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2018年8月21日 (火)

“かたばみの実がはじける度に” という曲

「かたばみの実がはじける度に」 という曲がある。

NolenNiu-de-Ossiの前身バンドとなる、まほろば楽座の初期~中期の代表曲だった。
作ったのはおそらくもう18年ほど前になるわけで、正直なところ今となっては何だかこっ恥ずかしいところは多々あるのだが、思い出も溢れるほどある。

“思い入れ” ではなく “思い出” ということかもしれない。

 

まほろば楽座の1stにも収録してるし、その後4作目となる 『うつつのてまえ』 にも再録している。
その間に参加したオムニバスにも実は別バージョンを収録している。
なかなか三回も同じ曲を録音することはない。

 
 

もちろん、若かりし当時はそれなりに自信作だったと思うのだが、自分が思っている価値以上に周りに評価してもらったことで代表曲になっていったような気がする。
いつも聴きにきてくれるファンの方々が気に入ってくれて、それを求めてくれる。
業界の人たちが気に入ってくれて評価をしてくれる。

そうなってくると逆に、そこまでのものではない、という恥ずかしさすら感じてしまっていたような気がする。
歌詞もアレンジも。

 
 

特にアレンジにおいてはバンドで何度も悩んでどんどん変えていった。
結局当時は 「これだ!」 というところに行きつかないまま、メンバーチェンジなどもあってやらなくなってしまった曲となった。

 

当時は大手事務所とそれなりの目標に向けて密接に関わっていたこともあって、この曲が推されていたひとつであったことは確かだ。
そのときにレコーディングしたのが、2nd『哀歌集』 だった。
そこには収録していないにもかかわらず、「かたばみの実がはじける度に」 だけ別でPVを制作した。

 
 
Katabamipv
 
 

初めてのPV撮影だった。

結局、最後の最後で納得のいかない状況になってPVは幻のものとなった。

 

思えば、『哀歌集』 も何とか発売にはこぎつけたけれど、実はあれもレコーディングの質は最高、その後はもう最悪の展開という流れだった。

 

いろいろ学ばせてもらったことも多いし、感謝すべきことも多い。
しかしその分、辛かったことも記憶にしっかり残っているし、たしかに辛酸をなめさせられたことも少なからずある。

 

そういった時代の様々な記憶があの曲には詰まっている。

 
 

もう今となっては何だか恥ずかしさもあって、まさか復活させるなんて思いもよらなかったのだが…

 

“まほろば楽座” という前身バンドの供養のような企画を昨年に始めてしまったので、この機会にやはりこの曲は一度くらいはやっておかなければいかないか… というところにいきついた。

しかも、当時から一番この曲の扱いに困っていたとる子からの提案でもあったので、これは何かおもしろいことになるかも… という気持ちもあった。
 

そして、こんな過去の曲に対して本当に多数のリクエストをいただいていたことが何より大きい。

 
 
 

12年だ。

この曲をやらなくなって、もう12年ほど経つのだ。

 
 
歌詞は意外にもほぼ覚えていた。
 

しかし、三味線のフレーズなどはさすがにもうちょっと覚えてないだろうし、過去の技量でつけたものを再演するのもどうかと思うので、新たに考えるか…
とか思っていたのだが、いざ弾いてみると…

 

何度か弾いてみると、スルスルっ…と思い出せた。

いや、思い出せたというより、勝手に手が動いたのだ。

 

なるほど。

たった5,6年ほどのことだったのかもしれないが、何度も何度も弾いて歌い、そして様々な波に揉まれていたあの頃の曲は体が覚えてしまっているんだな。
 
 
 
押し寄せる波にのまれ、流され、さまよい続けていた、あの頃だったからこそ
身勝手な波がまた寄せれば、私には拒めないわけだ。
 
 
 

その間もいろいろと悩みながら手は変えているので、いつのどの時代のフレーズが組み合わさっているのかはわからないが、これがまたおもしろい点だ。

もはや、自分の曲という感覚は超えてしまっているので自由に弾けるにもかかわらず、できるだけ原曲とかけ離れすぎないものを弾きたいという気持ちになるのだ。
まるで 『Let it be』 のギターソロはやっぱりアレを弾きたい、と思うように…

 

また、同じものを弾こうと思っても、12年という歳月が何かを加味してくれる。
今さら見栄を張る必要もない。

 
 

たった一曲でこれだけの様々な想いがよぎるのだ。

 

大変だ。

NolenNiu-de-Ossi ワンマン
~まほろば楽座Special~

 
 

さて、ここからが本題だ。

 

この日、ご来場いただくに皆さんのお力をお借りしたい。

 
 

その 『かたばみの実がはじける度に』 を皆さんにも歌っていただきたいのです。

当時ライブで何度も聴いてくれた方やCDで知ってくれている方々にはおわかりいただけると思いますが、この曲は一人で歌うには難があるのです。

 
 

今回、そのための レクチャー (深夜ラジオ番組風)  を制作しました。

  

コチラ をクリック!

 

是非、歌詞をご参照の上、聴いてみて下さい。

 
 
Maho31_01
 
 

もちろん、当日もただただ聴いているだけがいいという方もいらっしゃると思いますので、歌いたいと思ってくれた方だけで結構です。
じっくり聴いていただきたい曲も多数、一緒に声を出していただきたい懐かしい曲もいくつか候補には挙がっています。
まほろば楽座~マホロバガクザ に思い出や関心をお持ちいただいている方はもちろん、そうでない方にも楽しんでもらえるようなライブにしたいと思っております。

それでは…
今週木曜日、どうぞ楽しみにしていて下さい。

   

■8月23日(木) 大阪 雲州堂
 NolenNiu-de-Ossiワンマン
 ~まほろば楽座Special~

 開場18:30 開演19:30
 【入場無料・投げ銭制】
 
*入場無料なので是非お気軽にお越し下さい。
*雲州堂の美味しい料理、ドリンクを楽しんで下さい。(要注文)
*ライブを楽しんでもらえたらチップをお願いします。
 

雲州堂

 

Maho4

 

まほろば楽座 (マホロバガクザ) とは?

2000~2008年
デ・オッシの前身バンド。
5枚のアルバムと1枚のDVDをリリース。
活動履歴詳細

 

Maho8_2

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Atsuosuka

エミテム&デ・オッシの!
『アツオスカ・イヤコラ=スズシオス』
 

■9月14日(金) 高松 RUFFHOUSE
■9月15日(土) 岡山 MO:GLA
■9月16日(日) 大阪大正 サレガマ

詳細・前売予約

 

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Eden3

柴草玲×ミーワムーラ×NolenNiu-de-Ossi
『エデンのもうちょい東』 Season3

 
■9月23日(日) 大阪 雲州堂
■9月28日(金) 東京 HEAVEN青山
■9月29日(土) 福島県いわき バロウズ

詳細・前売予約

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■10月13日(土) 名古屋 Bar Strega
 ストレガ14周年記念スペシャルライブ!
 NolenNiu-de-Ossi×よしこストンペア
■10月27日(土) 山梨 Studio天空馬
 With/ Komes,ピヨピヨクラブ
■10月28日(日) 東京 中目黒 FJ's
 ノレンニゥー・デ・オッシ×ミチルンサトコ

■11月22日(木) 京都 Live Spot RAG
 花田えみ音楽博覧会2018
 ~Happy 12days live in RAG~

■11月23日(金祝) 奈良 ブルーノートならまち
 NolenNiu-de-Ossi ワンマン

Bluenote201811

 
■12月22日(土) 大阪 雲州堂
 NolenNiu-de-Ossi X'masワンマン
 『ディンドン・デ・オッシ』
 
 

詳しくは Website にて

 

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