしながら悔しくて泣きそうになることもあった。

 

けれど続けてこれたのは、出演してくれたゲストの方々と共に音楽を奏でられた時の喜びがどれもかけがえないものであったこと。
皆さんのその人柄にも毎回救われてきました。

 

そして、この企画を最後まで続けさせてくれた HEAVEN青山という場所があってこそ。
ハマさん、レン君、きっと大変だったことと思います。

 

更には、ずっと音響でお付き合いいただいた かなこちゃん。
彼女の存在は本当に大きかった。
良い音を提供してくれる、という技術的な意味合いでもありがたかったし、その醸し出す雰囲気やどんなことにも嫌な顔ひとつせず対応してくれる人柄にも救われ続けてきました。
 
 
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そして一番大きかった存在。

影でずっと支え続けてくれた、まっきいさん。

 

くじけそうになってるときも、察してくれたのか、連絡をくれてこちらの不安を解消してくれるような言葉をかけてくれたり…
自分たちがステージに集中できるように、あらゆる実務的なことやそれ以上のことを何も言わずにしてくれていました。
もう苦労しかかけてないし、どうしたらお返しできるだろうと悩むことしかできないくらいにお世話になりっぱなし。

 

あぁ… もう何か今になって泣けてきた…
どうしよう(笑)。

 

ドラマのように、とんでもない奇跡のようなハッピーエンドになることなどはないとはわかっていた。

 

それを狙うなら、一発の打ち上げ花火を上げるための企画をする方がまだ望みは高い。
とにかく、そういうものにだけはしたくなかった。

祭りの後の寂しさや虚しさのようなものは昔にも多少は経験している。

 

自分たちが目指したかったのは、これまでより歩んでいる道が広くなっていること、視野が広くなっていること。
気がつけばこんな場所まで来れてたんだ、という感覚をこの先に持てるように自分の足で進んでいくこと。

 

そんな自分たちの気持ちを汲んでくれて、支え続けてくれたまっきいさん、
そして、HEAVEN青山の皆さんには感謝しかありません。

“自分たちの足で進んでいく” なんて、言えばかっこ良さそうだけど、どれだけの人に助けられているか…

 

この恩を忘れずに、やってきたことを確実に糧にして、また先に歩を進めて参りたいと思います。

 

そんな デ・オッシの『まさかの扉』
最終回のゲストには大切な仲間である小林未郁ちゃんをお迎えしてお送りしました。

 

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本当に最後に彼女とステージを共にできて良かったと思える夜でした。

 

彼女自身、常に挑戦の人生、もっと茨の道を進み続けている存在。
これまでに長いツアーもご一緒させてもらって、言わずして気持ちを汲んでくれているのもわかった。

 

そして何よりステージが楽しくて刺激的だった。

 

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NolenNiu-de-Ossiの 『永遠の妄想』『楽園の境界線』『夜明け前の譚詩曲』
小林未郁の 『女の幽霊』でのコラボレイション。

彼女の歌との融合はまた他にはない独特の世界が生まれていてとても刺激的。
『まさかの扉』最終回にして、この融合は更に広げていきたい!と未来への期待と展望が更に開けたのも嬉しい。

 

ご来場いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

 
 

さて、終わってしまった 『まさかの扉』
これまでの8回も少しだけ振り返ってみたいと思います。

 

#1 4月9日(日)
ゲスト: 入日茜

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今思えば、気持ちの余裕がなかったこの第1回目(笑)
茜ちゃんの優しくあたたかい人柄とやわらかい空気感にはホント救われたな…
コラボでは『奈良の春日野』『この道』を。

 

#2 5月19日(金)
ゲスト:
蜂鳥あみ太=4号with大和田千弘(pf)

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先月と540度ほど打って変わってこの様相。
2回目にしてこのイベントの振り幅の広さは明らかにされた感が…(笑)
『ハヴァナギラ』『アラバマソング』でのセッションはアツかった。

 

#3 6月17日(土)
ゲスト:
影絵師SAKURA

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異色の取り合わせ。
でも企画当初からどうしてもやりたかったコラボ。
こんなに求めているものにピッタリ合う方に出会えたことこそが、まさかの扉。
我々の『蓮華草の少女』に新たな影絵をつけていただきました。感動。

 

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そしてたくさんの音楽仲間が駆けつけてくれたのも嬉しかったな…

 

#4 7月9日(日)
ゲスト:
丸山研二郎

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ほぼ同時進行くらいで彼とは静岡マンスリーにて毎回刺激的な出来事を共有していたこの時期。
そもそも東京で頑張ってみようと思った理由のひとつに、彼との東京でのライブを企画したいというものがあったのだ。
今となっては、ひとつのきっかけにすぎないのだが、そういう存在を迎えられた大切な日だった。
丸山研二郎『春』
NolenNiu-de-Ossi『決めた』『惜別の歌』
ミルトン・ナシメント『Ponta de areia』などをやったかな?

 

#5 8月5日(土)
ゲスト:
山田晃士

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常に憧れの存在であり、敬愛する先輩である晃士さん。
2015年の『ばれない嘘』ツアー以来、ご無沙汰だったのでずっと機会を探っていたこともあり、この企画が持ち上がったときに真っ先に頭に浮かんだお方。
久々にご一緒させていただきましたが、もうそのお人柄で瞬時にあの楽しかったツアーの頃の感覚に帰らせてもらえました。
晃士さんの『花のかんばせ』と NolenNiu-de-Ossi『ナマスナマステ』でコラボ。

 

#6 9月10日(日)
ゲスト:
ミーワムーラ

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そもそもこの『まさかの扉』をHEAVENでやりたいと思ったのは、昨年の柴草玲さんとミーワムーラとの『エデンのもうちょい東』というイベントがとても楽しかったから。
なのでちょっと振り出しに戻ってきた感もあったこの日(笑)。
少し前の大阪でのツーマンもとても楽しかったので和気あいあいと。
それもムラさん&ミワちゃんの人柄によるところ。
コラボは ミーワムーラ『お師匠さん』 NolenNiu-de-Ossi『萌ゆる青さ、心に毒を』

 

#7 10月13日(金)
ゲスト:
ふれでりっく書院

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そしてどういう展開になるか全く未知だったのがこの日(笑)。
それゆえにとても楽しみでもあった。
Accoのクラキョンちゃん以外は初対面。
しかし、それはそれは刺激的で楽しい夜となりました。
ふれ書『彼のDV』 NolenNiu-de-Ossi『狐狸の葬列』 でコラボ。
タイトルだけ見るとどちらもロクでもない感じだな(笑)
しかし、中身は別物。
そして、この日初めてご一緒したドラムの中島聖悟君が翌月のワンマンに参加してくれることが急遽決定。
う~~む… まさかの扉!

 

#8 11月11日(土)
NolenNiu-de-Ossi ワンマン

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第一部はデ・オッシ二人だけで
第二部は中島聖悟君を交えたスリーピースで
おかげさまで良い雰囲気の中たっぷりとやらせてもらいました。
短期間でNolenNiu-de-Ossiの中にしっかりと入り込んでくれた聖悟君に感服と感謝。

 

そして、小林未郁ちゃんを迎えた先日の#9 ファイナルで締め。

 

デ・オッシの『まさかの扉』 全9回。

毎月欠かさず来ていただいた方々
遠路はるばる何度も駆けつけてくれた方々
どの日のどの回に来てくれた方も本当に感謝しています。

そして、支えて下さった関係者のみなさんにもあらためて感謝。

 

あくまでこれは通過点で、進んでいく道の途中でしかありません。
しかし、『まさかの扉』を続けさせてもらったこと ━━━
それは今後、とてつもなく大きいものであったと振り返れる日がくると信じております。

いや、そうしなければならない。

 

その未来をもって、お礼として皆さんにお返ししていきたいと思っております。

 

本当にありがとうございました。

 
 

     『まさかの扉』 - 完 -

 
 
 

で、終わらないのが2017年。

だって、名古屋でも静岡でもマンスリーをやらせてもらってきたからね。

 

そちらは明日以降にまた少し振り返らせてもらおうと思います。

 

さて、年内のライブは残り一本。
NolenNiu-de-Ossiワンマンにて、珠玉のクリスマスライブをお届けします!
絶対楽しい夜になるのでどうぞお楽しみに!
 
 
Dingdong
 
■12月24日(日) 大阪 雲州堂

NolenNiu-de-Ossiワンマン
クリスマス・スペシャル
『ディンドン・デ・オッシ』

 開場18:00 開演19:00
 終演21:15予定
 前売2500円 当日3000円 (Drink等別)

 
ご予約はコチラ

 
 

そして、『まさかの扉』は終了しましたが、年明け1月には再びHEAVEN青山にてこのイベント!
 

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■1月27日(土) 東京 HEAVEN青山
 
柴草玲×NolenNiu-de-Ossi×ミーワムーラ
『エデンのもうちょい東』 Season2

開場19:00 開演19:30
前売3000円 当日3500円 (1Drink別)

 
ご予約はコチラ

 
 
Bluenote210
 
■2月10日(土) 奈良 ブルーノートならまち
 
NolenNiu-de-Ossi ワンマン

開場15:00 開演16:00
前売2000円 (Drink別)

 
ご予約はコチラ

 
 

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コメント

コラムを拝見していてこの9ヶ月間を思い出し目頭が熱くなったため、こちらでは初めてですが思わずコメントを(笑)
どの回も見逃したくなくて、何をも優先して通った9ヶ月間でした。自分にとっても思い出深い大切な時間。これからまた沢山の新たな扉が開かれていくのを、楽しみにしております♪

9ヶ月間皆勤ありがとうございました!
様々大切なことがある中で優先していただき感謝しております。

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