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2020年1月16日 (木)

フィエスタ、それはあなたと私のご縁日

これまで長年、幾度も幾度もワンマンや主催イベントをしてきたけれど
「来てくれた人が喜んでくれたらいいな」 「参加してくれた人が楽しんでくれたらいいな」
と、ここまで純粋に思って迎えられたことはなかったかもしれない。
 
などと言うと大いに語弊があるかもしれないが…
 
いや、そんなことは当然ずっと思ってきたことだ。
もう15年も16年も昔の まほろば楽座 のワンマン 「大座興」 の頃だってそうだ。
会場に着いた瞬間喜んでもらえて、中に入ったらもっと楽しめて… とか、当時はむしろ今よりそういうことに力を入れていたかもしれない。
演奏そのものよりも装飾やそんな準備に力を入れすぎてる感もあり、だんだんと真面目に音楽的な方へ力を注ぐようになったのではあるが(笑)。
 
しかしそれすら、今思えば、結局は自分たちを評価してもらいたいが為にやっていたのではないか、とさえ思うようになってきた。
それくらい、年々もっと純粋な気持ちの上で、みんなに少しでも幸せな気持ちになって帰ってもらいたいと思えるようになっている。
 
そうすると、逆に作為的なものが減っていくんだよな。
義務感的なものは少しづつ削がれていき、単純に自分たちが楽しめるものをしたいという基準で考えるようになっている気がする。
「こうしたらおもしろいかな」 「こうしたら一緒に楽しんでもらえるかな」 と考えることは楽しさであり、評価を求めるような気持ちなど微塵も出てこない。
 
 
そういうものが伝わったのかな。
 
あくまで結果的になんだけど、なんだか終わってみて振り返ると、いろんな気持ちが繋がって、あの場所にいたみんなで幸せな空間を作っていたような気がする。
 
 
それはもしかしたら、自分の思い上がりかもしれない。
 
でも、少なくとも自分には終演後に会う人会う人が何か輝いて見えて、最高に幸せな気持ちにさせてもらえた。
 
 
デ・オッシの2020年、渾身の企画
  フィエスタ・デ・縁日
 
その記念すべき第一回目を盛況に終えることができました。
 
 
Ay
 
ご来場くださった皆さんに、そして、ゲストのみんな、出店者の皆さん、関係者各位に心から感謝。
本当にありがとうございました。
 
 
開場するや否や、タルタルクラブは大盛況。
 
 
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ブースの写真がないので、映像から…
 
 
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(うちの店、取材お断りやから… の小芝居のくだり。)
 
山田明義花田えみちゃんというミュージシャンとしても忙しい身のお二人が頑張ってくれました。
美味しいお料理はこのイベントの重要な要素。
この二人のキャラ・人柄だからこそ、信頼してここを任せていられる。
 
 
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メインディッシュはコチラ。
 
 
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そして、長年のお付き合いの idea of a joke のヨーコちゃんと、キミトラ土器のキミちゃんの奇才アーティスト・コンビ。
みんなが楽しんで覗いてる姿が嬉しくて、密かにニヤニヤと観てしまいました。
 
 
この三組に出店をお願いして本当に良かったな、と改めて思いました。
 
ただ、料理を提供します、ただ商品を陳列します、というわけじゃない。
もう一緒にこのイベントを作り上げてくれている存在で、音楽を奏でているわけじゃないけれど、間違いなく フィエスタ・デ・縁日 [壱] の重要な出演者でした。
 
 
この三組には 4月の [弐] にも出店してもらうことが決定!
タルタルはさらに美味しい特別メニューを考えてくれるようだし、奇才二人もまたパワーアップしてくること必至です。
どうぞお楽しみに。
 
 
そして、開演。
 
 
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まずはデ・オッシがフロアにてワンマイクで2曲。
この紅白幕はデ・オッシさんの (正確にはまほろば楽座時代の) 自前ね。
封印してた数々の装飾品の中のひとつ。
 
イメージは最近のパンチブラザーズとか、あるいは50,60年代のアメリカのミュージシャンのイメージだったんだけど。
この紅白幕とこの楽器編成じゃ、絶対に違うものをイメージするよね(笑)。
 
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しかも用意してくれたマイクはSONYのサンパチ。
漫才や演芸で必ず使われてきた象徴的なコンデンサー・マイク。
さすが、岩井さん(PA) わかってるわぁ…(笑)。
 
 
そして、そのままステージの The Alan Smithy Band にバトン。
 
 
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20年来の仲間であり、(先日のコラムでも書いたけれど) ある意味、親戚のような状態になっているバンド。
こういう形でライブを観るのはもう14年ぶりとかそんなくらい経つんじゃないだろうか。
若い頃から上手かったけれど、なんだろう… いい歳のとり方をして音楽をより楽しめているのだろうか、円熟味はもちろん、むしろロックキッズ感も増していて、とてもバランスが良くライブが心地いい。
いいメンバーが揃って、今一番いい状態なんだろうなと思わされる素敵なステージでした。
 
 
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そして、城領明子
彼女の歌を聴くのも久々だけど、本当に歌いだした瞬間、その場の空気が変わるね。
その素晴らしさは元より、なんだけど、より声が魅力的に響いて聞こえたなぁ。
心に刺さるような、沁みるような魅力と共に、何だか以前の記憶よりもっと優しく包み込まれるような声に感じて、深く聞き入ってしまいました。
 
 
それぞれにご縁があるミュージシャンたちがこうして再会してステージをつくりあげていくわけだから…
 
楽屋もそりゃ楽しいことになるよね。
 
 
そこに、実際にここで共に切磋琢磨していた元メンバーがいるのだから尚更のこと。
今、思えば懐かしさすら感じないくらい、自然に馴染んでいたな。
自分でも気付けないくらい瞬時にあの頃に戻っていたような、そんな不思議な気持ち。
 
 
そして、デ・オッシ
 
 
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この広いステージで演奏する自分のイメージもいつの間にかしっかりと帰ってきていた。
気持ち良くて、楽しくて、そういう気持ちをむしろ少し抑えながら、できるだけ落ち着いて丁寧に進行させていきたかったんだけど…
 
 
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ところどころは無理だったみたい(笑)。
 
 
そして、アランスミシーから 藤原基博、蔦江貴広 を迎え入れて
 
 
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久々に、四人での まほろば楽座 で 「淡い光」。
 
 
そして、アンコールをいただき
 
 
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「石段の途中」
 
 
 
感無量。
 
 
 
振り返ったら、そこにもとやんがいる。
横を見たら、ヒゲがいる。
 
 
何度も何度もここで見たきた光景。
 
 
実はリハーサルで一緒にステージに上がってからずっと、懐かしさのようなものがあまり込み上げてきていなかった。
むしろ今もまだ一緒にライブ活動をしていて、スタジオに入ってツアーに出ている中の一環のような気さえしてしまっていたのだ。
 
本当に一緒にステージに立つのは久々だし、めったに連絡をとることなどもなかったんだけど…
なんだろうな、そんなことを気にすることすら必要ないくらい、家族のような感覚になっていたのかもしれないな。
 
 
しかし、さすがに本番はちょっと懐かしさが込み上げてきて感慨深くなってしまいました。
しかもフロアを見てしまうともうダメね。
年々、涙脆くなってきてるしね。
 
 
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アンコール時のステージ袖で、誰かが 「最後に BON JOVI やりたい」 って言ったので(笑)。
 
 
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フィエスタ・デ・縁日 [壱] 終了。
 
 
終演後はまほろば楽座時代のアルバム 「ウツロヒ」 がバカ売れでした(笑)。
 
Photo by まつ,KWKNさん、吉本篤央君、ヨーコ、KNKN Thanks!
 
 
来てくれた人に、参加してくれた人に、今日来て良かったって思ってもらえることが何よりの喜び。
その日、そこにいたことを何かしら意味のあるものにしてもらえたなら、そんな嬉しいことはないです。
 
 
自分たちはミュージシャンで、音楽を演奏したり作ったりすることが本分。
もちろん、何よりも大事にしていることではあるんだけれど…
 
でも、そんなことはひとりの人間としては本当に些細なひとつの事柄に過ぎなくて
本当は、それで誰かに幸せな気持ちになってもらうことができて初めて意味を成すものなんだろう。
 
 
それは、楽しいと思ったり、笑い転げたりすることでもあるだろうし
あるいは、過去を清算できたり、気持ちを切り替えられたりすることでもあるかもしれない。
幸せを感じるということにも様々なものがあると思う。
 
決して大きな力にはなれないのかもしれないけれど
それでも、誰かの痛みを少しだけ和らげることができたり、躓きそうなときにほんのささやかな支えになれたり、顔をあげて前に向かえたりする小さなきっかけになれたなら…
 
そんなことは計画的に、作為的にできることではないので
ただ自分は真摯に音楽と向かい合い、気持ちを込めて皆さんを迎えることしかできないんだけど
 
 
ただそれだけしかできないんだけど
 
 
自分が音楽を奏で続けていくことを許されて、それを喜びにさせてもらえたら嬉しいです。
 
 
 
週の半ばにもかかわらずお集まりいただいた皆さん、本当にありがとうございました。
平日なので行きたいと思っても行けなかった方のお気持ちもありがたく感じています。
 
そして、言葉にせずともいろんな気持ちを汲んでくれて、本当に良い時間を共に作ってくれた
出演者、出店者の皆さん、TRADの皆さん
本当にありがとうございました。
 
 
さて、第二回目は 4月15日(水)
会場はもちろん umeda TRAD です。
 
 
我々をこのステージに帰ってこさせてくれた 吉本篤央
そして、東京から 高橋てつや
という二人の素晴らしいシンガーソングライターを迎えます。
是非とも聴いて欲しい歌、観て欲しいステージです。
 
 
今からチェック、どうぞよろしくお願いします。
 
 
■4月15日(水) umeda TRAD

 デ・オッシ presents
  フィエスタ・デ・縁日 [弐]

 開場18:00 開演19:00
 前売2500円 当日3000円(Drink別)

【ライブ】
デ・オッシ
高橋てつや
吉本篤央

【Food】
タルタルクラブ(京都)

【Shop】
idea of a joke(奈良)
キミトラ土器(大阪)
and more...
 
 ご予約はコチラにて
 
 
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次回のライブは 久々のファンダンゴ!
そして、堺に移転して初のファンダンゴ!
祝日なので開演から終演まで早い時間からのイベントとなります。
デ・オッシはラストに登場。
 
■2月11日(火祝) 堺 ファンダンゴ
 開場15:30 開演16:00
 終演19:00予定
 前売2300円 当日2800円
【出演】
デ・オッシ
NDARICCA×NA.×アタカ
ひなたになった
一畳さえこ(rokujohitoma)
 
 ご予約はコチラまで
 
 

 

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